2023年11月01日
【Lesson12-5】冬ファッションの季節感の出し方は?着こなしコーデポイント
ファッションで冬らしさを取り入れて、女の子がオシャレと思うこだわり【季節感】をマスターしましょう!
クリスマスやバレンタインデーなど女の子とデートするきっかけが増える冬のイベント。
そんな冬のイベントにはしっかりと季節感を取り入れて女の子に褒められる冬らしい服装やコーディネートを意識することが大切です♪
―女の子がオシャレと思うこだわり―
色・素材・柄・アイテムについて詳しく紹介していきます♪
■目次
冬のメンズファッションで取り入れたい【色】
冬のメンズファッションで取り入れたい【素材】
冬のメンズファッションで取り入れたい【柄】
冬のメンズファッションで取り入れたい【メインアイテム】
冬のメンズファッションで取り入れたい【小物アイテム】
冬のメンズファッションコーデ
冬(12月)の東京の平均気温は8.6℃なので、コートの中に着るインナーも秋とは変わってきますね。
8.6℃かぁ~
数字だけだと相当寒そうだな!
でも僕の心はいつでも熱々ですよ!
だから季節なんて関係ないんです♪
ともやくんが熱いハートなのはわかったから!
それとファッションは別でしょー!?
冬のイベントといえばクリスマスや忘年会、初詣など外出する機会が増えますよね♪
2月にはバレンタインデーなどもあるので!
女の子は男性のファッションをみているものですよ!
例えば、クリスマスデートでコートを脱いだらインナーにポロシャツ着てるなんて、がっかりですよね!
そっそれって僕のことじゃないかっ!!
まりちゃん・・・・
ずいぶん根に持つなぁ・・・
冬にしかないせっかくのイベントなので、季節感を取り入れたコーディネートは女の子にとっても、それほど大切ということですね♪
レディースファッションではファー小物やモコモコニットなど季節感が出せるアイテムが人気ですしね!
そっかー。
冬にしかないイベントっていうことを今までそんなに意識していませんでした・・・
盲点です!
では、今まで気にしていなかったともやくんも今年の冬は季節を取り入れたコーディネートで女の子にオシャレだと思われるようになりましょう!!
心を入れ替えて頑張りますっ!!
冬のメンズファッションで取り入れたい【色】
冷たい風が吹き抜け、霧と雪が空気までも白く凍らせるような冬の雰囲気は、白銀の世界を表す白やグレーなどのペールトーンの色で表現されます。
また、白色は汚れのない純粋な心や新たなスタートを表す、清々しい気持ちにさせてくれる効果もあるんです!
冷たい空気で凍った氷や、冬の澄んだ空の明るい青色から深海を思わせるような深い青色まで、青系の色は夏だけでなく冬を代表する色でもあります。
幅広い季節をイメージさせる青色は、冬らしさを演出するために、合わせる素材やアイテムに意識することがポイントになります。
お正月や初詣を想起させる朱色や、クリスマスや暖炉を思わせる赤は寒い冬の季節を暖かく演出する色として活躍します。
また、冷たい風で木の葉が落ちることから緑やベージュも冬の季節を連想させる色です。
冬らしい色を使ったメンズファッションコーデ
冬の季節を連想させる色ってちゃんと意味が込められていたんですね!
意味を知ると、いつも同じ色のコーディネートしてるのが、なんかもったいない気がする・・・
ともやくん!!!
素晴らしい気付きだわ!!
そのもったいないという気持ちが冬らしいファッションを楽しむ第一歩になるわね♪
そうなんですかっ!!!
じゃあ今年は冬らしい色を使ったコーディネート早速チャレンジしてみます!!
ともやくんやる気がみなぎってる~!!
どんな着こなしをするのか楽しみですね♪
僕が考えた冬らしい白、グレー、青を使ったコーディネートです!
季節感のある服装って新鮮な気分になりますよね!
うーん。
色使いは悪くないんだけど・・・
冬らしい・・・かな???
ちゃんと冬らしい色を使ってるのに・・・・
なんでこんなに冬らしくないと感じてしまうんでしょうか・・・?
では、実際にともやくんの選んだコーディネートと同じ色を使った2つのコーディネートを見比べてみましょう!
僕の選んだコーディネートより右のコーディネートのほうが冬らしく感じます!!
なっ何故だー!?
ズバリ!
その違いは“冬らしい素材”を取り入れるということなんです!
色だけじゃだめなんですねっ!
僕はまだまだ未熟者でした!!
色彩象徴としては色から連想する季節感はとても大切です!ですが、冬らしい服装をするためには、素材選びも重要なんです!
では、具体的に冬らしい素材を紹介していきます!
冬のメンズファッションで取り入れたい【素材】
【ウール】
冬のメンズファッションに代表的で欠かせないのが、ウールです。
一般的にウールとは羊毛のことをいいます。
コートやトップス・パンツなど、様々なアイテムに使われる素材です。
【アクリル】
三大合成繊維 (ナイロン・ポリエステル・アクリル) の一つで、石油を原料としています。
ウールに似た性質と感触を持つので、冬はセーターなどによく使われます。
【ツイード】
イングランドやスコットランドの羊毛を使用した毛織物で、2カ国の境界を流れるツイード川流域が発祥の地とされています。
織る前に糸をさまざまな色に染め、細かい色彩の模様を入れるのが特徴です。
【フランネル】
柔らかくて暖かく軽い毛織物の事をいいます。
もともとはウールのみで織られていたフランネル生地ですが、現在ではウールとコットン、合繊繊維で織られたりもします。表面がふんわりと毛羽立っているのが特徴で、冬はネルシャツに代表されるチェックシャツが多く活躍します。
【フリース】
ユニクロのフリースというフレーズを一度は聞いたたことがあるのではないでしょうか?
フリースとは、ポリエステルの一種で作られた柔らかい起毛仕上げの素材です。
繊維を起毛処理することで、繊維の間の空気をため込む事ができ、外気を遮断するので非常に暖かいです。
【コーデュロイ】
表面に毛羽立った畝(うね)のある織物です。
畝の太さによって見え方が変わり、呼び方も様々です。
見た目にも暖かさを感じるコーデュロイは冬のメンズファッションに長い間定着している素材です。
【メルトン】
毛織物を縮絨(しゅくじゅう)した後に、フェルトのように仕上げた素材をメルトンといいます。
生地を縮絨させたことで、密度が高まり保温性があります。
冬本番を迎えるのにメルトン素材のアイテムは欠かせません。
冬らしい素材を使ったコーデ
「季節感のあるコーディネートをしている人って、色んな服装を楽しむ人なんだなって思います♪」
って言ってたまりちゃんの気持ちがわかってきました!
コートの中にポロシャツ着てたともやくんとは思えない発言ね!
なんとっ、
お恥ずかしい!!
気付いてくれてよかったー!
これでともやくんも女の子に褒められる着こなしに近づいたかな♪
冬の素材を取り入れたコーディネートは、女の子から褒められる+防寒にもなるので、冬のメンズファッションに積極的に取り入れてみてくださいね!
冬のメンズファッションで取り入れたい【柄】
冬らしい柄=冬を連想させる柄です。
冬らしい色と同じように一目で季節を連想させる効果があります。
今回は押さえておきたい定番の柄をご紹介します!
ノルディック柄
ノルディック柄とは、雪の結晶、トナカイ、もみの木、などをモチーフとした模様を繰り返し用いた、ノルウェーなど北欧の伝統的な柄の事をいいます。
主にセーターやカーディガン小物に使われています。
グレンチェック柄
千鳥格子やごく小さな格子など四種の単位模様を規則的に組み合わせた柄です。
主に白や黒、茶などの配色が多く見られます。
さりげなく主張したグレンチェックはビジネススタイルにも活用されます。
アーガイル柄
スコットランドのアーガイル地方で伝統に使われてきたチェック柄がアーガイルチェックです。
菱形と細い斜めのラインで作られたダイヤ柄のようなチェックです。
主に秋冬のアイテムに多く、ニットやカーディガン、ソックスなどに使われています。
冬らしい柄を使ったコーデ
冬らしい柄って一気に季節感でますよね!
一目でわかりやすいので、冬らしい着こなしが苦手な方にもおすすめですね♪
そうなんですね!!
じゃあ、今度まりちゃんとイルミネーション見に行くときは全身アーガイル柄のコーディネートを着て行こうかな!
全身アーガイル柄って・・・・・イルミネーションよりともやくんのほうが目立ってない・・?
しかも一緒に見に行く約束なんてしてないからね!!
冬らしい柄を取り入れたいときは、
上の画像のようにアウターの重ね着で面積を抑えると着やすいです。
ポイントとしては、柄の面積が全身の25~50%くらいになるように意識しましょう♪
冬のメンズファッションで取り入れたい【メインアイテム】
ダウンジャケット
ダウンとは羽毛のことで、内部にダウンフェザーを詰めて作ったものをダウンジャケットといいます。
抜群の保温性と、体から出る汗を放出する特徴があるので冬のアウターとして強い味方になります。
ダウンジャケットを使ったコーデ
中綿ジャケット
中綿ジャケットとは、ポリエステルなどの化繊綿(ごうせんわた)が詰まったジャケットのことをいいます。
ダウンジャケットに比べ、雨などの水に強く比較的安価なのがメリットです。
フードにファーが付いたデザインは、冬の季節を連想させるアウターとして活躍します。
中綿ジャケットを使ったコーデ
ダッフルコート
厚手の起毛仕上げのメルトン生地を使用したものをダッフルコートといいます。
留め金がトグルと呼ばれるボタンで出来たデザインが特徴的です。
丈の長さは様々ですが、男女共に冬のアウターの定番アイテムとなっています。
ダッフルコートを使ったコーデ
イタリアンカラージャケット
カラーとは襟のことを意味します、イタリアンカラーは襟に台衿がなく、第一ボタンから襟先にかけて立ち上がったスタンド襟の形のことを言います。
大人できれいめな雰囲気に仕上げることができるので、ビジネススタイルから普段のコーディネートまで、着回し力に優れています。
イタリアンカラージャケットを使ったコーデ
ニットジャケット
ニットで編まれたジャケットのことをニットジャケットといいます。
冬はローゲージのニットジャケットを取り入れることで、見た目にも暖かい印象になり冬らしいコーディネートにマッチします。
ニットジャケットを使ったコーデ
ローゲージニット
大きい編み目のローゲージニットは冬のトップスとして欠かせないアイテムです。
クルーネック、タートルネック、Vネックとデザインによっても印象を変えられるのが魅力です。
冬のメンズファッションには、コートのインナーにローゲージニットを取り入れて季節感を演出しましょう。
ローゲージニットを使ったコーデ
“ちょっと豆知識”
―ハイゲージ、ローゲージニットの違い―
・ハイゲージニット
一見編み目の分からない、細かく密に編み込まれた状態のことをいいます。
ニットの編み目が目立たないのですっきりした印象に着こなすことができます。
知的でクールなイメージのハイゲージニットは、スーツのインナーとしても活用します。
・ローゲージニット
ざっくりと粗く編まれた状態をいいます。
ハイゲージニットに比べ、編み目や凹凸、模様などがよく分かる仕様になっています。
また、ざっくりとしたボリュームも特徴的です。
暖かく優しい印象のローゲージニットは冬のニットとして活躍します。
冬のメンズファッションで取り入れたい【小物アイテム】
マフラー
去年と同じコートやいつもと同じジャケットも、マフラーの柄や色を変えるだけでコーディネート全体が新鮮に感じます。
また、巻き方を変えることで変化を楽しむこともできるので冬のメンズファッションには欠かせないアイテムです!
マフラーを使ったコーデ
スヌード
被って巻くだけで首元を温めることができるスヌードは、ボリュームのある見た目から冬らしい季節感を感じさせます。
マフラーに比べてすっきりまとまるシルエットは小顔効果もあります♪
スヌードを使ったコーデ
手袋
冬は忘年会や初詣など外出の機会が増えるので、保湿と保温の高い手袋は防寒にぴったりのアイテムです。
それだけではなく、手袋を上手にコーディネートに取り入れることで大人の風格が漂います。
手袋を使ったコーデ
スエードブーツ
1年中着まわせるスニーカーに比べ、スエード素材のシューズは見た目に暖かさを感じるので、冬の時期にマッチしたコーディネートを楽しむことができます。
足もとにスエードブーツを取り入れるだけでいつものコーディネートもオシャレ度がアップします。
スエードブーツを使ったコーデ
ニット帽
ニットの帽子といえば“防寒”というイメージですが、それだけではなくニット帽をコーディネートに取り入れることで、かっちりしたコーディネートを和らげてくれる効果もあります。
暖かさと、存在感あるニット帽は冬らさを作るマストアイテムです。
冬のメンズファッションコーデ
グレージャケット×ブラックタートルネックニット×デニムパンツ
トップスは厚手のメルトンジャケットに黒のタートルネックを合わせて大人びた印象を受けるモノトーンコーディネート。
冬の落ち着いた大人の雰囲気がクリスマスデートに頼もしさを感じさせます。
清潔感のあるキレイめカジュアルでまとめられています。
ネイビーダウンジャケット×ライトグレータートルネックニット×ブラックスキニーパンツ
厚手のネイビーダウンジャケットのボタンがキャメルでワンポイントとなるオシャレ。
インナーはケーブル編みでオシャレ度を上げたミドルゲージのタートルネックニット。
モノトーンとネイビーを合わせた冬の寒色コーディネートです。
キャメル中綿ジャケット×ボーダーニット×ブラックスキニーパンツ
ショート丈の中綿ジャケットにロングサイズのボーダーニット、シンプルな黒スキニーを合わせたコーディネート。
インナーのロング丈ニットはボーダー柄で合わせてだらしなく見せないなど、サイズ感の違いを合わせたオシャレなコーディネートです。
フェザーヤーンブルーニットセーター×ホワイトシャツ×ブラックスキニーパンツ
鮮やかなブルーが人目を引くニットをホワイトシャツ、ブラックパンツのモノトーンに合わせたコーディネート。
忘年会やクリスマスパーティなど、ちょっとオシャレにしたい室内イベントで女の子から注目されるカラーコーディネートです。
ニットもふんわりとした肌触りのフェザーヤーンで好印象間違いなしのオシャレ室内スタイルです。