2024年03月13日
【写真で解説】ダサい袖まくり・腕まくりから卒業! 腕まくりができるテーラードジャケット紹介
ダサい袖まくり・腕まくりから卒業! 腕まくりができるテーラードジャケット紹介
テーラードジャケットの袖まくり、腕まくり、ロールアップのやり方を紹介します。
自分でそのまま袖まくりをすると、シワシワでカッコよくなかったり、袖まくりをしたはいいものの落ちてしまったりします。
ジャケットの袖がきれいに折れて、袖まくりが落ちないロールアップ方法を身に着けたうえで、
腕まくりに合ったテーラードジャケット
袖まくりに合っていないテーラードジャケット
ここもしっかりと明確にして、腕まくり袖まくりをカッコよくロールアップのやり方をマスターしましょう。
■目次
ジャケットのスリムロールの例
袖幅の半分ほどまくり上げる「スリムロール」。
シャツなどによく用いられるロールアップですが、生地の薄いジャケットやカットソー生地のジャケットなどはスリムロールが可能です。
▶スリムロールは袖の裾の半分くらい(3cm位)をまくり上げていくロールアップです。
▶(5分袖ロールの場合)肘の上まで少し押し上げます。
肘上でピッタリに綺麗過ぎるロールアップを作ってしまうより、少しシワがあった方がラフで男らしく見えます。
▼スリムロールのポイント
袖のまくり上げが不十分だったり中途半端だと腕と袖に隙間が出来てしまいます。
隙間があると腕が細く見えてしまい、男らしく見えない・子供っぽい印象に。
腕の太さに合わせてロールアップし、男らしい腕まくりにしましょう。
袖まくり落ちないテーラードジャケット完成形
ジャケットのきれいな袖まくりで袖を折るので落ちないやり方です。
完成形のジャケットの腕まくりとしてはこんな感じになります。
袖まくり、腕まくりにあったテーラードジャケット詳細は画像をclick▲
袖まくり、腕まくりにあったテーラードジャケット詳細は画像をclick▲
袖まくり・腕まくりの着こなしに適したテーラードジャケットとは
人気のテーラードジャケットを見る▲
テーラードジャケットの袖まくりの着こなしは
腕を見せることにより男らしく格好よく見せることが出来る着こなしワザの一つですが、
ジャケットの生地・素材によっては注意が必要です。
袖まくりはラフなスタイルを作り出すので、
フォーマルよりはカジュアルな風合いのテーラードジャケットを使ったコーディネートの方が合う場合が多くなります。
光沢感があったりラフな雰囲気が合わないジャケットはジャケットの袖部分を半織りにする程度の袖まくりの方が品の良さを残しつつ、こなれた雰囲気を作ることが出来ます。
袖まくりの着こなしをしてはいけないテーラードジャケット例
ウール生地ジャケット・ドレス度の高いジャケット
スーツやフォーマル度の高いセットアップのテーラードジャケットは基本的には腕まくりの着こなしは合いません。
このようなジャケットは綺麗に着こなすことを第一に考えましょう。
無理に腕まくりをするとシワが付いたりせっかくのジャケットを痛めてしまいます。
なるほどなるほど。ジャケットの腕まくりの着こなしはカッコいいけど、素材によってやっていいものといけないものがあるんですね。
マスターロールにスリムロール。腕まくりのロールアップにもカッコいい名前が付いていたんですね。知らなかったです。
前回のマスターロールも今回のスリムロールも男らしく腕をカッコよく見せるのがポイント。
袖と腕が作る隙間は着こなしの要注意点。
無駄に袖が広いと腕が細く見えて子供っぽく見えてしまいます。
中途半端なロールアップにならないよう気を付けましょう!
袖まくり 腕まくりの着こなしに適したロールアップしたいテーラードジャケット
鹿の子生地ジャケット
ポロシャツでも使われる通気性の高い素材
鹿の子(かのこ)はポロシャツなどで良く使われる生地で、通気性に優れている素材。
最近では「クールマックス」や「クールプラス」など高度な技術力によって作られた素材メーカーブランドの生地が出てきています。
ポロシャツで使われる生地なので、鹿の子生地で作られたジャケットはカジュアルな着こなしが可能です。
パイル生地ジャケット
タオルのような柔らかい素材
パイル生地はタオルのような柔らかい素材で肌触りが優しいのが特徴の素材。
パイル生地をジャケットにする場合、折り返しの部分など生地が重なる部分は生地が厚くなっていることがあります。
生地の厚さを出さないマスターロールがオススメです。
ニット生地ジャケット
織りが粗くやわらかいニット素材
織りが大きめのニット素材で作られたテーラードジャケットは柔らかく通気性が良いのが特徴。
春~秋にかけて良く着られます。
折ると生地に厚みを感じるものは折り過ぎないように注意しましょう。
麻ジャケット
独特なシャリ感のある夏らしいジャケット
サラッとした独特の肌触りとシャリ感が特徴の麻は夏らしさのある素材。
腕まくりの着こなしも映える素材です。
麻はシワになりやすい素材でもあるので、袖を持ち上げただけの袖まくりだとシワが強くついて蛇腹のようになってしまうことも。
軽くロールアップしたり、袖だけ軽くロールアップするのがオススメです。
麻素材の知っておきたい特徴と注意点夏は洋服が体に張り付いて不快…!そんな時に選びたいのが麻素材です。
シアサッカー生地ジャケット
夏によく使われる凸凹のしじら織りが涼しい素材
しじら織りと呼ばれる凹凸があり、薄手でさらりと軽い着心地が特徴の生地。
ストライプ柄が使われることが多いですが、無地の物もあります。
上品に袖先だけを折る腕まくりも合いますし、しっかりまくり上げた夏らしい腕まくりの着こなしも格好よくキマります。
▼シアサッカー生地ジャケットのポイント
カット生地ジャケット
生地が薄くさらりと気軽にカーディガンのように羽織れるカット生地
Tシャツや肌着で良く使われるカット生地は最も腕まくりが作りやすい素材。
生地も薄いので腕部分などは長袖のTシャツのような着心地です。
伸縮性もあり袖が細いものなどは肘までまくり上げるだけで落ちにくいこともありますが、
男らしさを出す着こなしとしてもロールアップがオススメです。
ストレッチ生地ジャケット
伸縮性の効いたカジュアルなストレッチ素材
ポリウレタンなど伸縮性のある素材が混合されたストレッチ生地。
フォーマルな雰囲気を柔らかい印象に仕上げてくれるジャケットです。
ただ、フォーマルなものに着心地を加えるためにストレッチ素材にしたものが多く、
フォーマルな印象を残しているものも多くなっています。
袖口に柄があるものなど、半織りにして上品に涼しく見せる袖まくりがオススメです。
腕まくりしたジャケットコーデ例
ネイビーの長袖サマージャケットの袖をロールアップしたところにネイビー色と相性のいいベージュの細身のチノパンを合わせたコーデ
清潔感をだすのに、ネイビー、白というのは頭をよぎる色だけど、ここにデニムや黒色のチョイスの人が多い中でベージュ色のパンツを合わせると一気に爽やかコーデの幅が広がりますよ。
着用アイテム
グレー色のジャケットに黒のパンツという、男らしいけど、少し重く見えがちな配色に白のtシャツ、そしてパンクをアンクル丈にすることで春から夏にかけて活躍できるサマージャケットコーデに仕上げました
着用アイテム
黒ジャケットにデニムパンツという王道定番のコーディネート
そのジャケットの袖まくりをして、腕を見せることで一気に大人の夏のこなれ感
今までにない余裕を創り出せます。
着用アイテム
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【Lesson5-5】様々なジャケットの着こなしの注意点 5分袖7分袖・半端袖ジャケット
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【Lesson5-3】格好の良いテーラードジャケットの着こなし 格好の良い袖まくり・腕まくり・ロールアップ
このLessonで学べる内容をチェック!
【Lesson5】外さないコーディネートのための正しい着こなし
【Lesson5-1】外さないコーディネートのための正しい着こなし 着こなしとコーディネートの違い
【Lesson5-2】テーラードジャケットの着こなしの注意点 よくある残念な着こなし例を正しい着こなしに整え、格好良く見せる
【Lesson5-3】格好の良いテーラードジャケットの着こなし 格好の良い袖まくり・腕まくり・ロールアップ
【Lesson5-4】色々な素材のテーラードジャケットの着こなし 袖まくり・腕まくり・ロールアップの着こなしが似合うジャケット
【Lesson5-5】様々な形ジャケットの着こなしの注意点 5分袖7分袖・半端袖ジャケット
【Lesson5-6】様々なジャケット形の着こなしの注意点 イタリアンカラージャケット チェスターコート トレンチコート ピーコート
【Lesson5-7】格好よく見えるシャツの着こなしの注意点? ホワイト・白シャツの清潔感はどうやって出す?
【Lesson5-8】格好よく見えるシャツの着こなしの注意点? Tシャツと合わせてよいシャツ・いけないシャツ 首元から見えるインナー・透けるインナー
【Lesson5-9】格好よく見えるパーカーの着こなしの注意点