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ビジネスカジュアルで大事なこと
いきなり「ビジネスカジュアルで」と言われて困った!ビジネスカジュアルって何?ビジカジ専門店が新社会人や就職活動の方だけでなく、30代40代男性がビジネスカジュアルスタイルを取り入れるときの、ちょっとした注意点とメンズコーデ例をご紹介。専門店が選ぶおすすめのジャケット、パンツもご紹介いたしますね。
ビジネスカジュアルって何??
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スーツ通勤100%の会社のオフィスではあまり見かけることはないかもしれないですが、
総務経理部などのスタッフ部門で働いている方はスーツよりカジュアルなジャケパンスタイルなどでお仕事をされている会社も多いですので、
そのような方々にはビジネスカジュアルはなじみのある言葉かもしれません。
最近では働き方改革が叫ばれる中、ビジネスカジュアルや私服通勤にし、服装規定やドレスコードを見直す会社も増えているようですね。
ビジネスカジュアルは、略して『ビジカジ』とも言われ、誤解を恐れずにいいますと
いわゆるビジネスシーンにおける、カジュアルなスタイル
の事を指します。
すごくざっくりしていますが、こんなところです笑
たとえば、上下組のスーツや、スーツ用に販売されているシャツを
ザ・ビジネス!
ビジネス度100!!
とすると、
それよりくだけたカジュアルなアイテムや着こなしは、
ビジネスカジュアル
と言えるのかもしれません。
「ビジネスカジュアル」と言われるジャケパンセット
定義は曖昧なビジネスカジュアル
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そうなんです、すごく定義は曖昧なんですね。広く取ろうとすれば、
「会社に着ていく服」がすべてそうだともいえますし、
ちょっとオシャレなジャケパンスタイルも、ビジネスカジュアルと言えます。
同じアイテムでも、着こなしやTPOによっても、カジュアル度合いが変わってきてしまいます。
なのでその度合いは
アイテム×着こなし方×TPOによる周りの判断 による
といったところでしょうか。
たとえばビジネスカジュアルのアイテムとしては
上下組みでないテーラードジャケットと
センタープレスの折り目のあるようなスラックスパンツの組み合わせ
はビジネス度90~80といったところでしょうか。
プレスのないチノパンになってくると、度合いももっと下がってきますね。
ジャケットのインナーはシャツで、ネクタイを付けるのが基本です。
一般的な無地のビジネスシャツだけでなく、チェックシャツもありですね。
ただし、チェックシャツなど柄のシャツはよりカジュアル度が上がってきます。
ネクタイも、ニットタイなどになると、カジュアルさが増します。
度合いは組み合わせだけでなく、TPOによっても変わってきてしまうので、あくまでもざっくりな印象ですよ!
クールビズの広がりでビジネスカジュアルも広まる
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昨今はクールビズの認識も広まり、定番化するとともに、着こなしの幅も増えてきました。
かなりカジュアルな着こなしやコーディネートも増え、これらも「ビジネスカジュアル」と言えると思います。
官公庁や役所公共機関などで働く方の服装も、今は結構カジュアルな感じとなっていますね。
夏にはポロシャツにチノパン、
春先や秋冬はジャケットではなくカーディガンやセーター、のようなスタイルも、よく見かけるようになりました。
クールビスとして使えるシャツスタイルの男性ビジネスカジュアル
ただ、ビジネスカジュアルを取り入れている会社によっても、
完全にカジュアル、とい感じではなく、それぞれの職場に一定のルールや暗黙の了解があるようです。
他にも、スーツほど硬くなく、ピリッとしているがオシャレということからカジュアルな結婚式の2次会やパーティ、
研修やセミナー、交流会や合コン、婚活まで、幅広い用途があります。
というように、『ビジネスカジュアル』は言葉以上に明確な定義はない言葉です。
まさにスーツよりは硬くなく(画一的でなくオシャレ?)、普段着よりはピリッとしていて(清潔感もあり、ちゃんとしている?)
というようなポジションが『ビジネスカジュアル』ではないでしょうか。
または、
「スーツのようにきちんとして見える」けど、
「スーツよりもカジュアルさがある」
として最近ではセットアップがビジネスカジュアルとしても人気になってきています。
ビジネスカジュアルの「着こなし」の注意点
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完全な定義のない「ビジネスカジュアル」でも気を付けていただきたい着こなしが1つ。
上下組みのスーツ用アイテムと、カジュアルなアイテムの組み合わせは避ける
ことです。
今着ているスーツをカジュアルな着こなしにしたいと思っても、
上下組みのスーツは、鉄壁のビジネス度100なので、
カジュアルにというより「だらしなく」なってしまいますし、
上下組みのスーツ用のアイテムとカジュアルなアイテムを合わせると、どうしてもちぐはぐな感じになってしまいます。
ビジネス度100と90の間には大きな違いがある、ということですね。
昔、鉱石の硬さ 硬度 を習った時の事を思い出します。
硬度10のダイアモンドと硬度9の鉱石の硬さは圧倒的な開きがあるのだとか。
それと同じようなことですね。
たとえばスーツのジャケットとチノパン
スーツのスラックスにカジュアルなシャツ
ですね。
とにもかくにも、スーツの場合は、
ジャケットに合うようにパンツを、パンツに合うようにジャケットを作っていますから、
それ以外の合わせをしてしまうと、どうしても合わないんですね。
スーツは、それだけで合わせるもの、と考えましょう。
また、これは微妙なラインかもしれませんが、
いわゆるスーツ売り場に売られている「シャツ」も
スーツに合わせて作られている場合がほとんどですので、
これもスーツ以外に合わせてしまうとちょっとバランスが悪くなってしまう場合があります。
たいていの場合はこれらのシャツの裾をパンツの外に出して着るのはもってのほか!と怒られてしまいます笑
スーツ用のシャツの場合は、スペアボタンが裾の方についているものもありますが、それはやはり裾をパンツの中にしまうことを前提としてるからですね。
といっても、シャツのデザインや作りによりますので、
ビジネスカジュアルを意識してご購入される場合は、店員さんにアドバイスを求めるなど、
確認してから購入されるのが良いと思いますよ。
詳しいビジネスカジュアルの作り方とコーデ例▲
ビジネスカジュアルを「着る時」の注意点
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これは、TPOに合わせて、ということですね。
TPOは、もともとファッション用語で、時(time)、所(place)、場合(occasion)を考慮した服装にしましょうという、
日本のファッションデザイナー、石津謙介さんの作った言葉とも言われています。
ビジネスカジュアルは初めのほうにお話ししたように、さまざまな場面で使われます。
会社によって、明確なルールがある場合は良いですが、ほとんどは「周りに合わせた」カジュアルさが求められるような、暗黙の了解的な部分が多いかと思います。
ですので、いくらビジネスカジュアルといっても、どこまでがOKか、を気にしつつコーディネートを考えたり、
上司や周りに確認を取った方が良い場合もあるかもしれません。
会社でビジネスカジュアル、もしくは服装自由やカジュアルな服装を取り入れる場合は、
取り入れた目的があるはずです。
クールビズのように、働いているときの快適さを求める場合や
完全カジュアル服可な場合は「自由な発想とコミュニケーションの活性化」
などですね。
会社で働く、ということは一緒に働く人のことを考えるということですから、
会社の社風や、取り入れている目的、不快に思われない清潔感などを考慮して服選びをすることが大切ですね。
ビジネスカジュアルの疑問質問
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ビジネスカジュアルのジャケットはどのようなものを選べばよいか?
ビジネスカジュアルのジャケットは、スーツのジャケットを使うべきではない、ということは前述しましたが、実際にどのようなジャケットを選べばよいかと言うと、
ウールなど質のよい生地(ぺらぺらな安いジャケットは選ばない)
スーツ用のジャケットよりも着丈が短い、すこしカジュアルなジャケット
体のラインにフィットした、スリムなシルエットのジャケット
を選ぶのが良いでしょう。
やはりビジネスシーンで見られる服ですので、安物とわかってしまうようなジャケットは、着ている人も安く見られてしまいます。
またスーツのようにキッチリしたジャケットよりも着丈を短いジャケットにすることで、別生地のパンツのシルエットが良くなり、足が長く見え、スマートな印象になります。
だぼっとしたジャケットは厳禁です。
ビジネスカジュアルはスマートな印象が大切ですので、体のラインにフィットしたちょうど良いサイズのジャケットを選びましょう。
最近では、動きやすさを重視したストレッチ性のあるジャケットも人気となっています。
ジャケットの色はまずはネイビーやグレーがよいでしょう。パンツとの合わせやすさの点からもおすすめです。
ビジネスカジュアルスタイルに慣れてきたら、無地から柄物のジャケットにチャレンジするのが良いでしょう。
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ジャケットのインナーは何がよい?セーターよりカーディガンの方がフォーマル度が高まる
ビジネスカジュアルスタイルのインナーの基本はシャツですが、秋冬などは、防寒対策としてジャケットとシャツの間に、ニットを一枚多く重ね着したいときがあります。
この時のニットは、セーターかカーディガンになると思います。(ベストなどもありです。)
この場合、Vネックでボタン留めになっているカーディガンのほうが、セーターに比べてフォーマルな印象になります。
逆に言うと、ボタンの無いセーターの方がカジュアルな印象になります。
これは、カーディガンのボタンと、シャツの襟を強調させるデザインのためです。スーツで言えば、インナーにスリーピースのインナーベストを着ている印象に近くなります。
一方でセーターは、フォーマルな印象を強くするネクタイやシャツのボタンを隠すため、カジュアルな要素が強くなります。
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ジーンズ・ジーパンはビジカジとしてありか?
ビジネスカジュアルの服装の疑問で良くあるのがこの質問です。
結論から言うと、「無し」と言えるでしょう。
なぜかと言えば、ジーパンはもともとアメカジのようなカジュアルの代表選手のようなパンツですので、
ビジネスに相応しくない、と判断する人が多いからです。
もちろん、私服通勤に近い服装規定の会社ではOKであったり、ダメージが少ない物であれば可能、という場合もありますが、
かなりカジュアルな部類に入りますので、こちらも周りの判断に合わせていきましょう。
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Tシャツやスニーカーはビジカジとしてありか?
こちらもジーパンと同様に、職場、オフィスの服装規定で許容されている場合もあり、ビジネスカジュアルと言う場合もありますが、
Tシャツもスニーカーもジーパンと同じくカジュアルなアイテムなので、一般的に言う、ビジネスカジュアルスタイルには用いないアイテムと言えます。
ジャケパンのインナーに無地のTシャツ(カットソー)、靴はスニーカーと言ったスタイルは、私服通勤の企業では人気のスタイルです。
このような私服通勤のカジュアル服を、オフィスカジュアル、と呼んだりします。