2025年02月10日
夏のスマートカジュアルとはどんな服装?
「スマートカジュアルでお越しください」と言われたとき、どんな服装をすればいいのか迷うことはありませんか?
「夏なのにジャケットは必要? 暑さ対策はどうする?」
「ジャケットなしだとラフすぎる? 清潔感を保つには?」
「TシャツやスニーカーはOK? どこまでカジュアルにしていい?」
「年代によってスマートカジュアルの正解は違う?」
特に夏は暑さと湿気の影響で、スマートカジュアルの選び方がより難しくなります。ジャケットを着るべきか迷う場面や、ジャケットなしでも品良く見せる方法など、悩みは尽きません。さらに、20代・30代・40代・50代と年齢によっても「適切な着こなし」は変わります。
しかし、素材選びや色使い、アイテムの組み合わせを工夫するだけで、夏でも快適にスマートな印象を保つことは可能です。
この記事では、夏のスマートカジュアルの基本ルールに加え、
・年代別のスマートカジュアルコーデのポイント
・ジャケットを取り入れるべき場面と着こなし方
・ノージャケットでも洗練された印象を作る方法
を詳しく解説していきます。
「夏でも自信を持ってスマートカジュアルを着こなしたい!」という方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
おすすめのスマートカジュアルコーデセット
夏のスマートカジュアルの基本と注意点|暑さと上品さのバランスが鍵
スマートカジュアルの服装を探す▲
夏に「スマートカジュアルでお越しください」と言われると、どこまでカジュアルでOKなのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
特にホテルのレストランやパーティーなどでは、Tシャツや短パン、サンダルは避けるべきとは分かっていても、「ジャケットは必要?」「スニーカーはOK?」と、具体的な基準が分からず困ることもあるでしょう。
また、暑さとオシャレのバランスを取るのも夏ならではの悩みです。汗をかきやすい季節だからこそ、快適さを保ちつつ、清潔感のある着こなしを意識することが大切です。本記事では、夏のスマートカジュアルの基本と、意識すべきポイントを詳しく解説していきます。
【夏のスマートカジュアルとは? 基本の服装選び】
夏のスマートカジュアルでは、「上品さ」と「清潔感」が重要なポイント。フォーマルほど堅苦しくなく、それでいてラフになりすぎない服装を意識しましょう。
≪トップス選び~襟付きが基本≫
スマートカジュアルのトップスは、襟付きのシャツやポロシャツが基本です。半袖でもOKですが、派手なデザインやスポーティーすぎるものは避け、シンプルで品のあるものを選びましょう。
Tシャツはカジュアルになりすぎるため、基本的には避けたほうが無難ですが、ジャケットと合わせることでバランスを取ることも可能です。また、汗ジミが気になる季節なので、吸湿・速乾性のある素材を選ぶと、快適さと清潔感を両立できます。
・ジャケットは必須? シーンによって使い分けを
ジャケットは、きちんと感を出すために有効なアイテムですが、暑い季節には着るべきか迷うこともあります。
ホテルのレストランや高級店では、ジャケットを羽織るのが無難
カジュアルなレストランや屋外のイベントでは、ノージャケットでもOK
ジャケットを選ぶ場合は、通気性の良いリネンやコットンの薄手のものを選びましょう。暑さが気になる場合は、ジャケットの代わりにジレ(ベスト)を活用するのもおすすめです。
≪パンツ選び~ショートパンツはNG!スラックスやチノパンが正解≫
ボトムスは、スラックスやチノパン、きれいめのデニムを選びましょう。ショートパンツはカジュアルすぎるため、スマートカジュアルには適しません。
また、夏場はシワになりやすい素材も多いため、アイロンがけが面倒な場合はストレッチ素材のスラックスを選ぶと、快適さと上品さを両立できます。
≪靴選び~スニーカーOK?ローファーが無難≫
足元は意外と見られるポイント。間違った靴を選ぶと、せっかくのコーディネートも台無しになってしまいます。
ローファーやレザーシューズなら間違いなし
きれいめなスニーカーならOK(派手なデザインやスポーツ系はNG)
サンダルやビーチサンダルは避ける
また、靴下の選び方も重要。素足風に見せたい場合は、インビジブルソックス(カバーソックス)を活用すると、涼しげな印象を演出できます。
【夏のスマートカジュアルの注意点|清潔感と涼しさの両立が鍵】
1. 清潔感を意識する
汗をかく季節だからこそ、汗ジミやシワが目立たない服を選ぶことが重要です。特にリネン素材は涼しい反面、シワになりやすいため、着る前にアイロンやスチーマーで整えておくと良いでしょう。また、デオドラント対策や制汗スプレーの活用も忘れずに。
2. サイズ感を大切にする
ゆったりした服は涼しげに見えますが、オーバーサイズすぎるとだらしない印象になってしまいます。反対に、タイトすぎると動きにくく、汗染みが目立つ原因にも。程よく体にフィットしたサイズを意識し、ジャケットやシャツの着丈が長すぎないよう注意しましょう。
3. 色使いを工夫する
夏場は涼しげなライトカラー(白、ベージュ、ライトグレー)がベスト。黒や濃紺などのダークカラーは、熱を吸収しやすいため、暑苦しく見えがちです。もし暗めの色を取り入れたい場合は、トップスかボトムスのどちらかに明るい色を持ってくることで、バランスを取るのがポイントです。
4. ジャケットの有無を判断する
夏場はジャケットを着るべきか迷うことが多いですが、レストランや格式のある場ではジャケット着用が無難です。カジュアルな場ではノージャケットでも問題ありませんが、その場合はシャツの素材感やパンツのきちんと感を意識しましょう。また、ジャケットを脱ぐことを想定し、インナーは清潔感のあるものを選ぶことも大切です。
5. 靴と小物で品をプラス
服装がシンプルになりがちな夏は、小物で品をプラスするとより洗練された印象になります。
シンプルなレザーのベルトや腕時計を取り入れる
リュックよりトートバッグやクラッチバッグを選ぶと上品な印象に
サングラスやハットを活用しつつ、派手すぎないものを選ぶ
【夏のスマートカジュアルは「きちんと感」と「快適さ」がカギ】
夏のスマートカジュアルは、フォーマルほど堅苦しくなく、それでいてラフすぎない「上品さ」と「清潔感」が求められます。暑さ対策を意識しつつ、涼しげな素材や色を上手に活用することで、快適で洗練されたスタイルを実現できます。
次に、年代別のスマートカジュアルコーディネート例を紹介していきます。ぜひ、自分に合ったスタイルを見つけてみてください。
20代の夏スマートカジュアル|爽やかさと大人の余裕を演出
【20代の夏のスマートカジュアルの悩み例】
「カジュアルすぎると子供っぽく見える」「ジャケットは必要?」
「手持ちの服で工夫できる?」「スニーカーはOK?」
「コスパよくスマートカジュアルを揃えたい」
【20代の夏スマートカジュアルのポイント】
20代は、フレッシュで爽やかな印象を与えることが大切ですが、幼く見えないようにするのもポイントです。特に、普段のカジュアルな服装から大人っぽい着こなしへ移行する際、どこまでカジュアルにしてよいのか迷うことが多いでしょう。
・シンプルで上品なアイテムを選ぶ
まず、襟付きのシャツやポロシャツを基本にすると、きちんとした印象になります。色はホワイトやライトブルーなどの爽やかなものを選ぶと清潔感がアップ。ボトムスはスラックスや細身のチノパンを合わせると、カジュアルになりすぎません。
・ジャケットはなくてもOK、でもシャツで清潔感を
カジュアルな場では、ジャケットなしでもOKですが、その場合はシャツの素材やシルエットを意識しましょう。リネンシャツやオックスフォードシャツなら、通気性がよく快適さを保ちつつ、大人っぽい印象に仕上がります。
・スニーカーもOKだが、きれいめを意識
20代なら、スマートカジュアルにシンプルな白スニーカーを合わせてもOK。ただし、ロゴや派手な装飾が少ないものを選びましょう。ホテルのレストランや高級な場所では、ローファーや革靴のほうが無難です。
20代のスマートカジュアルは、「シンプルで清潔感がありつつ、大人っぽさをプラスすること」が鍵。無理に背伸びせず、着回ししやすいベーシックなアイテムを揃えましょう。
薄手の夏用ジャケットは通気性抜群。胸元にラインデザインのある白シャツはスポーティな印象。形態安定でメンテナンスも楽ちん。20代のスマートカジュアルコーデ例|ネイビー夏ジャケット×形態安定白半袖シャツ×ベージュチノパン
通気性の良い夏用ネイビージャケットを白Tシャツに合わせた夏のアウタースタイル。夏でもジャケットが必要なシーンでは重宝するコーデです。20代のスマートカジュアルコーデ例|ネイビージャケット×白半袖Tシャツ×黒チノパン×黒革靴
30代の夏スマートカジュアル|大人の余裕と落ち着きを意識した着こなし
【30代の夏のスマートカジュアルの悩み例】
「カジュアルすぎると若作りに見える」「TシャツはOK?」
「ノージャケットでも大人っぽく見せるには?」「仕事でも使える?」
「上質なアイテムを選びたいが、どこにお金をかけるべき?」
【30代の夏スマートカジュアルのポイント】
30代は、20代の頃の爽やかさを活かしつつ、「大人の余裕」や「落ち着き」を意識した着こなしを目指すのがポイントです。シンプルなアイテムでも、上質な素材や洗練されたシルエットを選ぶことで、品のあるスマートカジュアルに仕上がります。
・シンプルながら質の良いアイテムを選ぶ
30代は、デザインよりも「素材の質」や「シルエット」にこだわることが大切です。シャツはリネンやコットンの上質なものを選び、色はネイビー・ベージュ・ホワイト・グレーなどの落ち着いたトーンがベスト。ボトムスはスラックスやチノパンを選び、ラフになりすぎないようにしましょう。
・ノージャケットでも上品に見せる工夫を
暑い夏はジャケットなしでもOKですが、その場合はシャツのシルエットを意識することが重要。例えば、リネンシャツやオックスフォードシャツなら、通気性が良く快適でありながら、きちんと感を保てます。また、ポロシャツを取り入れる場合も、襟がしっかりしたデザインのものを選ぶと、大人っぽい印象になります。
・スニーカーは場面によってOK、レザーシューズが無難
カジュアルな場では、シンプルなレザースニーカーならスマートカジュアルに馴染みます。ただし、派手なデザインやスポーツ系のスニーカーは避け、ミニマルなデザインのものを選びましょう。ホテルのレストランや格式のある場所では、ローファーや革靴を選ぶのが無難です。
30代のスマートカジュアルは、「落ち着きのあるシンプルな着こなし」と「大人の余裕を感じさせる上品さ」が鍵。オン・オフ両方で活躍するアイテムを揃えながら、自分らしいスタイルを見つけていきましょう。
薄手のネイビーのサマージャケットをモノトーンコーデと合わせたシックな大人スタイル。涼しさと男らしいカッコよさを両立させたコーデです。30代のスマートカジュアルコーデ例|ネイビーサマージャケット×黒半袖スリムカットソー×グレーストライプシャツ×グレースリムチノパン×白革靴
グレーのテーラードジャケットに白カットソー、ネイビーのスリムパンツを合わせたシンプルなカジュアルジャケパンスタイル。足元の挿し色ブラウンのスエードローファーがおしゃれですね。30代のスマートカジュアルコーデ例|グレーテーラードジャケット×白Tシャツ×ネイビースリムパンツ×ブラウンスエードシューズ×ビジネストートバッグ
40代の夏スマートカジュアル|落ち着きとこなれ感を演出する大人の着こなし
【40代の夏のスマートカジュアルの悩み例】
「ラフすぎると品がなく見える」「年相応のカジュアルが分からない」
「体型が気になり始めたが、スマートに見せるには?」
「快適さを重視したいが、だらしなく見せたくない」
【40代の夏スマートカジュアルのポイント】
40代は、若作りに見えないようにしながら、「落ち着き」と「こなれ感」を意識するのがポイントです。無理にトレンドを追うのではなく、上質なベーシックアイテムを選び、自然な大人の魅力を演出しましょう。
・リラックス感のある上品なアイテムを選ぶ
40代は、カジュアルすぎず、かといって堅苦しくなりすぎない「程よいきちんと感」が大切です。シャツはリネンやシアサッカーなどの涼しい素材を選び、パンツはスラックスやセンタープレスの入ったチノパンで、全体のシルエットを整えましょう。体型が気になり始める年代なので、オーバーサイズではなく、程よくフィットするサイズ感を意識すると、スマートな印象を作れます。
・ノージャケットでも大人の品格をキープ
夏場はジャケットなしの場面も増えますが、その分、シャツやポロシャツの素材感やデザインにこだわることが重要です。例えば、リネンシャツを選ぶ場合は、シワ感をあえて楽しめる上質なものを選び、ポロシャツを着る場合は、襟がしっかりしたハリのあるものを選ぶと、きちんと感が出ます。
・足元はレザーシューズで格を上げる
40代のスマートカジュアルでは、足元の選び方が印象を左右します。カジュアルすぎるスニーカーよりも、ローファーやスエードのドライビングシューズを選ぶと、こなれた大人の雰囲気を演出できます。カジュアルな場なら、レザー素材のミニマルなスニーカーを選ぶのも◎。
40代のスマートカジュアルは、「リラックス感」と「上品さ」のバランスが鍵。シンプルなアイテムでも、質感やシルエットにこだわることで、落ち着いた大人の余裕を感じさせるスタイルを目指しましょう。
ネイビーの夏用テーラードジャケットと白の丸首半袖Tシャツをあわせたカジュアルジャケパンスタイル。同系色のパンツと合わせて、セットアップのような洗練された印象にしています。40代のスマートカジュアルコーデ例|ネイビーテーラードジャケット×白丸首半袖Tシャツ×ネイビースリムストレッチパンツ×黒スエード靴
ネイビーと黒のシックな印象の組み合わせジャケパンスタイル。丸首で優しく、それでいて清潔感のあるシンプルTシャツとコーデ。仕事にプライベートに活躍するカジュアルジャケパンスタイルです。40代のスマートカジュアルコーデ例|ネイビーテーラードジャケット×白ヘビーウェイト丸首Tシャツ×黒スリムストレッチチノパンツ×黒スエードシューズ
50代の夏スマートカジュアル|品格と快適さを兼ね備えた大人の着こなし
【50代の夏のスマートカジュアルの悩み例】
「ラフすぎると貫禄がなくなる」「若作りに見えないか心配」
「快適な服装がいいが、カジュアルになりすぎたくない」
「年齢にふさわしい上質なアイテムを選びたい」
【50代の夏スマートカジュアルのポイント】
50代のスマートカジュアルでは、「落ち着き」「品格」「快適さ」の3つを意識することが大切です。無理に若々しく見せようとするとチグハグな印象になりがちなので、年齢にふさわしい上質なアイテムを選び、自然な大人の魅力を引き出すことを意識しましょう。
・シンプルながらも素材の良さが際立つアイテムを選ぶ
50代は、デザインよりも「素材の上質さ」「仕立ての良さ」が重要です。シャツは、リネンやコットンの柔らかい風合いのものを選び、落ち着いたカラートーン(ネイビー・グレー・ベージュ・ホワイト)を中心にコーディネートしましょう。パンツは、センタープレスの入ったスラックスや、シルエットの美しいチノパンがベスト。
・ノージャケットでもエレガントに見せる工夫を
夏場はジャケットなしでもOKですが、全体のコーディネートを格上げするために、リネンシャツ+上質なポロシャツの組み合わせが便利です。特に、ポロシャツはカジュアルになりすぎないように、襟がしっかりしたものを選ぶのがポイント。
・靴や小物で品格をプラス
50代のスマートカジュアルでは、足元や小物で「大人の品格」を演出することが大切です。靴は、レザーのローファーやスエードのドライビングシューズを選ぶと、カジュアルでも上品な雰囲気を出せます。また、バッグはリュックよりも、レザーのトートバッグやクラッチバッグを選ぶと、洗練された印象になります。
50代のスマートカジュアルは、「落ち着いた品格」と「快適な着心地」が鍵。無理に若作りするのではなく、年齢に合った上質なアイテムを選びながら、大人の余裕を感じさせるスタイルを目指しましょう。
ネイビーのジャケットに白のワイシャツ型ポロシャツで涼しくスマートなシルエットを実現。細身のグレーパンツと合わせたビジネス・オフィスカジュアルスタイルです。50代のスマートカジュアルコーデ例|ネイビージャケット×白半袖ポロワイシャツ×グレースリムパンツ×黒トートバッグ
ポロシャツの上に薄手のジャケットを羽織った夏のジャケパンスタイル。細身でもストレッチの効いたグレーチノパンと合わせた大人スリムスタイルです。50代のスマートカジュアルコーデ例|ネイビー薄手ジャケット×白半袖ポロワイシャツ×グレースリムパンツ ポロシャツジャケットスタイル
【ジャケット編】夏のスマートカジュアルコーデ|暑さと上品さを両立する着こなし
【なぜ夏のスマートカジュアルでジャケットに悩むのか?】
夏のスマートカジュアルでジャケットを着るべきかどうか、多くの男性が悩む理由は以下のようなものです。
「暑いのにジャケットは必要なのか?」
「着たほうがいいと分かっていても、汗で不快になりそう」
「カジュアルな場ならジャケットなしでも良い?」
「ジャケットを着るならどんな素材や色が適切?」
「そもそも夏用ジャケットの着こなしが分からない」
ホテルのレストランやビジネスカジュアルな場面では、ジャケットを着たほうが無難ですが、暑さ対策や着こなしのポイントを知らないと、汗をかいてしまい逆に清潔感が損なわれることもあります。では、どのようにジャケットを取り入れれば、快適かつスマートに見えるのでしょうか?
【解決策 夏のスマートカジュアルジャケットコーデのポイント】
1. 素材選びで快適さを確保する
夏にジャケットを着る場合、最も重要なのは素材選びです。ウールやポリエステルの重たいジャケットではなく、通気性の良いリネンやコットン、シアサッカー素材を選ぶことで、涼しく快適に過ごせます。また、裏地のない**アンコンジャケット(軽量ジャケット)**を選ぶと、より軽やかに着こなせます。
2. 色は明るめ&薄めで涼しげに
黒やネイビーなどの濃い色のジャケットは熱を吸収しやすいため、夏場はライトグレー、ベージュ、ブルーなどの涼しげな色を選ぶと快適さが増します。見た目にも軽やかで、暑苦しさを感じさせません。
3. インナーは薄手でシンプルに
ジャケットの下に着るインナーは、汗を吸収しやすく、通気性の良い薄手のシャツやカットソーを選びましょう。リネンシャツやオックスフォードシャツなど、ジャケットと相性が良いアイテムを合わせることで、品のあるスタイルを維持できます。
4. ボトムスは軽やかにまとめる
ジャケットを着ると上半身にボリュームが出るため、ボトムスは軽やかな印象のスラックスやチノパンを合わせると、バランスが取れます。センタープレスが入ったパンツを選ぶと、よりきちんと感が増します。
5. 足元と小物で抜け感を作る
ジャケットを着るとフォーマルな印象が強くなりがちなので、ローファーやスエードのドライビングシューズを合わせることで、カジュアル感を演出できます。また、バッグも軽めのトートバッグやクラッチバッグを選ぶと、夏らしい雰囲気になります。
【夏のジャケットコーデは「涼しさ」と「きちんと感」のバランスが大切】
夏のスマートカジュアルでジャケットを着る際は、素材・色・シルエットを工夫することが快適さと上品さを両立するポイントです。暑さ対策をしながらも、清潔感を損なわないスマートな着こなしを意識しましょう。
麻のベージュジャケットと白シャツの優しい雰囲気に、メリハリの付いたグレーパンツと黒ベルト・靴のややカジュアルなコーディネート。パンツの配色に合わせたトートバッグもオシャレですね。夏のスマートカジュアルコーデ例|ベージュ麻ジャケット×白シャツ×千鳥格子チェックパンツ
ベージュとホワイトのリゾート感のあるジャケパンスタイル。インナーもストライプシャツでアクセントをつけています。ベルトと靴は素材感のあるアイテムで、夏の季節感を出しています。夏のスマートカジュアルコーデ例|ベージュ麻テーラードジャケット×ストライプクレリックシャツ×白パンツ くるぶし見せ
青のリネンジャケットとネイビーのリネンシャツを合わせたカジュアルなジャケパンスタイル。麻素材を使うことでリゾート感のある印象を作っています。夏のスマートカジュアルコーデ例|ブルーリネンジャケット×半袖ネイビーリネンシャツ×グレンチェックスラックス
爽やかなブルーの麻ジャケットに淡いピンクシャツ、パンツはネイビーのウィンドウペンチェックを合わせたおしゃれなジャケパンスタイルです。春夏に似合う、リゾート感のあるコーデになっています。夏のスマートカジュアルコーデ例|麻ブルージャケット×形態安定半袖ピンクシャツ×ネイビーウィンドウペンチェックパンツ
品の良いネイビージャケットはストレッチの利いた着心地のいいジャケット。パンツはホワイト、シャツは淡いブルーで涼しげに。黒ぶち眼鏡と黒靴黒鞄で引き締め効果。知的な印象のあるジャケパンコーデに仕上げています。夏のスマートカジュアルコーデ例|ストレッチネイビージャケット×ブルーシャツ×ホワイトパンツ
ネイビージャケットに白のボタンダウンシャツ、千鳥格子チェックパンツに黒のベルト・パンツを合わせたビジネスカジュアルの定番・ジャケパンスタイル。ネイビー・黒・白・グレーと安定感のあるビジネスカラーに、チェック柄でオシャレさを取り入れたコーデです。夏のスマートカジュアルコーデ例|ネイビージャケット×白シャツ×千鳥格子チェックパンツ
ホワイトジーンズにデニムジャケットとシャツの青が映える濃淡コーディネート。春夏の爽やかな空を彷彿とさせるコーデですね。靴とベルトに黒を配色すると引き締め効果があり、スマートさが増しますね。夏のスマートカジュアルコーデ例|デニムテーラードジャケット×ブルーストライプシャツ×ホワイトジーンズ
スリムなネイビーシャツとベージュのスリムパンツにデニムのテーラードジャケットを合わせた大人の休日スタイル。ネイビーシャツをインナーに使うとカジュアルな印象が強まります。男らしい色合いで頼りになりそうな印象がありますね。夏のスマートカジュアルコーデ例|デニムテーラードジャケット×ネイビーシャツ×ベージュスリムパンツ
【ノージャケット編】夏のスマートカジュアルコーデ|ラフになりすぎない着こなしのポイント
【なぜノージャケットのスマートカジュアルに悩むのか?】
ノージャケットのスマートカジュアルが難しいと感じる理由は以下のようなものです。
「ジャケットなしでもきちんと見えるコーデが分からない」
「シャツだけだと物足りなく見えそう」
「カジュアルになりすぎないようにするにはどうすればいい?」
「体型が気になって、ノージャケットだと貧相に見える」
「ホテルやレストランでジャケットなしでもOK?」
夏場はジャケットなしでもOKな場面が増えますが、その分、シャツやパンツの選び方が重要になります。適当にラフな服を選ぶと、「普段着っぽい」「だらしない」印象になってしまうため、ノージャケットでも上品に見せるコツを押さえましょう。
【解決策 ノージャケットでもスマートに見せるコーデのポイント】
1. シャツの選び方を工夫する
ノージャケットの場合、シャツがコーディネートの主役になります。適当なシャツを選ぶと、全体がカジュアルすぎてしまうため、上質なリネンシャツやオックスフォードシャツなど、少しハリのある素材を選ぶと品のある印象になります。
・シワになりすぎないリネンやオックスフォード素材が◎
・派手すぎる柄シャツやカジュアルすぎるチェック柄は避ける
・タイトすぎず、程よくゆとりのあるシルエットを選ぶ
2. ボトムスでバランスを取る
ノージャケットの場合、シャツとボトムスの組み合わせで全体の印象が決まります。ラフになりすぎないように、センタープレスの入ったスラックスや、きれいめのチノパンを選びましょう。デニムを合わせる場合は、ダメージのない濃いめのカラーを選ぶと大人っぽくまとまります。
・スラックス or チノパンで上品さをキープ
・デニムなら濃いめの色を選び、ラフすぎる印象を避ける
3. 小物で「きちんと感」を足す
ジャケットがない分、小物をうまく活用するとコーディネートが引き締まります。
・レザーベルトや腕時計で上品な印象に
・シンプルなネックレスやポケットチーフでこなれ感をプラス
・バッグはレザーやキャンバスのトートバッグが◎
4. 靴選びで上品さを演出
ノージャケットのコーディネートは、靴の選び方次第で印象が大きく変わります。ラフになりすぎないように、レザーシューズやローファーを選ぶと、大人の余裕を感じさせるスタイルに仕上がります。
【ノージャケットでも「上質なアイテム」と「バランス」が鍵】
ジャケットなしのスマートカジュアルでは、シャツ・ボトムス・小物の選び方が印象を左右します。上質な素材とシンプルなデザインを意識し、カジュアルになりすぎないように工夫すると、夏でも快適かつ洗練された着こなしを楽しめます。
スッキリとしたホリゾンタルカラーのネイビー半袖リネンシャツのビジネススタイル。袖口が細身で腕が太く見え、男らしい印象です。ベルトも編み込みを使用し、夏らしさを出しています。夏のスマートカジュアルコーデ例|半袖ネイビーリネンシャツ×グレンチェックスラックス
やや光沢感があり柔らかい素材のニットシャツとウィンドペンチェックパンツのややカジュアルな通勤スタイル。パンツをチェック柄にすることでカジュアルさを出していますが、ネイビー地に薄い線のウィンドペンチェックは悪目立ちしにくくビジネスシーンでも使いやすい柄です。夏のスマートカジュアルコーデ例|ブルーストライプ半袖シャツ×ネイビーウィンドペンチェックパンツ
袖口が細く男らしく見える半袖ストライプシャツを使ったノーネクタイのクールビズスタイル。細身に見えるストライプでスマートな印象ですね。夏のスマートカジュアルコーデ例|ストライプ半袖シャツ×ネイビースラックス
目の細かいギンガムチェックの半袖シャツにスリムなベージュパンツを合わせたビジネスカジュアルスタイル。チェック柄も柄の目が細かいと大人っぽい印象になってきますね。夏のスマートカジュアルコーデ例|半袖チェックシャツ×ベージュスリムパンツ
夏のスマートカジュアルのジャケット選び
スマートカジュアルといった、少しオシャレなスタイルのジャケットであれば麻や化学繊維のポリエステルなどでも仕立ての良いものがよいでしょう。夏ものだからといって安物のペラペラのジャケットを選んでしまうと、スマートな印象になりません。
夏のスマートカジュアルのシャツ選び
スマートカジュアルスタイルに合わせるシャツはビジネス用シャツよりは少しカジュアルな形や柄のもの、ドレスシャツを選ぶようにしましょう。ビジネス用のシャツでは華やかさに欠けてしまう場合があります。
ネクタイを外しても寂しい雰囲気にならない、キレイな襟ラインになるシャツが良いでしょう。
スマートカジュアルにおすすめのシャツ
夏のスマートカジュアルのパンツ選び
スマートカジュアルに合わせるパンツの基本はセンタープレスのあるスラックスや綺麗なコットンのパンツです。
いわゆるジャケパンスタイルのパンツです。
太すぎず、スマートなシルエットのノータックスラックスがおススメです。
もしくはチノパンなど、カジュアルなものでも清潔感があり綺麗に見えるものまでなら良いという意見もあります。
スマートカジュアルにおすすめのパンツ
有名ブランドアイテムに負けないおすすめの日本製アイテム
スマートカジュアルをワンランク格上げしてくれる、有名ブランドに勝るとも劣らない品質でコストパフォーマンスもよい日本製アイテムをご紹介します。
日本製ジャケット
日本製ジャケットカテゴリはこちら▲
日本製シャツ
日本製シャツカテゴリはこちら▲
日本製パンツ
日本製パンツカテゴリはこちら▲
日本製靴
日本製靴カテゴリはこちら▲
夏の夏のスマートカジュアルの基本とコツ まとめとその他のおすすめアイテム
夏のスマートカジュアルの着こなしについて、少しでもイメージがつかめたでしょうか?
ドレスコードに「スマートカジュアル」と記載されているレストランやホテルは、特別な時間を提供するために洗練された空間を作り上げています。そうした場では、訪れる側もその雰囲気を尊重し、場にふさわしい服装で楽しむことがマナーの一つと言えるでしょう。
ジャケットを着るべきか迷う場面も、ノージャケットで上品に見せる方法も、すべてはその場に合わせた装いを意識することが大切です。素材や色の選び方、清潔感のあるシルエットを意識することで、夏でも快適にスマートな印象を保つことができます。
ファッションは、単に服を着ること以上に、その場の雰囲気や相手への敬意を表す手段のひとつです。TPOを意識しながら、自分らしいスマートカジュアルを楽しんでみてください。