2024年02月01日
メンズテーラードジャケット 30代40代おすすめの種類と選び方のコツ
この秋冬注目のテーラードジャケット
テーラードジャケットのコーディネートパターンは・・・あれ?
テーラードジャケットと同じ色のパンツを合わせると、どうなるんだっけ??
ともやくん、それは今日の授業で一番大事なポイントだったはずよ!ちゃんと思い出して!!
さすがまりちゃん!授業の予習も完璧ね!ともやくん、今日のテーラードジャケットのコーディネートの注意点は、ちゃんとおさえておいてね。
でもまずは基本から押さえていきましょうね。それでは!テーラードジャケットの授業を始めていきましょう♪
テーラードジャケットの「テーラー」とは、「仕立て屋」という意味の【テーラー(tailor)】に由来していて、スーツの上着も本来は「テーラードジャケット」ただ日本ではスーツよりも仕立てや生地、シルエット、ワンボタンなどカジュアル化したものを主に指すことが多いんですね。
「スーツ姿は男の魅力○割増し!」なんて言うように、カジュアルシーンで女の子が男性に着て欲しいアイテムNo.1!との呼び声高いのもテーラードジャケット。 シャツだけでなく、カットソーなどと合わせるだけで男らしく、それでいて品の良いカジュアルスタイルを作り出せるのもポイントです!
様々なシーンで使いやすいテーラードジャケットは、デートシーンには欠かせないマストアイテム。
品よくキレイめにまとまるアイテムなので、同じくキレイめスタイルが好みの彼女や女の子とのデートにはベストマッチ。インナーもシャツだけでなく、カットソーやニットを合わせるとカジュアルダウン出来るので、デートの雰囲気に合わせてコーディネートしたいですね!
女の子の好きなファッションに合わせてデート服を考えてくれる男子って素敵ですよね!
仕事の時のスーツとはまた雰囲気が違ってキュンとしちゃいますよね♪
それでは、そんなテーラードジャケットの定番アイテムのカラーやコーディネートを確認していきましょう!

BLACK
テーラードジャケットの定番中の定番はやはりブラック。ブラックは力強い色なので、男らしさが表現できますね!また黒は色の収縮効果もあって引き締まって見える色でもあるので、スタイリッシュにキマる色。だからこそ注意点としては、ブラックは強い色なのでコーディネートによって「キメ過ぎ」には注意です♪
GRAY
グレーのテーラードジャケットはブラックに比べて優しい色合いなので、インナーに強めの色を使う場合も、グレーのジャケットで包み込んで色面積をコントロールすることで、色を抑えることが出来るんです!ブラックに比べると色合わせがしやすい色で、黒に比べて明るさも取り入れやすいので、華やかな印象になりますね。一方で注意点としては淡い色同士を合わせすぎると「ぼやけて」しまうので、こちらもコーディネートには気を付けたいですね♪
テーラードジャケットのコーデの定番はカットソーとシャツ
ブラックジャケット×カットソー
テーラードジャケットの定番コーデの一つ、『ジャケット×カットソースタイル』。シンプルな合わせながら、オシャレに見える女の子からも人気のスタイルです!基本的にはカットソーにホワイトを使うと明るさを取り入れられるのでフレッシュで爽やかに。ブラックのカットソーを使うと男らしくキマるコーディネートになりますよ♪
テーラードジャケットはニットの重ね着で印象が変えられる
ブラックジャケット×シャツ×ニット
春や秋に使いやすいトップスの3点コーディネートの基本はジャケット×ホワイトシャツ×ニット。ニットでもカーディガンとニットソーで印象が少し違いますね。ボタンのあるカーディガンのほうが少しかっちりした印象になり、ボタンのないニットソーはすっきりとした印象に。またカラーニットを入れ込むことでブラックジャケットにも「色」が入るので華やかさを作ることができますよ。
ブラックジャケットをカジュアルダウン
テーラードに変化を入れ込む重ね着パターン
ジャケット×パーカー
トップス3点コーディネートでもパーカーなどフードアイテムを入れ込むジャケパースタイルは、テーラードジャケットカジュアルダウン技の王道コーデ。Vラインのジャケットの襟をフードで丸く重ね合わて直線を消すことで「柔らかさ」や「優しさ」のある印象に早変わり。フードを入れることで女の子にとっても近づきやすいカジュアルなコーディネートを作ることが出来ますよ。
ジャケット×ボーダーニット
テーラードジャケットのインナーに「ボーダー」アイテムを入れ込んでも上手にカジュアルダウンできますね。「インナーに無地」に比べ、柄が入ることで変化を付けることができます。はっきりしたボーダー柄のほうがよりカジュアルに。ボーダーのピッチもより太い方がカジュアルな雰囲気に。細い方が大人っぽい雰囲気になりますよ。
ジャケット×技アリボーダーニット
はっきりと色のわかるボーダーに比べ、杢柄のグラデーションボーダーや編み込みの違いでボーダーに見せるニットはボーダーの境界が複雑で、カジュアルな着合わせの中でも技ありの大人コーデ。周りと差を付けたい時にはこんなニットで大人っぽく決めてみましょう。
カラーパンツの取り合わせで
いつもの雰囲気をチェンジ
ジャケット×カーゴパンツ・ホワイトパンツ
テーラードジャケットにはチノパンやデニムが合わせやすい一方で、いつも同じパンツとの合わせになりがち・・・そういう時はカラーパンツと合わせてみると、テーラードジャケットのスタイルも雰囲気が大きく変えられますよ。カーキのカーゴパンツは男らしい印象に、ホワイトのカラーパンツはエレガントな印象に。テーラードジャケットスタイルが好きなのに、ちょっとマンネリかも・・・と思い始めたらパンツを変えてみるといいですよ!
グレージャケットは明るさを取り入れやすい
グレージャケット×カットソー
グレージャケットはホワイトとブラックの中間的な色なので、インナーにホワイトを持ってきてもブラックを持ってきても色のバランスが取れやすい、コーディネートしやすいアイテム。こちらも3色を基本にインナーとボトムスをセレクトすると、簡単にコーデがきまりますよ。
グレージャケット×シャツ×カーディガン
コジャレた雰囲気のグレージャケットもホワイトシャツとカーディガンは相性のいいアイテム。カラフルなカラーを入れ込むと挿し色パターンで華やかな印象に。またジャケットと同系色のグレーカーディガンを入れるとグレーの面積が大きくなって落ち着いた印象に。ブラックジャケット×ブラックカーディガンだとフォーマルな印象が強すぎる場合がありますが、グレーは程よくカジュアルさもある上品さが出て使いやすい合わせですね。
暖かくなってきた頃に季節感を出したいのが半端袖のテーラードジャケット。ちょうど腕まくりをしたようなデザインなので、腕の筋肉やスジなど男らしい部分が露出されて女の子も思わずドキっとしてしまいますね♪クロップドパンツと同じく涼しさや動きやすさもあるアイテムなので、テーラードジャケットのキッチリ感と腕まくりのラフさが合いまった季節感のあるジャケットは、桜の咲き始める季節から夏にかけて挑戦していきたいアイテムですね。
3色でカジュアル・2色でフォーマルな印象に
簡単にカッコいいコーデが作れるテーラードジャケットですが、色合わせはちょっと注意が必要です。例えばホワイトカットソーにホワイトパンツを合わせたり、ブラックカットソーにブラックパンツを合わせてしまうと、トップスからボトムスにかけて1トーンの色使いとなり、極端な色合わせになります。これはかなり上級者のコーディネートといえますね。基本的にはジャケット、インナー、ボトムスで3色異なる色で合わせるとカジュアルな色合わせに。ジャケットとパンツを同色、インナーを別色にするとスーツなどに近い色合わせになるのでフォーマルな印象になりますよ。
黒×黒のトップスの場合の注意点
ブラックジャケットにブラックカットソー(シャツ)を合わせる場合も無地のブラック同士を合わせるとやはり強い色使いの組み合わせになるので、ブラックでも杢柄やジャガード柄が入っているものなど、「真っ黒」でないものを合わせると、程よく黒の強さを抑えることができますよ。
半端袖テーラード×クロップドパンツは素肌の色のバランスも考慮する
半端袖のジャケット×クロップドパンツスタイルは、腕や足の肌色の面積が増えるので、ブラック、ホワイトだけのアイテムと合わせても、肌色部分が3色目の代わりになるのでバランスが取れやすいという特徴もあります。春夏の肌が露出する場合のコーディネートは、肌の露出のバランスも考えたいですね!
ジャケットとインナーの着丈のバランスは、インナーのほうがジャケットより短い方がスタイルよく見えますね!インナーをジャケットより短くすることで、上半身を短く、足を長く見せる視覚効果がありますよ。スタイリッシュに見せようと考えたコーデを組む時には、着丈の短いシャツやカットソーを選びましょう♪
逆にカジュアルな雰囲気を見せたい時には着丈は長くてもOK。ニットやパーカーなど、角の丸い柔らかい印象のアイテムの場合は、かっちりしたジャケットスタイルも柔らかく仕上げてくれますので、少しゆったりした合わせでも大丈夫ですよ!
ジャケットと前開きのパーカーを合わせたジャケパースタイルを作る場合、ジャケットとパーカーの合わせの部分を重ねると、X字が綺麗に出てスタイルよくカッコよく見えるんですね。重ねて羽織った時に微調整してくださいね。
また、パーカーも後ろにだらりと流すのではなく、首回りにボリュームが出るようにフードを調整すると、小顔効果があり、よりスタイリッシュに見えますよ。
テーラードジャケットの着こなしは覚えていただけましたか?
テーラードジャケットの重ね着も、着丈や重ねのちょっとしたバランスが大事ですよ♪
最後はテーラードジャケットのアイテムセレクトの際にこだわりたいディテールポイントをまとめています。
お買い物の時に役に立つので、しっかり覚えていきましょう♪

襟の形がポイント!
首から胸元にかかるVラインが美しいテーラードジャケット。紳士的な印象を作ります。 襟の形も「ノッチドラペル」(左の写真)、先のとがった「ピークドラペル」など様々あります。襟幅が細い方がスタイリッシュにスッキリ見えますね。
オシャレ度アップの
ラペルピン
襟のフラワーホール(ラペルホール)にラペルチェーンを付けるタイプもあります。 このようなラペルピンを付けるとよりドレッシーな印象になりますね。他にも胸元にはポケットチーフなどのオシャレもありますね。
見えない部分にも
こだわり
裏地にもこだわりのある模様や色があるものも。裏地は本来着心地を意識したものですが、 こんな見えない部分にさりげないオシャレを入れ込むのもいいですね。
ワンボタンとツーボタンはシルエットが若干異なります。ワンボタンは合わせの部分を1点で止めているので、ボタンの位置も低くなって襟が深く鋭角になり、それに合わせて裾も鋭角になるようなシルエットが多くなります。襟からインナーが見える部分が大きいのでカジュアルでセクシーな印象にもなりますね。一方2ボタンはしっかり2点で止まっているので、第一ボタンの位置が高く裾の形も鈍角になり、かっちりとした印象が強く、フォーマルな印象になりますよ。
♪♪♪キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン♪♪♪
はい、今日の授業はここまで!
ともやくん、テーラードジャケットのコーディネートのポイントは押さえられましたか??
テーラードジャケットと同じ色のパンツを合わせると、「フォーマルな印象」になるんだった!!
そうですね、
テーラードジャケットをカジュアルに着こなすには、ジャケット、インナー、ボトムスで3色異なる色で合わせるのがポイント
でしたね!
テーラードジャケットはコーディネートのポイントが多かったから、次の授業までにしっかり復習しておいてくださいね!
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