みなさんは、そうじって好きですか？嫌いですか？『なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか？』

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2015年08月03日

みなさんは、そうじって好きですか？嫌いですか？『なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか？』

毎週土曜の午前中は、部屋の掃除をしています

こんにちは。Bizfront店長ふくさんです。

学生時代使っていたのパソコンのパスワードは［kanojyohoshii］でした。

今回は、
『なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか？』志賀内泰弘　ダイヤモンド社
を読んで。
もっと早く読んどきゃよかった、と思う一冊。

実話をベースとした日本初の「そうじ小説」とのこと笑
主人公はとあるサラリーマン山村圭介。公園で見つけた「ゴミ拾いをする老人との出会い。たった一つの空き缶を拾ったことから、人生が変わりだす。

はたして掃除で人生が変わるのか？？

ちょっと前から、そうじや片づけがちょっとしたブームになってますね。
ちょっと前の前くらいから掃除や片づけがマイブームだったのが、何を隠そう私です笑　もう、5，6年前でしょうか・・。

このビジネス小説では掃除も片づけも区別はしていないようですが、
まあだいたい掃除すると気分はよくなりますが、そこそこ綺麗だったらまあいいんじゃないか、それくらいの心持ちかもしれません。人生が変わるなんて大げさな！！

人生が変わるなんて、突然引き出しの中からネコ型ロボットが現れたり、人の言葉をしゃべるネコが秘密のステッキをプレゼントしてくれたり、突然光るのおじさんが現れて学校を巨大ロボットにしちゃったり、不思議な時計を得体の知れない妖怪から渡されたり、
そんなことが起きない限り、大して変わらないと思っていたのも事実です。

「そうじをすると、お金が手に入るのか？」

大人になってからもしばらく夢見がちでしたが笑　社会人になって「人生が変わるのに必要なものは？」と言ったらまずこれでしょう。

金。

すみません。カネ、と読みます笑

または、人によったら「売上」だったり、「利益」かもしれません。
そうじをすると、こういうものが手に入るのでしょうか？

本に登場してくる、何か悟っているかのようなゴミ拾い老人はこう言います。

「答えを言ってしまうと、実は、そうじをすると、得することがあるんじゃな」

あるんじゃな。マジか！！そうじくらいなんぼでもやりまっせ！で、何が得するのか？

「拾った人だけがわかるんじゃよ」

じゃよ！！

実はこの老人、某世界的グループ企業のオーナーだったりするんですが、それを知らない主人公のサラリーマン、圭介は胡散臭さを感じつつも、そうじが習慣化され、次第に周りを巻き込んで何かをつかんでいくのです。ゴミを拾うことで、変わっていく何かを。

ある日、圭介はふと気づきました。

商店街に出てみると、あちこちに空き缶や菓子パンのビニール袋などのゴミが落ちているのが目についた。今までも同じ光景を見ていたはずなのに、なぜ、今までは、ゴミが落ちていることに気が付かなかったのだろうか？

この「気づき」というの、とても大事だと思いませんか？
そうです、そうじをすることで「気づき力」が上がっていたのです。
見えなかったものが見えてきたということ。

これ、仕事、会社、人付き合いでも同じじゃないでしょうか？

会社で言う売上というのは、誤解を恐れずに言うとお客様のニーズ、不満、不安などを解決することで成り立ちます。
お客様のニーズ、それが生まれる原因に「気づく」ことが何よりポイントです。ニーズに気付けない売り手は、売り上げを作れませんね。

そうじをすることで「気づき力」が上がるんです。そうじ自体、そのトレーニングともいえると思います。気づき力が上がれば・・・そうです。女の子にもモテます。女性はちょっとした変化に気付いてくれる人に好感を持ってくれます。これは人なら誰しもそうかもしれませんが。いわゆる人から認められることで得られる「自己重要感」が満たされる、ということですね。そのスタートが「気づき」といえます。

「そうじをすると、夢がかなうのか？」

第2章では、この老人・鹿取の若かりしころのお話が始まります。
今では大企業のオーナーにまで上り詰めた老人も、若いころはしがないホテルのアルバイト。
そこである会社の社長から「そうじの大切さ」を学びます。
そこから始まる鹿取のサクセスストーリー！！とはいかず、いきなりまさかのリストラ・・・
再就職後に課せられる無理難題のそうじの仕事！ブラック・ブラック・クラブの魔の手！リミットは1年間！

※『ブラック・ブラック・クラブ』がわからない人はこちら（外部サイトに飛びます。）

そこで鹿取は何を学び、何を経験したのか。

成功のポイントは、本書を直接お読みください笑