昨日のやる気を、今日出せない人へ。がんばらずに、やる気を出す方法
こんにちは。Bizfront by MENZ-STYLE店長ふくさんです。
最近、朝のラッシュを避けるために朝型通勤にシフトしました。三日坊主の瀬戸際です。
今回は、
『やる気のスイッチ!』山崎拓巳 サンクチュアリ出版
を読んで。
やる気は常に瀬戸際の危機
のどから!!喉から手が出るほど欲しいものがこの本に!!!
というヨコシマな心からこの本を手にしました。
すでにやる気は十分です。おや、なんだかすでに術中にハマっていますね。。。
よーし、やるぞ!と思う時がある。
そのやる気が「ずっと続くもの」だと思っている人の
やる気は長続きしない。
なんですとーーーーー!!!(ズボシ)
物事が長続きさせられる人は、
そのやる気が「すぐに冷めるもの」だと知っているから、
冷めないようにいつも工夫しているのだ。
なんと!これが俗にいう「違いを生み出す違い」っていうやつですね!
つねにエネルギッシュで、
大きなことをどんどん成し遂げていく人は、
「自分の心との付き合い方」をよく知っている。
どうやったらやる気を出せるか、
こういう場面では、こういう気分のときには、
…と、いくつもの「やる気のスイッチ」を持っている。
Y・D・K(やれば・できる・子)の正体は、こんなところなのかもしれませんね。
この本は、私のようにやる気にムラがあるような人(?)に向けて、34もの「やる気のスイッチ」を用意してくれています。
もう自分のどこに「やる気のスイッチ」があるのか探す日々とも、これでオサラバです。
今までの私にとっての「やる気のスイッチ」といえば、
「クリリンのことかーーー!」⇒超サイヤ人に覚醒
「ムーンプリズムパワーーーー!メイク!アーーップ!」⇒セーラー戦士に変身
「じっちゃんの名にかけて!」⇒名探偵に変貌
特別な人のモノだと思っていました。
では、そんな特別な人達特有ではない「やる気のスイッチ」や、関連したコツをいくつか紹介いたします。
まず本の最初のほうは準備的な知識として、やる気を出す前に知っておくとよいことが記載されています。
やる気のスイッチ!
自分の中の取り決めを破ってみる
私たちは「コンセンサスリアリティ(合意上の現実)」の中にいる。
これは、子供のころから取捨選択してきた中で培われた、これはOKでこれはダメ(不得意)みたいな自分の中の決め事(ルール)のようなものです。
人はうまくいかなかかったことを経験すると、次からは手を出さないように決めていくんですね。
(人によっては「いや、最初にうまくいかなくても頑張って続けた!」という人もいらっしゃると思いますが
例えば「俺には絵心ないな」と思って絵をかくのを敬遠したり、「球技より陸上かな」と思ってボール競技から離れたり。そういうことです。)
その積み重ね、延長線上が「今」なわけで、これはある意味「行動を制限している」ことにもなります。
無意識な思い込み状態になっているので、こんな「自分の中の取り決め」を破ってみるのも、やる気のスイッチ!!
久しぶりにやってみたら、意外とうまくいった!なんてこともあるかもしれませんね。
やる気のスイッチ!
記憶の編集 思い出は「良かったこと」に書き換える。
記憶は、事実というより、解釈だ、といえる場合があります。
たとえば、同じ人を主人公に映画を撮っても、監督が違えば全然違う映画に映されるでしょう。
同じモデルを題材に写真を撮っても、撮り手が違えば作品は全然違います。
私も趣味としてカメラをやらせてもらってるので、よくわかります。
みなさんは、今までの記憶、思い出、どんな編集をされていますか??
私はこれからの思い出は出来たら「ワクワク風味」の編集を心掛けていきたいです!
こういう記憶の編集の仕方が得意な人の代表例は
「オラ、ワクワクすっぞ!!」孫悟空
「ワクワクするなぁ!次はどんな冒険が待ってんだァ!?」麦わらのルフィ
「ワクワク山ワクワクん吾っす!!」うちの会社のM山S吾さん
などがあげられますね。
やる気のスイッチ!
問題にぶつかったら「無意識」に聞いてみる。
「顕在意識」と「潜在意識」というのをご存知でしょうか?
人が「意識」として認識できるものが「顕在意識」。その奥にある「無意識」が「潜在意識」です。
例えば、人の名前など、今まで全然忘れていたのに、ふと思い出した経験はありませんか?
意識して「思い出そう」とはしていなかったはずです。そうです。ずっと「潜在意識」が探してくれていたのです。
「潜在意識」は粘り強い意識で、質問や検索を依頼すると、ずーっと探し続けてくれるんです。
自分の中にも、粘り強いやついたんだ。。。。
ちょっと感心してしまいました。
やるな、俺の潜在意識。
でも、潜在意識への質問の仕方にコツがいるんです。
それは「どうしたら―?」で始まる疑問形を使うことなんです。
よく悩んでいると「どうしてだめなんだ」「どうしてできないんだ」など「どうして?」を使ってしまいますが、これは「潜在意識」の検索は動き出してくれません。
「答えが存在する質問の仕方」=「どうしたら?」
を使った質問を「潜在意識」に投げかけると、根気よく答えを探してくれます。
するとやがて無意識は、素晴らしいひらめきを顕在意識にたちのぼらせてくれるだろう。
「どうしたらこの仕事がうまくいくのか?」
なぜ昨日のやる気は、今日まで続いてくれないのか。
それは「ホメオスタシス」―恒常性というものがあるからです。
人には「つねにその状態でいよう」とする性質がある。
これは、物理でもいえることかもしれません。均衡を維持しようとする力です。
だから感情もガツンとあがれば、ガツンと下がって戻ろうとするようなんです。
それ自体は悪いことではないと思うんです。急な興奮がいつまでも続いたら、健康にもよくないでしょうし。
「急な変化」を嫌うんですね。
だから
変化はゆっくりと。
ゆっくり慣らしていくんです。自分を騙していくかのように。
やる気のスイッチ
一歩だけ先の段階に自分を馴染ませる。
セルフイメージ
冒頭でお話ししましたが、人はいろいろな経験をするなかで自分を作ってきています。
親、友だち、先生に言われたこと。上司や先輩から受けたあつかい。すれ違った人の視線や、自分がやったことに対する評価…など無数の経験から、「自分はこんな人間だ」と限定する。
「自分はこんな人間だ」の状態は居心地がいいんですね。心地よい範囲をコンフォートゾーンとも言います。
だからこれ以上になること、これ以下になることに対して不快に思ったり、恐怖感を持ったりするんですね。
これもホメオスタシス。変化を嫌うんですね。
収入を上げたい。きれいになりたい。スコアを伸ばしたい。出世したい。生活を安定させたい。
ただそう思っていても、セルフイメージが邪魔してしまう。自分のレベルを高めたいときは、セルフイメージも高めなければいけない。
セルフイメージが邪魔をしているんですね。。
これには方法があるようです。
ひとつの方法は、自分がめざしている人に、なったふりをすること。
もうひとつの方法は、自分がめざししている人が、聞くもの、触れるもの、食べるものに慣れ親しむこと。
一度セルフイメージが高まると、自分がそうじゃないことに対して居心地が悪くなる。
だから、やる気は自然にわいてくる。
やる気スイッチ!!
やる気のスイッチ!
欲求の質を変える
もしも自分の欲求だけでは、心が動かなくなったら「公」に変えたらいい
「欲」+「公」=「志」
「欲」にはいろいろな表現がありますよね。
欲は自分一人のものですが、自分だけが喜べるようなものは「野望」
そして自分以外の人も喜べるものは「志」
信長は、「野望」
太閤は、「立志伝」
コーエーも奥が深いですね。
旅行へ行こう⇒家族と旅行へ行こう
勉強しよう⇒社会の役に立つように勉強をしよう
スコアを上げよう⇒仲間の力になるように努力しよう
体を鍛えよう⇒俺の体はもう俺一人のものじゃない。
やる気スイッチ!!
いかがでしょうか?やる気のスイッチ、入りましたでしょうか?
まだ入らない人は、是非こちらをお読みください。
実践編。
『やる気のスイッチ!実践セミナー』
『やる気のスイッチ!』山崎拓巳 サンクチュアリ出版
本日のコーディネート
サックスのシャツにネイビーのスラックス、そしてグレーのニットタイ。モチベーションが下がることのないやる気十分なビジカジスタイルです。