公開日: 2025年09月02日
秋のデニムシャツはこう着こなせ!30代・40代メンズに似合う細身パンツ・ジャケット・革靴コーデ実例
秋にデニムシャツが映える理由と、大人のメンズが押さえるべき着こなしの鉄則
こんにちは!
MENZ-STYLEのメンズ研究所でバイヤー兼スタイリストを10年勤めるAKEです。
筆者
元アパレルショップ店員の経験を活かし、商品セレクトやお客様からのコーディネート相談を10年以上担当。
・年間500商品以上をセレクト
・年間15,000件を超えるコーディネートをスタイリング
デニムシャツを秋に着ようと思っても、「何を合わせたらいいか分からない」「着てみたけど、なんかしっくりこない…」そんな経験はありませんか?
これはデニムシャツがカジュアル色の強いアイテムだからです。パンツや靴の選び方を間違えると、年齢に合わない印象になってしまいます。
たとえば、淡色のデニムシャツにチノパンとスニーカーを合わせたら、学生のように見えてしまった…そんな経験がある方も多いはずです。
この記事では、30代・40代の男性が秋にデニムシャツを大人っぽく着こなすコツを紹介します。読めば、どんな組み合わせなら失敗せず、清潔感のある印象に見えるのかが分かります。
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監修者
2006年9月、25歳でメンズファッション通販「MENZ-STYLE(メンズスタイル)」を1人で立ち上げる。「3年後もかっこいい服のみ扱う」というコンセプトを掲げ、流行ファッションよりも3年後にも「その服、かっこいいですね!」とまわりから言われるお客様が多くなることでリピーターが1人、また1人と増えて、法人化。2025年で経営18年目の40代社長。
■目次
失敗しないために!デニムシャツコーデでありがちな3つのNG例
デニムシャツはカジュアルな印象が強いため、合わせ方を間違えると大人っぽさから遠ざかってしまいます。30代・40代の男性が陥りやすい失敗には、いくつかの共通点があります。見た目の印象を損なわないためにも、以下のような組み合わせには注意が必要です。
デニム×デニムで作業着感が出てしまう!
上下をデニム素材でそろえるコーディネートは、一歩間違えると作業着のような印象を与えてしまいます。特に濃いインディゴや色落ち加工の強いデニムを上下で組み合わせると、清潔感よりも武骨さや無骨さが際立ちます。
このようなスタイルは、体型や顔立ちがよほどシャープでない限り、30代・40代の男性には馴染みにくい傾向があります。全体のバランスが取りづらく、見た目の重さにつながるため、実際よりも年齢が上に見えてしまうこともあります。
デニムシャツを着る時は、パンツにウール調やコットン素材のスラックスを選ぶことで、コーディネートに柔らかさと上品さが加わります。素材の対比が生まれることで、視覚的なメリハリも出せます。
カジュアルすぎる配色・アイテム合わせで子供っぽくなる!
淡色のデニムシャツに、ベージュチノパンや白スニーカーを合わせると、一気に少年っぽさが前に出ます。もちろん若い世代には爽やかに映りますが、大人の男性が同じスタイルをすると、どうしてもラフすぎる印象になりやすいです。
特に秋という季節は、落ち着いたトーンや重みのある素材が似合います。そこに春夏のような軽快な色を持ち込むと、季節感と見た目のギャップが生まれてしまいます。
配色ではネイビー・チャコールグレー・ダークブラウンなどの落ち着いた色を取り入れることで、印象に深みが出ます。足元を革靴に変えるだけでも全体の見え方が引き締まり、大人の装いに近づきます。
サイズが合っていないせいで野暮ったく見えてしまう!
デニムシャツは生地が厚めで硬さがある分、サイズ感が少しでも合っていないと野暮ったさが際立ちます。特に肩が落ちていたり、袖が長すぎたりすると、服に着られているように見えてしまい、清潔感が損なわれます。
また、着丈が長すぎると、腰の位置が低く見え、全体がだらしない印象になってしまいます。これは特に40代の男性に多い悩みですが、正しいサイズを選ぶことで印象は大きく変わります。
身幅や肩幅はジャストに、袖は手首が少し見えるくらいが目安です。着丈はパンツのポケットに軽くかかる程度に収めると、きちんと感とこなれ感の両方を演出できます。
秋はこう着こなせ!大人の品格を引き出す正解コーデとアイテム選び
デニムシャツをおしゃれに見せるには、全体のバランスと組み合わせるアイテムが非常に重要です。
大人の男性が持つ落ち着きや知性を自然に引き出すには、色・素材・シルエットすべてにおいて工夫が必要です。ここからは、秋に実践しやすい具体的な組み合わせと、相性の良いアイテムを紹介します。
デニムシャツ×黒スラックス×革靴が王道コーデ
秋のデニムシャツをスマートに見せたいなら、まずは黒スラックスとの組み合わせがおすすめです。デニムの持つカジュアルな雰囲気を、黒のパンツが程よく引き締めてくれます。
さらに足元を革靴に変えることで、全体に品のある雰囲気が加わり、仕事帰りの私服や休日の食事にも馴染むスタイルになります。デニムシャツにネイビーや濃いインディゴを選ぶと、黒との対比が自然に映えます。
スラックスはセンタープレスのある細身シルエットが理想的です。ゆるすぎず、かといってピタピタしないラインが、大人らしい落ち着きを感じさせます。
白Tとの重ね着で抜け感を演出する秋のデニムシャツコーデ
季節の変わり目にぴったりなデニムシャツを、白Tシャツと重ねて軽やかに着こなした秋のスタイルです。デニム特有のラフさを残しつつ、黒のスラックスを合わせることで全体をすっきりとまとめています。足元も黒でそろえることで、落ち着いた大人の雰囲気をキープ。気温差のある秋でも対応しやすく、清潔感と抜け感のバランスが取れたコーディネートです。30代・40代のメンズが無理なく取り入れやすい、品のある秋の定番スタイルです。
主な着用アイテム
テーラードジャケット・カーディガンで秋らしくレイヤード
デニムシャツは、上に羽織るアイテムによって印象が大きく変わります。テーラードジャケットを重ねれば、きちんとした場にも通用するスマートカジュアルになります。
一方で、カーディガンを合わせると柔らかく親しみやすい雰囲気が生まれ、カフェや公園などリラックスした場面にもぴったりです。ジャケットはグレーやチャコール、カーディガンならダークネイビーやブラウンが秋らしさを引き出します。
どちらを選ぶにしても、デニムシャツの襟元が中で潰れないように整えておくと、きちんと感が保てます。
やわらかく見せたい日に選ぶ、カーディガン×デニムシャツの好印象スタイル
ネイビーのカーディガンにデニムシャツを合わせた、穏やかで親しみやすい雰囲気の秋コーデです。カジュアルすぎず、かといって堅くなりすぎないバランスが、大人の男性にちょうど良い印象を与えます。淡いグレーのパンツが全体に明るさと軽さを加えてくれるため、季節の変わり目にも取り入れやすいスタイルです。襟元をしっかり整えることで、清潔感ときちんと感も両立できます。休日のカフェや職場のカジュアルデーにもおすすめです。
主な着用アイテム
デニムシャツを引き締めるネイビージャケットで秋の品格をプラス
濃いめのデニムシャツにネイビージャケットを重ねた、知的で落ち着いた印象の秋コーディネートです。ジャケットの構築的なシルエットが、デニムのラフさを引き締めて、上品で大人らしいスタイルに整えてくれます。ベージュのパンツを合わせることで、季節感のある柔らかさをプラスし、黒の革靴で全体の印象を引き締めています。通勤や打ち合わせにも対応できる、30代・40代の男性にふさわしい秋のビジネスカジュアルです。
主な着用アイテム
素材・色味・襟元の選び方で30代・40代に似合う1着を
大人の男性に合うデニムシャツは、厚みと光沢のある生地よりも、ややマットでしっかりした素材感のものが適しています。色味は薄すぎるものよりも、濃いめのインディゴやネイビーを選ぶと、肌の色にも馴染みやすく、顔周りを引き締めてくれます。
襟元のデザインも、全体の印象をさりげなく左右するポイントです。派手な装飾や大きく開いたデザインよりも、すっきり見えるシンプルな襟まわりの方が、清潔感と落ち着いた雰囲気を出しやすくなります。特に秋の着こなしでは、全体の色味や素材感と調和するような、控えめで上品に見えるデザインを選ぶと安心です。
秋におすすめのデニムシャツ
今すぐ真似できる!30代・40代メンズにおすすめの秋のデニムシャツコーデ8選
「どんなパンツを合わせればいい?」「羽織りは何が合う?」と、いざデニムシャツを着ようとしても迷ってしまうことは多いものです。特に30代・40代の男性にとっては、カジュアルすぎず、かといって堅苦しくなりすぎないバランスが重要です。
ここでは、実際に30代・40代の男性が着こなしやすい、秋におすすめのデニムシャツコーディネートを写真付きで紹介します。落ち着いた色合わせ、清潔感のあるスタイル、体型を自然にカバーできる組み合わせなど、すぐに真似できるものばかりです。
気になるスタイルから、自分に合う秋の着こなしをぜひ見つけてみてください。
ラフさと大人っぽさを両立した秋の抜け感デニムコーデ
淡いブルーのデニムシャツに、透け感のあるニットと黒のテーパードパンツを合わせた秋らしいコーディネートです。シャツの袖をロールアップしてこなれた印象を作りながらも、全体は引き締まって見える組み合わせ。軽快さと落ち着きのバランスが絶妙で、日中と朝晩の寒暖差がある9月にも対応できます。足元はスエード調のシューズで季節感をプラスし、ナチュラルな大人の雰囲気を演出しています。
主な着用アイテム
王道なのに新鮮、デニムシャツ×ベージュパンツの秋スタイル
定番のデニムシャツにベージュの細身パンツを合わせた、季節感あるきれいめカジュアルです。白Tシャツをインナーに挟むことで抜け感を出し、全体に重たさを感じさせない爽やかな印象に。デニムの程よい色落ちと、パンツの柔らかい色味が自然に馴染み、大人の余裕を感じさせます。秋口の私服やちょっとした外出着としても好印象を与える、シンプルながらも完成度の高いコーデです。
主な着用アイテム
黒Tシャツを効かせたデニムシャツ×グレーパンツの引き締めコーデ
インナーに黒のTシャツを合わせることで、デニムシャツのブルーがぐっと引き立つコーディネートです。グレースラックスで下半身に明るさを足しつつも、全体はシックで落ち着いた印象に。ベーシックなアイテム同士の組み合わせながら、色のコントラストで個性を出すテクニックが光ります。ジャケットを羽織らなくても十分に整って見えるため、秋のビジネスカジュアルとしても最適です。
主な着用アイテム
マウンテンパーカーで魅せる機能的な秋のデニムシャツコーデ
デニムシャツにカーキのマウンテンパーカーを重ねた、秋のアクティブスタイル。アウトドア感のあるアウターも、シャツと黒スラックスの引き締めでタウンユースに最適な装いに。気温差のある季節でも対応しやすく、着脱のしやすさも魅力です。ブルーとカーキの配色がナチュラルで、秋の風景にもよく馴染むコーディネートです。きれいめとカジュアルのバランスを上手く取りたい方におすすめです。
主な着用アイテム
グレーニットで柔らかくまとめた大人の知的デニムシャツコーデ
ブルーのデニムシャツに、グレーTシャツを重ねた秋らしいレイヤードスタイル。黒のスラックスとローファーで下半身を引き締め、大人っぽさと清潔感を両立しています。インナーの色味を抑えることで、デニムの爽やかさが際立ち、全体の印象も軽やかに。気温が下がり始める季節に重宝する、シンプルながら品のあるコーディネートです。休日のお出かけコーデにもおすすめです。
主な着用アイテム
濃色デニムシャツと黒パンツで作るシンプルな秋の男前コーデ
ネイビーの濃いデニムシャツに、黒のスリムパンツを合わせたシックな秋のスタイル。インナーにグレーカットソーを入れることで、ブルーとブラックの中間を自然につなぎ、統一感を演出しています。シンプルながら配色とサイズ感でしっかり魅せるスタイリングは、大人の落ち着きと清潔感を同時に引き出してくれます。着崩しすぎず、オンオフ問わず活躍できる着こなしです。
主な着用アイテム
ネイビーカーディガンと白パンツで魅せる清潔感重視の秋コーデ
鮮やかすぎないブルーのデニムシャツに白パンツを合わせた、爽やかさと上品さを兼ね備えた秋コーデです。ネイビーのカーディガンが全体を引き締めつつ、白とのコントラストで季節感をプラス。重くなりがちな秋服でも、抜け感を上手く取り入れた組み合わせです。足元も黒で揃えることで清潔感がさらに際立ちます。休日の街歩きやオフィスのカジュアルデーにも使える万能スタイルです。
主な着用アイテム
色落ちデニムシャツを都会的に着こなす、大人の秋スタイル
ほどよく色落ちしたデニムシャツを主役に、黒のスキニーパンツですっきり引き締めた秋のカジュアルコーデです。インナーには白のVネックニットを重ねて清潔感をプラスし、上半身に明るさと軽さを加えています。足元は白のレザースニーカーで抜け感を出し、全体が重たくなりすぎないよう調整。デニムシャツのラフさを活かしつつ、大人っぽさを崩さない着こなしは、30代・40代のデイリー使いにも最適です。
主な着用アイテム
【Q&A】デニムシャツがもっと似合うようになるヒント
「なんとなく似合わない」「どんなパンツを合わせればいいの?」「季節感ってどう出せばいい?」
デニムシャツを着るとき、そんな小さな悩みや不安を感じたことはありませんか?
ここでは、秋のデニムシャツコーデに関するよくある疑問に、分かりやすくお答えします。30代・40代の男性が無理なく実践できるヒントがきっと見つかるはずです。
Q. デニムシャツってダサいと思われますか?
着こなし次第では「ダサい」と思われる可能性があります。特に、上下デニムやカジュアルすぎるアイテム合わせ、サイズ感が合っていない場合は、学生っぽく見えたり、作業着のような印象になってしまうことも。デニムシャツは存在感があるアイテムなので、他をシンプルに抑えることが大人っぽさを保つコツです。
Q. デニムシャツに合うパンツってどんな種類がありますか?
秋のデニムシャツには、黒やチャコールグレーの細身スラックスがよく合います。カジュアルになりすぎず、落ち着いた印象を与えられるのがポイントです。ベージュのチノパンも季節感が出せておすすめですが、シルエットがゆるすぎると子供っぽくなるため、テーパードなど少し細めのラインが無難です。
Q. デニムシャツは何月まで着られますか?
9月から11月の秋本番までは十分着回しが可能です。日中の気温が高い時期は羽織りとして、肌寒くなってきたらカーディガンやジャケットのインナーとしても活躍します。素材によっては真冬のインナーとしても使えますが、コーデ全体のバランスを考えて使うのが理想です。
Q. デニムシャツ×白パンツは秋でもアリ?
白パンツは春夏のイメージが強いですが、秋でも問題ありません。清潔感のある印象を残しつつ、上に羽織るアイテムや小物で秋らしさを出せば季節感のあるコーデに仕上がります。例えば、足元に黒のレザーシューズ、上にダークネイビーのジャケットを合わせると、大人の着こなしになります。
Q. デニムシャツを選ぶとき、素材や色味で気をつけるポイントはありますか?
デニムシャツは、素材や色味の違いで印象が大きく変わります。カジュアルすぎる印象を避けたい場合は、厚みのあるものよりも、やや薄手でマットな質感の生地を選ぶと大人らしい印象になります。光沢が強すぎるものやダメージ加工が目立つものは、ラフに見えやすいため注意が必要です。色味は濃いめのネイビーやインディゴが肌なじみも良く、落ち着いた雰囲気をつくりやすいです。また、襟元のデザインがすっきりしているものを選ぶと、清潔感のある印象に仕上がります。
【まとめ】秋のデニムシャツは「大人の引き算コーデ」でセンスが決まる
デニムシャツは、着こなし方を間違えると子供っぽく見えたり、野暮ったく見えてしまうことがあります。だからこそ、パンツや靴、小物の選び方で印象が大きく変わってきます。
落ち着いた印象を目指すなら、黒のスラックスや革靴を合わせるのが効果的です。一方で、白スニーカーやベージュのパンツを合わせて、軽さや親しみやすさを演出するスタイルもあります。合わせ方次第で、きれいめにもカジュアルにも幅広く対応できるのがデニムシャツの魅力です。
特に意識したいのはサイズ感です。肩や袖、着丈が体に合っているだけで、全体の見え方がぐっと整います。色味は派手すぎず、季節感に合ったトーンでまとめることで、自然と大人っぽい雰囲気が出せます。
迷ったときは、黒のパンツとネイビー系のデニムシャツを軸にすると、失敗しにくいコーデが組みやすくなります。そこに自分らしさを加えていけば、秋らしく清潔感のある着こなしが自然と完成します。

















