公開日: 2025年07月07日

【40代メンズのオーバーサイズ着こなし術】季節別コーデと“引き算”でダサ見え回避！

40代メンズのオーバーサイズの着こなしってどうしたらいいの？！

40代メンズのオーバーサイズの着こなしってどうしたらいいの？！
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この記事を最後まで読むと…: 40代メンズがオーバーサイズの着こなしのコツがわかる; 季節ごとに実践できる、引き算バランスの正しいコーデ例がわかる; 大人の余裕と清潔感を演出できる、おすすめのオーバーサイズアイテムがわかる

「最近オーバーサイズが流行ってるし、体型も隠せるし、ちょうどいいかも——」
そう思って手に取ったゆったりTシャツやワイドパンツ。ところが、鏡の前でふと違和感。
「…なんか、野暮ったい？」

実はこの悩み、40代男性に非常に多い“あるある”です。オーバーサイズは確かにトレンドで、リラックス感や体型カバーにも効果的。ですが、それを全身に取り入れてしまうと、「だらしない」「若作りしすぎ」といった印象を与えてしまいます。

■NGな着こなしの例（全身オーバーサイズ）

このように、上下ともに太めのシルエットでまとめてしまうと、スタイルに締まりがなく、「部屋着のまま外に出た感」が出てしまいます。特に40代男性の場合、「清潔感」や「年相応の落ち着き」が失われやすく、かえって服に着られている印象になってしまうのです。

✅ 一方で、同じオーバーサイズでも“着こなし方”を意識すればこうなります。

■OKな着こなしの例（トップスはゆったり、パンツは細身）

どれもトップスはゆったりしていますが、ボトムスを細身のテーパードやスキニーに変えるだけで、一気にバランスが整います。全体が引き締まり、「体型カバーしつつも清潔感のある大人スタイル」に仕上がっています。

私は、40代男性専門のスタイリングに10年以上関わり、延べ5,000人以上のコーディネートを見てきました。その経験から断言できるのは——

「オーバーサイズは40代にこそ向いている。ただし“全身オーバー”は絶対NG」。

本記事では、40代男性がオーバーサイズを「年相応に」「洗練された印象で」着こなすための具体的なポイントを徹底解説。誰でも真似できるお手本コーデやアイテム選びのコツも紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

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■目次

40代男性がオーバーサイズアイテムをカッコよく着こなすコツ
- ① トップスがオーバーサイズなら、パンツはテーパードシルエットに！
- ② パンツをオーバーサイズにするなら、トップスは短め＆“キレイめパンツ”で落ち着きを
【季節別】40代メンズにおすすめのオーバーサイズのコーデ
40代メンズのオーバーサイズの着こなしについてよくある疑問質問・Q&A
40代男性がオーバーサイズアイテムをカッコよく着こなすコツのまとめ・関連記事

40代男性がオーバーサイズアイテムをカッコよく着こなすコツ

オーバーサイズの服は、うまく取り入れれば体型カバーやトレンド感の演出にぴったり。ただし、40代男性が何も考えずに全身をオーバーサイズでまとめてしまうと、「だらしない」「若作りしているように見える」と逆効果になってしまいます。

大切なのは、どこかに“引き締めポイント”を作ること。上下どちらかをコンパクトにまとめて、シルエットにメリハリを持たせるのが基本です。

全体がダラっとしてメリハリがないオーバーサイズコーデとテーパードパンツで引き締めてスッキリシルエットのオーバーサイズコーデの比較画像

① トップスがオーバーサイズなら、パンツはテーパードシルエットに！

トップスをゆったり着るのは、体型カバーにもなり、40代にとって頼れる味方です。ただし、そのままワイドパンツを合わせてしまうと全体の印象が重くなり、“服に着られている感”が出てしまいます。

そこでおすすめなのが、細身のテーパードパンツ。太ももに程よくゆとりを持たせつつ、裾に向かって細くなるシルエットが、全体をスマートに見せる秘訣です。

上下ダボダボで服に着られてる感のオーバーサイズコーデと細身のテーパードパンツを合わせてスマートなオーバーサイズコーデの比較画像

② パンツをオーバーサイズにするなら、トップスは短め＆“キレイめパンツ”で落ち着きを

パンツにボリュームを持たせたいときは、トップスをコンパクトにまとめることで、Yラインシルエットが自然に生まれ、スタイルアップ効果も得られます。

また、選ぶパンツの種類にも注意が必要です。カーゴパンツやバギーデニムはカジュアルすぎて、40代には若作り感が出てしまう可能性もあります。

代わりにおすすめしたいのが、キレイめ素材のイージーパンツ。落ち感のある生地やセンタープレスのあるデザインなら、大人の落ち着きを演出しやすくなります。

足元も、デザインの少ないキレイめのスニーカーかレザーシューズやローファーなどを合わせると、全体がグッと引き締まって見えます。

ゆったりパンツでもキレイめ＆コンパクトなトップスで大人っぽいコーデ画像
このコーデを詳しく見る

【季節別】40代メンズにおすすめのオーバーサイズのコーデ

オーバーサイズの着こなしは、季節によってアイテム選びやシルエットのバランスを変えることが重要です。特に40代の男性は、季節感のないコーデや重たすぎる組み合わせをしてしまうと、一気に“野暮ったく”見えてしまうリスクも。

ここでは春・夏・秋・冬それぞれの季節に合わせて、引き算バランスを意識したオーバーサイズの着こなし例をご紹介。体型カバーと大人の余裕を両立できるコーデを厳選しているので、「トレンドは取り入れたいけど、無理してる感は出したくない…」という方はぜひ参考にしてみてください。

引き算バランスを意識したオーバーサイズの着こなし例
体型カバーと大人の余裕を両立できる

春のおすすめオーバーサイズコーデ

春は軽やかさが求められる季節。だからこそ、オーバーサイズも重たくなりすぎないよう、色使いや素材で抜け感を出すのがポイントです。40代の男性であれば、トップスに程よくゆとりを持たせつつ、パンツやシューズで引き締めて、清潔感のある大人の春スタイルを目指しましょう。

ゆったりトップス×テーパードパンツで春らしく軽快に

40代メンズが春に着るライトグレーのオーバーサイズニットとベージュテーパードパンツの清潔感コーデ

ゆったりしたシルエットのライトグレーのオーバーサイズニットは、春らしい柔らかい印象を与えつつ、体型カバーも自然に叶えてくれるアイテム。対して、パンツにはスリムなベージュのテーパードシルエットを合わせ、全体のバランスを引き締めています。上下の配色も淡色トーンでそろえ、40代らしい上品さと清潔感をしっかり演出した春の好印象コーデです。

主な着用アイテム

白パーカーの抜け感と黒パンツの引き締めで都会的に

白のオーバーサイズパーカーに黒テーパードパンツを合わせた40代メンズの春の都会派カジュアルコーデ

オーバーサイズの白パーカーは、春にぴったりな抜け感を出しつつ、ラフになりすぎない生地感とシンプルなデザインがポイント。ボトムスにはスマートなテーパードの黒パンツを合わせ、シルエットにしっかりとした“引き算”のバランスを実現しています。40代男性に求められる清潔感と落ち着き、そしてこなれ感を同時に表現した万能スタイルです。

主な着用アイテム

ゆったりパンツはシャツとインナーで引き締める

白のオーバーサイズシャツとVネックT、ゆったりパンツを合わせた40代メンズ春の清潔感コーデ

パンツはややゆったりめのシルエットでリラックス感を出しつつ、トップスは白のオーバーサイズシャツと黒のVネックTを組み合わせ、上半身をスッキリ見せる“引き算”がポイント。シャツはオーバーサイズながら着丈や襟元がきれいに整っており、40代の大人っぽさと清潔感を同時に演出しています。落ち着いたグレー×ホワイトの配色で、春らしい上品な印象に仕上げたコーデです。

主な着用アイテム

パンツでゆとりを出しつつ、上半身は白Tで清潔感を

ダークブルーの半袖カーディガンと白Tシャツ、ゆったりパンツを合わせた40代メンズ春の軽やかオーバーサイズコーデ

パンツは腰まわりに程よくゆとりのあるシルエットでリラックス感を演出。対して上半身は白Tシャツでコンパクトにまとめ、カーディガンも袖が短めの抜け感あるデザインで重さを感じさせません。トップスの色を明るくすることで“引き算”が利き、パンツのゆるさとのバランスが絶妙。40代の落ち着きと春らしい軽快さを両立した、大人のオーバーサイズスタイルです。

主な着用アイテム

夏のおすすめオーバーサイズコーデ

夏は薄着になるぶん、シルエットのゆるさが目立ちやすくなります。オーバーサイズを取り入れる場合は「涼しげに見えるか」「清潔感があるか」が大切な基準。40代らしく見せるなら、トップスはオーバーでも丈感や袖まわりで“だらしなさ”を抑え、パンツや小物でスッキリまとめるのが正解です。

爽やかブルーのオーバーTと白パンツで夏の好印象コーデ

ブルーのオーバーサイズTシャツと白スキニーパンツを合わせた40代メンズの夏の爽やかコーディネート

肩と身幅にゆとりのあるブルーのオーバーサイズTシャツを主役にした夏コーデ。ボリュームあるトップスに対し、白のスキニーパンツで“引き算”を効かせて全体をシャープに引き締めています。清潔感と涼しげな印象を両立できる配色で、40代の大人の余裕を感じさせる好印象スタイルに仕上がっています。

主な着用アイテム

深みグリーンで落ち着きを、ベージュで抜け感を

グリーンのオーバーサイズTシャツとベージュスキニーパンツの40代男性向け夏の落ち着きコーデ

落ち着いた印象の深いグリーンのオーバーサイズTシャツが主役。肩を落としたルーズなシルエットながらも、ベージュのスキニーパンツを合わせて下半身をスッキリ見せることで、全体のバランスが引き締まります。色使いでも“重×軽”のメリハリを演出し、暑い季節でも野暮ったく見えない40代向けの洗練された夏コーデです。

主な着用アイテム

オーバーニットTは淡色デニムで爽やかに調整

ピンクベージュのオーバーサイズニットTシャツと淡色デニムで40代らしい爽やかさを出した夏のカジュアルコーデ

ピンクベージュのオーバーサイズニットTシャツは、夏でも大人の柔らかさを演出できる1枚。身幅に余裕がありつつ、ボトムは細身の淡色デニムで下半身をスマートにまとめています。軽やかなカラーリングとシルエットの引き締めが両立した、40代男性におすすめの好印象夏コーデです。

主な着用アイテム

黒の重さは白パンツでリセット！夏の大人モノトーン

黒のオーバーサイズTシャツと白スキニーパンツで引き締めた40代メンズの夏モノトーンコーデ

ドロップショルダーでリラックス感のある黒のオーバーサイズTシャツを、白スキニーパンツで引き締めた王道の引き算シルエット。重たくなりがちな黒トップスも、白とのコントラストで夏らしい抜け感をしっかり確保。クリーンな印象を保ちつつ、大人の落ち着きを演出できる40代メンズに最適な夏のモノトーンコーデです。

主な着用アイテム

秋のおすすめオーバーサイズコーデ

秋は重ね着が楽しめる季節。オーバーサイズのアイテムを活かすには、色味に深みを持たせつつ、シルエットはあくまで“引き算”を意識するのが鍵です。アウターやニットなどでボリュームを出すなら、パンツやインナーをスリムに抑えることで、落ち着きとこなれ感を両立できます。

黒パーカーは明るめパンツで秋らしい軽さを出す

黒のオーバーサイズパーカーとライトグレースキニーパンツを合わせた40代メンズの秋カジュアルコーデ

厚手の黒オーバーサイズパーカーは、秋にぴったりなアイテム。ゆったりしたトップスに対し、明るめグレーのスキニーパンツで下半身を引き締めてバランスを調整しています。暗くなりがちな秋の装いに、抜け感をプラスした着こなし。40代男性でも重く見えず、カジュアルながら品のある秋のオーバーサイズスタイルに仕上がっています。

主な着用アイテム

黒カーディガンのボリュームを明るいシャツとパンツで調整

黒オーバーサイズカーディガンとシャツ、ベージュパンツを合わせた40代メンズの秋のきれいめカジュアルコーデ

肩が落ちるデザインの黒オーバーサイズカーディガンは、ボリュームが出やすいぶん、ライトグレーのシャツで清潔感をプラスし、ベージュのスキニーパンツで引き締めてバランスを整えています。カラーとシルエットの“引き算”が効いた、40代らしいきれいめカジュアルコーデ。秋の通勤や週末にも使える万能な着こなしです。

主な着用アイテム

ゆったりパンツにはコンパクトなTシャツとカーデで調整

グレーのフード付きカーディガンと白Tシャツ、ゆったりカーキパンツを合わせた40代メンズの秋リラックスコーデ

ゆとりのあるカーキのパンツを主役にしたリラックス感あるコーデ。パンツにボリュームがある分、上半身は白Tシャツと、落ち感のあるグレーのフード付きカーディガンでスッキリ見せ、“引き締めバランス”を意識。色使いはシンプルながら秋らしさもあり、40代の男性が自然体で着られる、軽快さと大人っぽさを兼ね備えたスタイルです。

主な着用アイテム

ボリュームパンツは白T＆カーデで上半身に清潔感を

黒の半袖カーディガンと白Tシャツ、ゆったりグレーパンツを合わせた40代メンズの秋の抜け感コーディネート

パンツは腰まわりにゆとりのあるグレーのリラックスシルエット。下半身にボリュームがあるぶん、上は白のTシャツで明るさを出しつつ、カーディガンも袖と着丈が抑えめな設計で“引き締め”を意識しています。配色も落ち着いていて、秋らしい軽さと大人の余裕を兼ね備えた、40代にぴったりの抜け感コーデです。

主な着用アイテム

冬のおすすめオーバーサイズコーデ

冬は防寒性を重視するぶん、自然とアイテムにボリュームが出やすい季節です。40代の男性がオーバーサイズを着こなすには、「重ねすぎない」「引き締めポイントを作る」ことが何より大切。コートやダウンにゆとりがある分、パンツを細身にする、色をモノトーンに寄せるなどで、スマートにまとめましょう。

王道ダウンで作る冬のスマートカジュアル

ボリュームのあるオーバーサイズのダウンジャケットを主役にしつつ、インナーとパンツをタイトにまとめてスッキリ見せた冬の鉄板スタイル。特に細身の黒パンツがシルエットを引き締め、アウターの存在感を引き立てています。着膨れしやすい冬こそ、上下のバランスを意識した引き算コーデが重要。色使いも落ち着いていて、40代らしい大人の雰囲気に仕上がっています。

主な着用アイテム

淡色ダウンで魅せる爽やかな冬の着こなし

オーバーサイズのベージュダウンが主役の冬コーデ。中に合わせた黒ニットとインディゴデニムが縦のラインを強調し、着膨れ感を抑えています。明るいアウターは顔まわりをパッと華やかに見せてくれる効果もあり、40代の落ち着きと清潔感を演出。トレンドを取り入れながらも、スタイルアップに配慮した好印象コーデです。

主な着用アイテム

ミリタリー風オーバーサイズで男らしさを演出

タフな印象のカーキのオーバーサイズダウンに、黒ニットとスキニーデニムを合わせた男らしい冬コーデ。防寒性はしっかりありながら、脚を細く見せることで全体のバランスをキープ。ハードな印象になりがちなミリタリーアイテムも、引き締め要素を入れることで大人の洗練されたスタイルに変わります。冬の街中でも一目置かれるコーディネートです。

主な着用アイテム

濃色×ベージュの大人配色で冬コーデに差をつける

黒のオーバーサイズアウターにベージュのパンツを合わせ、メリハリをつけた大人の冬コーデ。シンプルながら配色の妙で季節感と洗練さを両立。パンツはスリムシルエットを選ぶことで、重たくなりがちな冬のコーデでもスマートな印象に。オーバーサイズと“引き締め”の好バランスが、40代の魅力を引き出すポイントです。

主な着用アイテム

40代メンズのオーバーサイズの着こなしについてよくある疑問質問・Q&A

40代になると、ただトレンドを追うだけでなく、自分の体型や雰囲気に“どう馴染ませるか”がファッションの鍵になります。オーバーサイズを取り入れる際にも、若い世代とは異なる視点が必要になります。ここでは、40代男性が感じやすい悩みや疑問に答えるQ&Aを紹介します。

Q. オーバーサイズアイテムの色選びで気をつけるべきポイントは？

A. 40代の男性がオーバーサイズを取り入れる際は、色選びによって印象が大きく左右されます。派手な色や原色系は若々しさが強く出すぎてしまうため、落ち着いたトーンを基本にするのが安全です。たとえば、ネイビーやチャコールグレー、ベージュなどのニュートラルカラーは、大人の余裕や清潔感を演出できます。
また、上下で色の明度差をつけることで、シルエットがぼやけずスタイルアップ効果も得られます。トップスに淡い色、ボトムスに濃い色を合わせると視線が上に向かい、重心が高く見えてスタイル良く見えるというメリットもあります。
40代のファッションは「色の落ち着き＝信頼感」に直結します。あえてトーンを抑えた色づかいで、オーバーサイズ特有のリラックス感を品良くまとめることが大切です。

Q. オーバーサイズコーデに小物を取り入れるなら、どんなアイテムが効果的？

A. 小物は40代のオーバーサイズコーデにとって“印象を締める補強アイテム”です。たとえば、スリムなレザーバッグやクラッチバッグを持つと、全体のゆるさに対してキレのある印象を与えることができます。また、ベルトや時計、サングラスなど「大人のアクセント」が効いたアイテムは、コーディネートの完成度を格段に高めてくれます。
注意点は、“抜け感”を残すこと。例えばキャップやスニーカーでカジュアルダウンする場合も、全体の色味を統一する、素材感で調和を図るなど「調整のセンス」が問われます。アイテム数が多すぎると逆にごちゃつくので、1〜2点に抑えるのがベスト。オーバーサイズのゆるさと大人の格を繋ぐための小物選びがポイントです。

Q. オーバーサイズコーデはどんなシーンに合う？オン・オフの使い分け方は？

A. オーバーサイズは本来リラックス感を演出するスタイルなので、基本的には休日のカジュアルシーンに向いていますが、アイテム次第ではオフィスカジュアルやデートにも適応可能です。
例えば、きれいめな素材感のオーバーサイズシャツにテーパードスラックスを合わせれば、商談以外のオフィスやちょっとした外出着にも使えます。デートであれば、ニットや上質なカットソーのオーバーサイズアイテムにレザー小物を加えることで、「抜け感」と「大人っぽさ」を両立できます。
逆に公的な場や式典には不向きなため、そういった場面ではオーバーサイズの着用は避けるのが無難。シーンに応じた素材・カラー・シルエットの使い分けが大人の着こなしの鍵になります。

Q. オーバーサイズアイテムの“着丈”はどう判断すれば良いですか？

A. 着丈の長さはオーバーサイズコーデの印象を大きく左右するポイントです。着丈が長すぎると“服に着られている感”が強まり、野暮ったく見える可能性があります。理想は、トップスの着丈がヒップの中間〜やや下くらいまでに収まる程度。前後で差があるラウンドカットデザインなら、自然にスタイルアップも期待できます。
また、ジャケットやカーディガンは“着丈と袖丈のバランス”にも注意。袖が長すぎるとだらしなく見えてしまうため、腕まくりなどで調整し、手首が見えるようにすると抜け感が出ます。40代は「だらしなさ」と「余裕」の境界が非常に重要なため、サイズ感の微調整がオーバーサイズの着こなし成功に繋がります。