公開日: 2025年07月30日
【メンズ】失敗しない白クロップドパンツの選び方とコーデ例
白クロップドパンツの完全ガイド!
選び方から着こなし方までをプロが徹底解説!
こんにちは!
MENZ-STYLEのメンズ研究所でバイヤー兼スタイリストを10年勤めるAKEです。
筆者
元アパレルショップ店員の経験を活かし、商品セレクトやお客様からのコーディネート相談を10年以上担当。
・年間500商品以上をセレクト
・年間15,000件を超えるコーディネートをスタイリング
白クロップドパンツは爽やかで清潔感のある印象をつくれる反面、
「白は膨張して見えそう」
「合わせ方が分からない」
「子どもっぽくならないか心配」
と感じていませんか?
特にメンズファッションでは、白パンツはコーディネートの難易度が高いと感じる方が多いアイテムです。
この記事ではそんな不安を解消するために、
白クロップドパンツの選び方から、失敗しない着こなしのコツ、大人っぽく見せるための具体的なコーデ例まで分かりやすく紹介します。
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監修者
2006年9月、25歳でメンズファッション通販「MENZ-STYLE(メンズスタイル)」を1人で立ち上げる。「3年後もかっこいい服のみ扱う」というコンセプトを掲げ、流行ファッションよりも3年後にも「その服、かっこいいですね!」とまわりから言われるお客様が多くなることでリピーターが1人、また1人と増えて、法人化。2025年で経営18年目の40代社長。
■目次
なぜ白クロップドパンツは難しいと感じるのか?
白クロップドパンツは、爽やかで清潔感のある印象を与えてくれるアイテムですが、
「太って見えそう」「目立ちすぎるかも」「子どもっぽくならないか不安」
と感じて避けてしまう方も多いのではないでしょうか。
特にメンズファッションでは、ベーシックな色(黒・ネイビー・グレー)に慣れている方ほど、白いパンツに対してハードルの高さを感じやすい傾向があります。
実際、白クロップドパンツが難しく感じられる理由には、次のようなポイントがあります。
1. 膨張色のため、体型が強調されやすい
白は膨張色なので、足のラインがはっきりと出てしまい、「脚が太く見える」「短足に見える」といった悩みにつながります。
特にワイドすぎるシルエットや短すぎる丈だと、よりアンバランスに見えやすくなります。
2. 他のアイテムとのバランスが難しい
白いパンツは主張が強いため、トップスや靴の選び方を間違えると、全体がちぐはぐに見えてしまいます。
特に明るい色同士を組み合わせすぎると、全体がぼやけて子どもっぽい印象になることもあります。
3. コーディネート次第で「頑張ってる感」が出やすい
白パンツはコーディネートが整っていないと「キザっぽく見える」「無理してるように見える」といった印象を与えることがあります。
シンプルなアイテムだけでまとめようとしても、何となく「おしゃれ初心者感」が出てしまうことも悩みのひとつです。
こうした理由から、白クロップドパンツは一見シンプルに見えても、実はアイテム選びと着こなし方のバランスが非常に重要なアイテムです。
しかし、選び方のポイントさえ押さえれば、誰でもスマートに着こなすことができます。
次の章では、失敗しないための選び方のコツをご紹介します。
失敗しない白クロップドパンツ選びの2つのコツ
白クロップドパンツはいくつかのポイントさえ押さえれば、大人の男性でもすっきりとした印象で着こなすことができます。
ここでは、初心者の方でもすぐに実践できる、失敗しない白クロップドパンツ選びのコツを2つご紹介します。
①裾幅が細い細身の白クロップドパンツを選ぶ
白は膨張色のためパンツのシルエットによっては脚が太く見えたり、
全体がだらしなく見えてしまうことがあります。
特に裾にゆとりがあるデザインは、足元が重くなり、野暮ったい印象を与える原因になります。
こちらの画像をご覧ください。
また裾幅にゆとりがありすぎても野暮ったく見えてしまいます。
このように白クロップドパンツはシルエット次第で印象が大きく変わってきます。
白クロップドパンツを選ぶ際は、ふくらはぎにかけて細くなるテーパードシルエットや、裾幅が細めに設計されたスリムタイプを選ぶのがポイントです。
②無地もしくはワンポイントデザインのシンプルな白クロップドパンツを選ぶ
白のクロップドパンツは、それ自体が明るく視線を集めやすいアイテムです。
そのため、柄物や装飾が多いデザインを選んでしまうと、下半身だけが目立ちすぎてコーディネートのバランスが崩れやすくなります。
特にファッションに慣れていない方ほど、派手な印象になってしまいがちです。
そこでおすすめなのが無地、もしくはポケットやウエストまわりにさりげないワンポイントが入った程度のシンプルなデザインです。
主張を抑えたパンツはトップスとの組み合わせもしやすく、全体を落ち着いた印象に仕上げてくれます。
また、シンプルなデザインは着回しの幅も広く、年齢を問わず取り入れやすいというメリットもあります。
白パンツ初心者の方こそ、無地やワンポイントに絞って選ぶことで、コーディネートが失敗しにくくなります。
【最新版】大人の男性にふさわしい白クロップドパンツ5選
白クロップドパンツをすっきり着こなすには、シルエットやデザイン選びがとても重要です。
ここでは、先ほどご紹介した「裾幅が細い」「シンプルなデザイン」といったポイントを押さえた、
大人の男性にぴったりな白クロップドパンツを5点厳選してご紹介します。
どれも清潔感と落ち着きを兼ね備えたアイテムなので、初心者の方でも取り入れやすく、
夏のスタイリングに自信が持てる一本がきっと見つかるはずです。
爽やかさと引き締め感を両立するテーパードシルエット
裾に向かって細くなるスッキリとしたテーパードシルエットが特徴の白クロップドパンツ。
裾幅が細めに設計されているため、膨張色の白でも脚が太く見えにくく、シャープな印象をつくれます。
ウエストのリボンや裾のさりげないデザインが、大人っぽさと遊び心のバランスを両立。
シャツやカットソーとも相性が良く、夏のメンズコーデを上品に仕上げてくれます。
お客様からの高評価の声をご紹介
スマート
自分は少しお腹が出ているのですが、とてもスマートにみえてお気に入りです。
これを着て外出するのが楽しみです❗️
- 身長:171~175cm
- 体重:70kg~75kg
- 体格:普通
- 年代:50代
- 購入カラー:ホワイト
- 購入サイズ:L
- 洋服の手触り:涼しい
- 着用シーン・季節:デート, イベント, 夏, 飲み会
- 着用時の体験に当てはまること:おしゃれが楽しくなった, 出掛けるのが楽しみになった
- 褒められた相手:女性(友人)
夏に1本
履き心地良し!Mサイズでぴったりでした!リボンがお洒落。
- 身長:171~175cm
- 購入サイズ:M
- 体重:55kg~60kg
- フィット感:サイズ通り
- 体格:やや細め
- 年代:40代
- 購入カラー:白
- 洋服の手触り:柔らかい
- 着用シーン・季節:デート, 夏, 普段着
- 着用時の体験に当てはまること:おしゃれが楽しくなった, 出掛けるのが楽しみになった
■この白クロップドパンツはこんな方におすすめ!
・白パンツは膨張して見えるのが不安な方
・細身シルエットで清潔感を出したい方
・シンプルすぎないアクセントがほしい方
ミリタリー×白でつくる、大人の抜け感スタイル
サイドポケット付きのカーゴタイプながら、白カラーとスリムな丈感で重たさを感じさせない1本。
ミリタリーデザインをベースにしながらも、シルエットはあくまでスマートに仕上げており、カジュアルさと清潔感を両立したい男性にぴったりです。
Tシャツやポロシャツとの相性も抜群で、アクティブな夏の大人コーデに最適な1本です。
■この白クロップドパンツはこんな方におすすめ!
・男らしさと清潔感を両立したい方
・白パンツでもアクセントがほしい方
・アウトドア感を抑えて街着として使いたい方
誰でもきれいめに見せられる、ハリ感素材の白パンツ
センタープレスと適度なハリのある素材感で、脚のラインをすっきり整えてくれる白クロップドパンツ。
無地で装飾を省いたシンプルなデザインは、どんなトップスとも相性が良く、派手さを抑えて落ち着いた印象にまとめたい大人の男性に最適です。
スニーカーにも革靴にも合わせやすい、万能な1本です。
■この白クロップドパンツはこんな方におすすめ!
・白パンツ初心者でコーデに自信がない方
・きれいめな印象を重視したい方
・幅広いトップスと合わせやすいデザインが欲しい方
メンズの足元を引き締める、美脚シルエットと光沢感
ファスナーディテールがアクセントになった白クロップドパンツは、装飾が控えめながらも洒落感のある一本。
適度に伸縮性のある生地が脚にフィットし、白パンツ特有の野暮ったさを感じさせません。
ベージュやグレー系のトップスと組み合わせることで、より洗練された雰囲気を演出できます。
■この白クロップドパンツはこんな方におすすめ!
・野暮ったさのない、大人な白パンツを探している方
・デザイン性とシンプルさを両立させたい方
・細身で動きやすいパンツを好む方
夏の定番を格上げする、無駄のない美シルエット
クセのない無地デザインで、白クロップドパンツ初心者にもおすすめの一本。
スリムなシルエットと8〜9分丈の絶妙な丈感が、脚のラインをすっきり見せてくれます。
トップスに濃色を合わせるだけで自然なコントラストが生まれ、洗練された夏のコーディネートが完成します。
■この白クロップドパンツはこんな方におすすめ!
・白パンツを初めて取り入れる方
・着回しやすさを重視する方
・シンプルな服装が好きな方
大人見えする白クロップドパンツコーデのコツとは?
白クロップドパンツは爽やかで清潔感のある印象を作れる一方で、
合わせ方によっては「若作り」「子どもっぽい」といった印象を与えてしまうこともあります。
特に明るい色のトップスと組み合わせると全体のコーディネートに締まりがなく、ラフになりすぎることがあるため注意が必要です。
では、大人っぽく上品に見せるにはどうすればよいのでしょうか?
濃い色のトップスを合わせて全体を引き締める
大人っぽく見せたいときは、黒やネイビー、チャコールグレーといった濃色のトップスを合わせるのが基本です。
これらのカラーは白の明るさを程よく抑えてくれるため、全体の印象が引き締まり、落ち着いた雰囲気を演出できます。
特にネイビーは白との相性が良く、清潔感をキープしながらも知的で爽やかな印象に。
黒を合わせるとスタイリッシュでシャープな印象になり、カジュアルな白パンツでも大人らしい雰囲気に仕上がります。
また、濃色トップスは体型のメリハリを作りやすく、上半身をスリムに見せる効果もあるため、バランスよく着こなしたい方におすすめです。
コーデをかっこ良く仕上げる白クロップドパンツに合う靴とは?
白クロップドパンツは丈が短く、足首が見える分、足元に視線が集まりやすいアイテムです。
そのため、どんな靴を合わせるかによって、コーデ全体の印象が大きく変わります。
せっかく白パンツで爽やかな印象を作っても、靴の選び方を間違えると「ちぐはぐ」な印象になってしまうことも。
白クロップドパンツには、ローカットで高級感のある素材の靴を選ぶのが基本です。
具体的には、以下のようなタイプがおすすめです。
黒・グレーやベージュのレザースニーカー: 派手すぎず、白との相性も抜群。落ち着いた印象で大人っぽく見せたいときに最適です。
キャンバス素材のシンプルなスニーカー: カジュアルな雰囲気を保ちつつ、清潔感も演出できます。
スエードやレザーの短靴: カジュアルすぎない仕上がりになり、シャツスタイルとの相性も良好です。
反対に、ボリュームのあるハイカットスニーカーやスポーツ系スニーカーは、パンツの丈感とバランスが取りにくく、子どもっぽく見えてしまう原因になるため注意が必要です。
素足風に見せる「シューズインソックス」を取り入れると、脚のラインがよりきれいに見え、脚長効果もアップします。
大人見えする白クロップドパンツコーデ5選
白クロップドパンツは爽やかな印象をつくれる反面、合わせ方を間違えると幼く見えたり、コーディネートがぼやけて見えてしまうこともあります。
そこで重要なのが、「全体の引き締め感」と「色のバランス」。
先ほどご紹介したように、黒やネイビーなどの濃いトップスや、すっきりした靴を合わせることで大人っぽい印象に整えることができます。
ここからは、そうしたポイントを押さえた、実際に参考にできる白クロップドパンツの大人向けコーディネート例を5つ厳選してご紹介します。
アイテムの組み合わせ方や色の選び方に注目しながら、自分に合ったスタイルを見つけてみてください。
濃色シャツで引き締める、爽やかモノトーンコーデ
膨張しやすい白クロップドパンツに、黒シャツとボーダーTを合わせた鉄板の引き締めコーデ。
モノトーンでまとめることで、清潔感がありつつも大人らしさをしっかりキープできます。
レザー調の黒バッグや白スニーカーも、全体のバランスを整えるポイント。
夏らしい軽さと大人の落ち着きを両立した、実用性の高いスタイルです。
■このコーデはこんなシーンにおすすめ!
・休日のショッピングや街歩きに
・カフェやランチなど軽めのデートに
・旅行時のきちんと感のある移動コーデとして
黒×グレーで仕上げる、引き締め効果のある大人カジュアル
存在感のある白カーゴパンツに、黒のパーカーとグレーの柄ニットを合わせたメリハリコーデ。
濃色トップスで上半身を引き締めることで、白パンツが浮かずに自然に馴染みます。
カジュアルな素材使いながらも色味を抑えているため、ラフになりすぎず、大人の余裕を感じさせるスタイルに仕上がります。
■このコーデはこんなシーンにおすすめ!
・アウトドア帰りや車移動のある休日に
・友人とのカジュアルな集まりに
・ショッピングモールなど広めの施設での外出時に
くすみカラーで柔らかく締める、大人のリラックススタイル
黒のインナーで全体を引き締めつつ、久住カラーのデニムシャツでやわらかさを加えたバランスの取れた夏スタイル。
白クロップドパンツの清涼感が引き立ち、リゾート感も感じさせる一着です。
ゆるすぎずキメすぎないシルエットで、大人の休日コーデとして活躍します。
■このコーデはこんなシーンにおすすめ!
・海や公園などのリゾートシーンに
・落ち着いた雰囲気のカフェでの休日に
・30代~50代の大人男性の休日スタイルに
ネイビーの濃淡で魅せる、清潔感と知的さを両立した夏コーデ
ネイビーの濃淡で統一感を出し、白クロップドパンツとの対比で清潔感を際立たせた一着。
爽やかさの中にも知的な印象があり、誰でも好感を持たれやすい配色バランスです。
インナーとパーカーの色味を微妙に変えていることで、単調にならず奥行きも演出されています。
■このコーデはこんなシーンにおすすめ!
・女性との初対面や合コンなど清潔感が求められる場面に
・カジュアルな社外イベントや交流会に
・暑い日の屋外デートや散歩コースにも
ジャケットを羽織るだけで完成、大人のスマートサマースタイル
白クロップドパンツに黒のサマージャケットを羽織るだけで、簡単に大人っぽくスマートな印象に仕上がるコーデ。
Tシャツとスニーカーで軽さを出しつつ、ジャケットで上品さをプラス。
全体を白黒で引き締めているので、気温が高い日でも落ち着いた雰囲気をキープできます。
■このコーデはこんなシーンにおすすめ!
・きちんと感が求められる外出や打ち合わせ前の移動に
・大人の男性にふさわしい夏のディナーコーデに
・短時間の通勤や在宅ワーク中の外出にも対応可
【NG例】子供っぽく見える原因はコレ!避けるべき白クロップドパンツコーデ
白クロップドパンツは、選び方や合わせ方を間違えると、大人っぽく見せるつもりが一転して子供っぽく見えてしまうことがあります。
特に「ゆるすぎるシルエット」や「明るすぎる色同士の組み合わせ」「合わせる靴のミス」などは、実は多くの人が気づかずにやってしまいがちなNGパターンです。
せっかく白パンツを取り入れても、コーディネート全体がちぐはぐになってしまっては逆効果。
ここでは、ありがちな失敗例とその原因を具体的に解説し、どうすれば子供っぽく見せずに済むかをしっかりお伝えします。
NG例①上下ダボダボシルエットな白クロップドパンツコーデ
【避けるべき理由】
トップスもパンツもゆったりとしたシルエットで合わせてしまうと、全体の印象がぼやけてしまい、白クロップドパンツの清潔感や爽やかさがかえって半減してしまいます。
特に白は膨張して見えやすいため、ワイドなシルエット同士を組み合わせると「部屋着っぽさ」や「ルーズな印象」が強まり、子どもっぽく見えてしまう原因になります。
【解決策】
白クロップドパンツを主役にする場合は、全体をスリムにまとめるのが基本です。
トップスもコンパクトなサイズ感でまとめることで、白パンツの爽やかさや清潔感が引き立ち、大人らしい印象に仕上がります。
特に肩幅や身幅がジャストなシャツやカットソーを選ぶと、全体のバランスが整いやすくなります。
「上下ともにゆったり」ではなく、「細身×細身」を意識することで、白パンツをすっきり着こなすことができます。
NG例②派手な柄の白クロップドパンツコーデ
【避けるべき理由】
白クロップドパンツに大きな柄や目立つ装飾があると、それだけで視線が下半身に集中してしまいます。
特にチェック柄や総柄、カラーステッチが多いデザインは、スタイリングが難しく、コーディネート全体がちぐはぐな印象になりがちです。
また、パンツの派手さをごまかすためにトップスまで柄物を合わせてしまうと、バランスが崩れて子供っぽく見えてしまうこともあります。
【解決策】
装飾が多いパンツよりも、無地またはワンポイント程度のシンプルなデザインを選ぶことで、清潔感と落ち着いた雰囲気を出しやすくなります。
柄を取り入れたい場合は、パンツではなくトップスや小物で調整するのが良いでしょう。
NG例③ビビットカラーと合わせた白クロップドパンツコーデ
【避けるべき理由】
白クロップドパンツは視線を集めやすいアイテムですが、そこに赤や黄色、鮮やかなブルーといったビビッドな色を合わせてしまうと、色同士が強く主張し合い、全体の印象がちぐはぐになります。
さらに色のトーンがバラバラだとコーディネートがまとまらず、「派手すぎて落ち着きがない」「頑張りすぎて見える」といった印象につながりやすくなります。
【解決策】
白パンツの明るさを引き立てるには、トップスや靴にはネイビー・黒・グレーなどの落ち着いた色を合わせるのが基本です。
色数を2〜3色に抑えることで統一感が生まれ、白パンツの爽やかさと上品さが自然に引き立ちます。
差し色を使いたい場合は、靴や小物など目立ちすぎない場所で取り入れると、洗練された印象に仕上がります。
NG例④クロックスを合わせた白クロップドパンツコーデ
【避けるべき理由】
白クロップドパンツは足元に視線が集まりやすいため、カジュアルすぎるサンダルやスリッパ感のある靴を合わせると、一気に“手抜き感”や“子どもっぽさ”が出てしまいます。
中でもクロックスは、機能性には優れているものの、街着としてはラフすぎる印象を与えがちで、大人っぽい印象を損なってしまいます。
【解決策】
白クロップドパンツに合わせるなら、スリッポンやレザー調のサンダル、シンプルなローカットスニーカーがおすすめです。
足元に適度なボリューム感と清潔感を持たせることで、コーディネート全体のバランスが整い、きちんと感のある大人の着こなしに仕上がります。
足元がカジュアルすぎないだけで、白パンツの爽やかさが引き立ちます。
【Q&A】白クロップドパンツについての悩みをここで解決!
白クロップドパンツは着こなしの幅が広い分、ちょっとした選び方や組み合わせ方で印象が大きく変わってしまいます。
こちらでは日常的に感じやすい疑問や不安に対して、具体的な解決策や着こなしの工夫をまとめました。
スタイリングの軸に迷ったときにぜひ参考にしてみてください。
Q.白クロップドパンツは透けるのが心配です。インナーはどうすればいいですか?
A.白のパンツは生地が薄い場合、下着のラインや色が目立つことがあります。
その対策としては、まずインナーの色を「グレー」「ベージュ」など肌に近いトーンにすることが効果的です。
白や黒の下着は意外と浮きやすいため避けるのが無難です。
また、しっかりとした厚みとハリのある素材を選ぶことで、透け感自体を防ぐこともできます。
見た目の清潔感を保つためにも、インナー選びは軽視せずに整えておきましょう。
Q.夏以外の季節にも白クロップドパンツは使えますか?
A.基本的には春夏向けのアイテムですが、季節のつなぎ目や初秋でも使えます。
合わせるアイテムを調整すれば、夏以外にも十分活用可能です。
例えば秋口であれば、7分袖のジャケットや長袖シャツを合わせることでバランスが取れます。
また、素材がリネンや薄手コットンの場合は春夏中心に、厚みのあるツイル生地や微起毛素材なら初秋まで対応できます。
パンツ自体が明るいため、上半身には季節感のある色を使ってコントラストをつけると自然に見えます。
Q.白クロップドパンツはスニーカー以外にどんな靴と合わせるとおしゃれに見えますか?
A.ローカットのレザースリッポンや、落ち着いたデザインのサンダルがおすすめです。特に大人っぽく見せたい場合は、キャンバス素材ではなくスエードや合皮の素材を選ぶと、足元に上質感が出てコーデ全体が引き締まります。
カラーはベージュ・ブラウン・ライトグレーなど、白パンツと自然に馴染む中間色を選ぶとバランスがとりやすいです。
反対に、スポーツブランド系のボリュームあるスニーカーは避けた方が無難です。
Q.白クロップドパンツは何歳まで着ても大丈夫ですか?
A.年齢よりも“着こなし方”次第です。
40代・50代でも、シルエットと色使いに気を配れば白クロップドパンツは十分着こなせます。
特に細身のテーパードシルエットで、トップスに襟付きのシャツや7分袖ジャケットを合わせれば、大人の落ち着きを保ちながら爽やかさを演出できます。
ポイントは「やや引き締まった印象を保つこと」と「足元を品良くまとめること」。
カジュアルな中にも整った印象があれば、年齢を問わず取り入れられるアイテムです。
Q.洗濯のたびに白クロップドパンツが黄ばんできそうで不安です。ケア方法は?
A.白いパンツは清潔感が命なので、黄ばみやくすみを防ぐケアが大切です。
洗濯前に襟元やウエスト周りに中性洗剤をつけて軽く揉み洗いしておくと、汗や皮脂による変色を防ぎやすくなります。
また、漂白剤を頻繁に使うと生地が傷みやすいため、週1〜2回の酸素系漂白剤がおすすめです。
干すときは直射日光を避け、裏返して陰干しすることで色の劣化も防げます。定期的にきちんとケアしておけば、長くきれいに着用できます。
白クロップドパンツについてのまとめ
白クロップドパンツは、爽やかさや清潔感を演出できる便利なアイテムでありながら、
選び方や合わせ方を間違えると「太って見える」「子どもっぽい」など、失敗しやすい一面もあります。
大人っぽく着こなすためには、裾幅が細くスッキリしたシルエットを選ぶこと、デザインは無地またはワンポイント程度に抑えることが大切です。
トップスには黒やネイビーなどの落ち着いた色を選び、足元もシンプルで清潔感のある靴を合わせれば、誰でも品のあるコーデに仕上がります。
今回紹介したNG例やQ&Aも参考に、自分に合った白クロップドパンツのスタイルを見つけて、夏のメンズファッションを楽しんでください。





















