立ち襟アウターで印象が激変！【スタンドカラー】コート・ジャケット・ニットの正しい選び方

大人の魅力を引き出す「立ち襟アウター」の選び方と着こなし術

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こんにちは！
MENZ-STYLEのメンズ研究所でバイヤー兼スタイリストを10年勤めるAKEです。

筆者

株式会社メンズスタイルMENZ-STYLE専属　バイヤー兼スタイリスト　AKE

元アパレルショップ店員の経験を活かし、商品セレクトやお客様からのコーディネート相談を10年以上担当。
・年間500商品以上をセレクト
・年間15,000件を超えるコーディネートをスタイリング

立ち襟アウターを正しく選べば、シンプルな服装でも引き締まった印象を作ることができます。
特に首まわりに立体感が生まれ、視線を縦に流す効果があることで、顔の印象までスッキリ整って見えるため、装飾に頼らず大人っぽさを出したい方にぴったりです。

とはいえ、「立ち襟なら何でもいい」と思って選んでしまうと、かえって不格好に見えてしまうこともあります。
「襟が高すぎて首が埋まってしまった」「サイズが大きすぎて肩が落ちている」「襟が寝ていて普通のジャケットに見える」など、せっかく選んだアウターが思ったように決まらず、クローゼットに眠ったままになっている方も少なくありません。

実際、立ち襟アウターにはコート・ジャケット・ニットといった種類があり、それぞれに合う着用シーンや印象があります。
どのタイプが自分に合っているのか、どう選べば野暮ったく見えないのかを知っておくだけで、失敗は避けられます。

この記事では、立ち襟アウターがダサく見えてしまう理由とその対策、そしてタイプ別（コート・ジャケット・ニット）の選び方と着こなし例を詳しく紹介します。
自分に合う立ち襟アウターを見つけて、印象を引き締めたい方にとって、きっと役立つ内容です。

おすすめの立ち襟アウター

おすすめの立ち襟アウターを使ったコーデセット

監修者

株式会社メンズスタイル 社長宇賀神 政人（うがじん まさと）

2006年9月、25歳でメンズファッション通販「MENZ-STYLE（メンズスタイル）」を1人で立ち上げる。「3年後もかっこいい服のみ扱う」というコンセプトを掲げ、流行ファッションよりも3年後にも「その服、かっこいいですね！」とまわりから言われるお客様が多くなることでリピーターが1人、また1人と増えて、法人化。2025年で経営18年目の40代社長。

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男性が立ち襟アウターでダサく見えてしまう3つの落とし穴

立ち襟アウターは、シンプルな服装でも見た目を引き締めてくれる便利なアイテムです。
首まわりに立体感が出ることで、顔の印象まで整って見えるため、きれいめな着こなしにも取り入れやすい特徴があります。

しかし、選び方を間違えると、せっかくの立ち襟が逆効果になることもあります。
「なんとなくバランスが悪い」「スタイリッシュに見えない」と感じたことがある方は、もしかするとアイテムの特徴を活かせていない可能性があります。

肩幅と身幅が大きすぎて“着られている感”が出てしまう

立ち襟アウターは、顔まわりを引き締めて見せやすい一方で、サイズを間違えると一気に野暮ったく見えてしまいます。
特に肩幅や身幅が大きすぎると、全体のシルエットがぼんやりして、服に着られているような印象になります。

これは、着たときに「大きめの方が楽」「重ね着しやすい」などの理由で、なんとなく大きめサイズを選ぶ方に多い傾向です。
しかし立ち襟のデザインは、襟元が顔に近い分、シルエットのバランスが少しでも崩れると不自然さが目立ちやすくなります。

【解決策】
アウターのサイズを選ぶときは、肩が落ちすぎていないか、身幅に余りが出すぎていないかを鏡でチェックしてください。
特に立ち襟の場合、肩と首のつながりがきれいに見えることで、立体感のある着こなしに見せられます。
インナーを着てもきつくならない程度の「適度なゆとり」を保ちつつ、無駄に大きくないジャストサイズを選びましょう。

襟が高すぎると顔まわりが不自然に強調されて不格好になってしまう

立ち襟の魅力は、首まわりに高さが出ることで全体を引き締めて見せられる点にあります。
しかし、襟が極端に高すぎるデザインを選んでしまうと、顔が小さく見えるどころか、逆に不自然に強調されてしまうことがあります。

特に、顔が丸い方や首が短めの方は、襟の高さが顔の輪郭を押し上げて見せてしまい、バランスが崩れる原因になります。
防寒性を重視して襟がしっかり立っているものを選びたくなる気持ちもありますが、それが不格好に見える要因になることがあります。

【解決策】
襟の高さは「首に自然に沿って立つ程度」が理想です。
顔の輪郭を遮るような設計ではなく、あごの下あたりで程よく留まるものを選ぶと、自然なバランスが保てます。
着たときに、顔の輪郭が埋もれていないか、正面と横からの見え方を確認するのがおすすめです。

襟が寝ていると“普通のジャケット”のように見えてしまう

せっかく立ち襟デザインのアウターを選んでも、襟が寝てしまっていると、普通のジャケットやノーカラージャケットとあまり変わらない印象になります。
立ち襟アウターの魅力は、襟が立つことで顔まわりに立体感を作り、シンプルな服装でも凛とした雰囲気を出せる点にあります。
襟が倒れていると、全体の印象がぼやけて、特徴のない普通のジャケットのように見えてしまいます。

このような状態は、購入時に襟の形をあまり気にせず、「なんとなく立ち襟っぽいから」と選んでしまったときに起きがちです。
特に柔らかい素材のアウターや、経年でクセがついたものは、襟が寝やすくなります。

【解決策】
襟が寝てしまうのを防ぐには、ワイヤーが入っている立ち襟や、しっかりとしたハリのある素材を使ったアウターを選ぶことが大切です。
ワイヤー入りであれば、着用時に襟の角度を自分で整えることができ、首まわりに自然な立体感を作りやすくなります。
また、素材に厚みやコシがあるものは、着用を繰り返しても襟の形が崩れにくいという特徴があります。

着たときは、襟を手で整えてしっかり立てることも重要です。
何もしないまま着てしまうと、せっかくの立ち襟が寝てしまい、本来のデザインの良さが活かせません。
着用後は、ハンガーにかけて襟の形を整えた状態で保管すると、次に着るときも綺麗な立ち上がりをキープしやすくなります。

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立ち襟コート・ジャケット・ニットの選び方と使い分け

立ち襟アウターには、コート・ジャケット・ニットといった種類がありますが、それぞれに適した使いどころがあります。
見た目が似ていても、着るシーンや与える印象、合わせる服のバランスは大きく異なります。

なんとなくのイメージで選んでしまうと、場面に合わなかったり、着こなしがちぐはぐに見えてしまうこともあります。
シーンや気温、印象づくりに合わせた使い分けを知ることで、立ち襟アウターをもっと活かせるようになります。

スタンドカラーコートは通勤に最適！きれいめな印象と防寒性を両立

立ち襟タイプのコートは、ビジネスシーンや通勤スタイルにぴったりなアウターです。
襟が首もとに沿って立ち上がることで、顔まわりに自然な立体感が生まれ、全体の印象を引き締めてくれます。
ボタンが隠れる比翼仕立てやシンプルなデザインを選ぶと、見た目にもすっきりして落ち着いた印象になります。

さらに、スタンドカラーコートは首まわりが立ち上がっているデザインのため、風が入りにくく、防寒性の面でも役立ちます。
ウールや中綿入りの素材を選べば、冬の外出や通勤時でも快適に着用できます。
撥水加工が施されたタイプなら、雨や雪の日にも活躍します。

コーディネートは、スラックスとレザーシューズを合わせると、通勤にも使えるきれいめなスタイルになります。
インナーにタートルネックやハイネックのニットを合わせると、首もとのデザインと自然につながり、上品な雰囲気を作れます。

イタリアンカラージャケットは休日コーデで“こなれ感”を演出できる

休日やプライベートシーンには、イタリアンカラーのジャケットがおすすめです。
このタイプはシャツのように見える軽やかな印象と、ジャケットらしい立ち襟の存在感を兼ね備えています。
襟のロール感が特徴的で、柔らかさの中に大人っぽさを感じさせるデザインです。

特にデニムやチノパンと合わせたカジュアルなスタイルでは、シンプルになりすぎず、程よくきちんとした印象を与えてくれます。
例えば、ブラックのジャケットに白のニットと濃いめのデニムを合わせると、抜け感のあるきれいめな着こなしになります。
足元はスニーカーでも革靴でもなじみやすく、幅広い場面で使えるのが魅力です。

襟を無理に立てすぎると不自然になることがあるので、着用時は自然な形に整えることがポイントです。
軽く折り返すように着ると、リラックス感がありながらもきれいにまとまります。

気温差のある季節や室内では前開きの立ち襟ニットが便利

季節の変わり目や、室内と屋外で温度差がある日には、ジップやボタン付きの立ち襟ニットが活躍します。
軽く羽織れる上に、ジップやボタンの開閉で温度調整ができるため、寒暖差のある日にも対応しやすいのが特徴です。

このタイプはアウターとしてもインナーとしても使えるため、1枚あると着回しの幅が広がります。
春や秋にはシャツやカットソーの上に直接羽織ってアウターとして使い、冬にはジャケットやコートの下に着て防寒インナーとして使えます。
立ち襟部分があることで、シンプルなニットよりも顔まわりが締まり、すっきりとした印象になります。

合わせるパンツは細身のシルエットを選ぶと、全体のバランスが整いやすくなります。
落ち着いたカラーを選べば、ビジネスカジュアルとしても使いやすく、室内での打ち合わせや外出時の防寒にも対応できます。

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【まとめ】立ち襟アウターを選ぶなら「首元」「肩幅」「着用シーン」の3点に注目

立ち襟アウターは、着こなしのバランスを整えながら、見た目の印象を引き締めてくれる便利なアイテムです。
ただし、選び方を間違えると、せっかくのデザインが活かされず、逆に野暮ったく見えてしまうことがあります。

コート、ジャケット、ニットといった種類ごとの特徴を理解し、それぞれの良さを活かせる場面で着ることが大切です。
自分の体型や好みに合わせたアウターを選べば、シンプルな服装でもぐっと洗練された印象を演出できます。

自分に合った1着を見つけて、立ち襟アウターの魅力をしっかりと楽しんでください。

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