公開日: 2025年07月02日

4色コーデはダサい？その理由と解決策を紹介！

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この記事を最後まで読むと…: 4色コーデがダサく見える理由が分かる; ダサ見えを回避する4色コーデの解決策が分かる; おしゃれのレベルがアップする

こんにちは！
MENZ-STYLEのメンズ研究所にて10年間「男性がカッコよく見えるには？」の研究をしているMIKIです。

この記事では、4色コーデがダサく見える理由と解決策について詳しく紹介します。

「トップスとパンツはシンプルにまとめたけど、靴やバッグの色を足すと4色になってしまう」
「ベージュ・カーキ・ブラウン・白で揃えたつもりなのに、なんだかまとまりがなくて野暮ったく見える」
そんな経験がある男性も多いのではないでしょうか。

ファッション雑誌などでよく見かける"3色コーデ"や"4色コーデ"。
これは、使う色を3色または4色以内に抑えるとおしゃれに見えやすい、というファッションのテクニックの1つです。

どのアイテムの色をカウントするか、という明確な定義はなく、色を使いすぎると着こなしが難しいため「コーディネートに使う色は4色までにしましょう」という定番のセオリーです。

ですが、4色コーデは、色の取り入れ方次第で"センスがある"と見せることも、"ごちゃついてダサい"と思われることもあるため注意が必要です。

例えば、こちらの4色コーデ。
どちらも4色以内でまとめているのに、おしゃれに見えるどころかダサく見えてしまいます。

■ダサく見える4色コーデのNG例

このNG例のような"ダサ見え"を防ぐ4色コーデのコツは、以下の2つです。

①モノトーンと落ち着いた配色で4色コーデを構成し、洗練された印象に見せる
②ベースをモノトーンでまとめて、差し色2色を小物やインナーで取り入れる

この2つのコツのどちらかを取り入れることで、おしゃれに見える4色コーデをすることができます。

この記事の本編では、4色コーデがダサく見える理由と、4色コーデのコツを詳しく解説していきます。
ぜひ最後までチェックして参考にしてください。

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■目次

4色コーデがダサく見える理由とは？
ダサ見えしない解決策！4色コーデのコツとコーディネート例
【Q&A】「4色コーデダサい」のよくある疑問質問
4色コーデがダサく見える理由まとめとその他おすすめアイテム・コーデ

4色コーデがダサく見える理由とは？

まずは、4色コーデがダサく見えてしまう理由から見ていきましょう。

①原色の4色コーデはダサい

赤色×青色×黄色×緑色など、原色を多く使った4色コーデは、色の主張が強すぎて子どもっぽく見えてしまいます。
視覚的なインパクトが極端に強くなり、組み合わせによってはまるで絵本のキャラクターや信号機のような印象になることも。

それぞれの色が競い合ってしまうため、大人の男性が着るには落ち着きや品が感じられず、安っぽく見えてしまいます。

②色が暗すぎる4色コーデはダサい

色が暗すぎる4色コーデは全体が重く沈んで見え、地味で冴えない印象になるためダサく見えます。

ネイビー×チャコール×ダークブラウン×黒などの暗い色同士を組み合わせると、輪郭がぼやけてメリハリがなくなり、のっぺりとした印象に。
特に40代以降は顔色もくすみやすくなるため、全体がくたびれて見える原因にもなります。
適度な明るさや白・ベージュなどの抜け感を1色加えることが重要です。

③アースカラーばかりの4色コーデはおじさんくさくてダサい

ベージュ・ブラウン・カーキなどのアースカラーを4色使ってまとめると、全体の色味がくすんで見え、ぼやけた印象になりがちです。
落ち着いた色で揃えたつもりでも、メリハリがなく、結果的に「地味で野暮ったい」と感じさせてしまうことがあります。

特にシルエットがゆるく、素材にも光沢がない場合、生活感が強まり、昭和のおじさんファッションのような印象を与えてしまいます。
色数が多くなるほど印象がぼやけやすいため、アースカラーだけで構成された4色コーデは注意が必要です。

④4色コーデにとらわれすぎてもダサい

4色コーデにとらわれすぎると、おしゃれを楽しむ余裕がなく、ルールに縛られている“頑張りすぎ感”が出るためダサく見えることがあります。
本来、4色コーデは「色を絞ってバランスよく見せる」ための考え方ですが、それを目的化してしまうと、自由さや自然体のおしゃれ感がなくなり、ぎこちなく見える原因に。

色数ばかりを意識すると、配色は整っていても“目的がないコーデ”になりがちで、見た人に「自分らしさ」や「楽しさ」が伝わりません。
結果として、どこか堅苦しく、こなれていない印象になってしまいます。
おしゃれに見せるには、「ルール」ではなく「自分に似合う軸」や「季節・気分」を楽しむ感覚が大切です。

⑤バラバラな色の組み合わせの4色コーデはごちゃついてダサい

色数が多くなるほど、配色に統一感がないとごちゃごちゃした印象が強くなります。
特に、それぞれの色が全く異なるトーンや印象だと、色同士が馴染まず、全体のまとまりが崩れてしまいます。

たとえば、赤・カーキ・ブルー・ベージュのように主張の異なる色を4つ取り入れてしまうと、それぞれが目立ちすぎて、視線の落ち着きどころがなくなります。
"ただ手持ちの服を重ねただけ"のような印象になり、こなれ感や洗練さからは遠ざかってしまいます。

配色にテーマや統一感が見えないコーディネートは、色数に関係なく雑な印象を与えてしまうため注意が必要です。

ダサ見えしない解決策！4色コーデのコツとコーディネート例

次は、ダサく見えないための4色コーデのコツと、おすすめのコーディネート例を紹介します。

冒頭や前章「4色コーデがダサく見える理由とは？」でもお伝えしたように、4色コーデは"色を絞ってバランスよく見せる"ための考え方にすぎません。
どのアイテムの色をカウントするのか？も考え方は様々ですし、色の区別の仕方も様々です。
例えば、白シャツ＋黒パンツ＋グレースニーカー＋ネイビーバッグのようにぱっと見4色でも、“白と黒とグレーはモノトーンだから1色”と捉える人もいれば、水色と青は同系色だから1色と捉える人もいます。

あまりルールにとらわれすぎず、4色コーデはあくまでもおしゃれに見えやすい方法の一つ、だと考えてください。

そのうえで、MENZ-STYLE(メンズスタイル)がおすすめする"ダサく見えない"4色コーデのコツは、以下の二つです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

4色コーデのコツ①モノトーンと落ち着いた配色で4色コーデを構成し、洗練された印象に見せる

4色コーデというと、つい赤や青などの差し色を使って華やかに見せたくなりますが、色の主張が強いほどバランスを取るのが難しくなります。
そこでおすすめなのが、黒・白・グレーといったモノトーンに、ネイビーやチャコールなど落ち着いた色味を加えて構成する方法です。

たとえば、黒のパンツに白シャツ、グレーのカーディガン、ネイビーのバッグを合わせれば、4色であっても視覚的には統一感があり、色が多い印象を与えません。

このように、モノトーンを軸に落ち着いた色味を重ねることで、大人っぽく清潔感のあるコーディネートに仕上がります。

また、モノトーン＋落ち着いた色で揃えれば季節を問わず着回しやすく、落ち着いた雰囲気を演出できるため、「4色コーデ＝派手になるのが心配」という人にもおすすめです。

モノトーン＋落ち着いた色で作ったおすすめの4色コーデ例

グレー系シャツと黒インナーにブルーデニム、明るいグレーのシューズを合わせた4色コーデ

4色コーデは配色次第で雑多な印象になりがちですが、この着こなしはモノトーンと落ち着いた色味で統一感を保っています。黒のインナーとグレー系のシャツをベースに、ブルーのデニムを加えることでカジュアル感を出しつつ、足元には明るいグレーのシューズを選ぶことで全体が軽やかにまとまっています。色数は4色でも、配色にまとまりがあるためすっきりと見え、日常使いしやすい実践的な大人の4色コーデになっています。

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ベージュシャツと白インナーに黒パンツと明るいグレーのシューズを合わせた、落ち着いた4色コーデ

配色がちぐはぐになりやすい4色コーデですが、このコーデは色の落ち着きと面積のバランスが取れており、すっきりとした印象に仕上がっています。白のインナーと黒のパンツというモノトーンの組み合わせをベースに、ベージュのシャツで柔らかさをプラス。明るいグレーのシューズも主張を抑えた色味なので、色数が多くてもごちゃついて見えません。大人の男性が自然体で取り入れやすい、まとまりのある4色コーデの好例です。

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ネイビーシャツに白タンクトップ、グレーハーフパンツと黒スニーカーを合わせたシンプルな4色コーデ

4色コーデでも、色選びを落ち着いたトーンで統一すれば、すっきりとまとまった印象になります。ネイビーのシャツとグレーハーフパンツで全体に落ち着きを持たせ、白のタンクトップが軽やかさをプラス。足元の黒スニーカーが全体を引き締め、カジュアルながらも清潔感のある着こなしに仕上がっています。色数を増やしながらも、派手さを抑えた好バランスの4色コーデです。夏の大人カジュアルとして非常に実用的です。

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4色コーデのコツ②ベースをモノトーンでまとめて、差し色2色を小物やインナーで取り入れる

4色コーデがダサく見えてしまう原因の多くは、色を使いすぎて全体の印象がごちゃごちゃしてしまうことです。
そこでおすすめなのが、黒・白・グレーといったモノトーンをベースにして、小物やインナーなどに差し色を取り入れる方法です。

たとえば、黒のテーパードパンツに白のシャツ、グレーのカーディガンを合わせ、足元にボルドーのスニーカーを取り入れるだけで、全体は4色でもすっきりとまとまった印象に仕上がります。
バッグや小物はモノトーンで抑えると、より統一感が生まれます。

ポイントは、差し色の主張を抑えて「モノトーンを軸にする」意識を持つこと。
落ち着いた色を小さな面積で使えば、色数が多くても洗練された雰囲気をキープできます。

4色でも「色が多い」と思わせないことが、おしゃれに見せるためのコツです。

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色選びに自信がないときは、3色でまとめるのが正解！

4色コーデは色のバランスや配置を少しでも誤ると、ごちゃついた印象になりやすく、着こなしの難易度も高めです。
「なんとなくしっくりこない」「まとまりが出ない」と感じるときは、無理に色数を増やさず、3色に抑えてシンプルにまとめるのがおすすめです。

たとえば、黒のパンツに白のシャツ、グレーのカーディガンというように、モノトーンだけで構成すれば、それだけで自然と統一感のあるコーディネートになります。
色同士が主張しすぎず、落ち着きと清潔感があるため、大人の男性にも取り入れやすい配色です。

色を多く使うよりも3色で整えた方がバランスが良く見えることも多いので、迷ったときはあえて引き算の発想でまとめてみるのも一つの方法です。

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【Q&A】「4色コーデダサい」のよくある疑問質問

ここでは「4色コーデダサい」に関するよくある疑問やお悩み、質問にお答えしていきます。

Q.50代が着てはいけない色は？

A.ビビッドな原色（真っ赤・ネオンカラーなど）は避けるのが無難です。
50代になると肌のトーンや体型の変化により、派手すぎる色は顔色を悪く見せたり、服だけ浮いて見えてしまうことがあります。
特に「赤・黄・青」などの純色に近い強い色は、若者向けの印象が強く、年齢とのギャップが出てしまうことがあります。

Q.服の色で1番目立つ色は？

A.一般的には「赤」が最も目立つ色とされています。
赤は視覚的インパクトが強く、警告や注目を引く色としても使われるため、自然と目がいきやすい色です。
ただし、「目立つ＝おしゃれ」ではありません。
赤を使うなら、1点だけにとどめる（トップスor小物）、もしくは色味を抑えたボルドーやレンガ色などの深みのある赤を選ぶことで、大人っぽさを保ちながら注目も集めることができます。

Q.ネイビーに合う3色は何ですか？

A.白・ベージュ・グレーがネイビーと最も相性の良い3色です。
ネイビーは万能色ですが、コーディネートが地味になりがちな色でもあります。
そこに白を加えると清潔感が出て、ベージュで柔らかさ、グレーで品のある落ち着きが生まれます。
例えば、
・ネイビージャケット × 白シャツ × グレースラックス
・ネイビーポロシャツ × ベージュチノ × 白スニーカー
このように組み合わせると、自然な三色構成になりつつ上品で大人っぽい印象に仕上がります。
色の主張が強くない分、素材やシルエットにこだわると一層洗練されます。

Q. なぜ4色コーデがダサくなるの？

A.4色コーデがダサく見えてしまう主な理由は、色数が多くなることで全体の印象にまとまりがなくなるからです。
それぞれの色が主張し合い、何が“主役”なのか分からなくなると、ただのごちゃごちゃした配色に見えてしまいます。
さらに、色のトーンや明るさに統一感がないと、視覚的な疲れを感じさせてしまい、結果的に「頑張っているのにおしゃれに見えない」という印象につながってしまいます。

Q. 4色コーデに向いている色の組み合わせは？

A.4色コーデをおしゃれに見せるためには、「色のトーンを揃えること」と「モノトーンをうまく活用すること」が大切です。
たとえば、黒・白・グレーといったモノトーンを軸にして、ネイビーやボルドーなど落ち着いた差し色を加えるスタイルは、色数が多くても統一感のある印象を保ちやすくなります。
また、ベージュやカーキなどのアースカラーを使う場合は、必ずどこかに“引き締め役”として濃い色を入れるとバランスが整いやすくなります。

Q. 色が多い方がおしゃれじゃないの？

A.一見カラフルなコーデはおしゃれに見えることもありますが、色が多すぎると“情報過多”になり、逆にダサく見えます。

色が増えるとそれだけで視線が分散し、「落ち着きがない」「子どもっぽい」「テーマが見えない」といった印象になりがちです。
特にメンズファッションでは、大人っぽさ＝余白のある配色バランスが重要。
「色を使いこなす人」ほど、むしろ色数を絞っています。“少ない色でおしゃれを作る”技術こそ、大人の着こなしの基本です。

Q. 40代・50代におすすめの4色コーデはありますか？

A.大人の男性におすすめしたい4色コーデのポイントは、「落ち着いた色同士を上手に組み合わせ、清潔感と余裕を感じさせること」です。
たとえば、黒のスラックス、白のシャツ、チャコールグレーのジャケットに、ネイビーのバッグを加えるだけで、上品さと引き締め感を両立できます。
色数は4色ですが、すべてがベーシックで落ち着いた色味なので、視覚的にはまとまりがあり、大人っぽい印象に仕上がります。
派手さよりも“静かな品の良さ”を意識するのが、40代以上の4色コーデ成功のポイントです。