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公開日: 2025年10月17日
黒Tシャツにデニムはダサい？勘違いしないための理由と解決策
黒Tシャツにデニムはダサい？勘違いしないための理由と解決策
- この記事を最後まで読むと…
- 黒Tシャツにデニムはダサい？勘違いしないための理由と解決策がわかる
- お気に入りの黒Tシャツとデニムパンツが見るかる
- 黒Tシャツコーデに迷わなくなる
黒Tシャツにデニム——この定番の組み合わせ、誰でもそれなりに見えると思っていませんか？
実は、大人の男性ほどこのコーデが「地味で冴えない」「無頓着に見える」「なんか臭そう」といったネガティブな印象につながるリスクが高いのです。
シンプルで汚れも目立ちにくく、便利だからこそ選びがちな黒Tシャツ。でも、だからこそ“選び方”“着こなし方”“整え方”を間違えると、一気に生活感や老け見え、清潔感のなさが際立ってしまいます。
この記事では、そんな「黒T×デニム」がなぜうまくいかないのか、その原因と具体的な解決策をメンズスタイルの視点で解説。
30代・40代の男性が避けるべき落とし穴と、今日から実践できるスタイリングのコツをご紹介します。
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監修者
株式会社メンズスタイル 社長宇賀神 政人（うがじん まさと）
2006年9月、25歳でメンズファッション通販「MENZ-STYLE（メンズスタイル）」を1人で立ち上げる。「3年後もかっこいい服のみ扱う」というコンセプトを掲げ、流行ファッションよりも3年後にも「その服、かっこいいですね！」とまわりから言われるお客様が多くなることでリピーターが1人、また1人と増えて、法人化。2025年で経営18年目の40代社長。
■目次
黒Tシャツにデニムがダサく見える？無頓着に見えてしまう3つの落とし穴と改善策
誰でも簡単にキマると思われがちな「黒Tシャツ×デニム」の組み合わせ。ですが、実際に着てみると「なんか重たい」「野暮ったい」「おしゃれに見えない」と感じること、ありませんか？
それは、黒Tとデニム自体が悪いのではなく、着こなしや見せ方の“ちょっとした油断”が、無頓着で老けた印象を強めてしまうからなのです。ここでは、その理由を3つの視点で掘り下げていきます。
１．黒Tシャツの色褪せ・毛羽立ち・ヨレが「無頓着さ」と「老け見え感」を強調してしまっている
黒Tシャツは一見万能そうに見えますが、ちょっとした劣化が一気に“だらしなさ”を際立たせてしまうアイテムです。特に注意したいのが、色褪せや毛羽立ち、そして首元のヨレ。これらは清潔感を損なうだけでなく、「服に気を遣っていない」「何年も同じの着てるんだろうな…」という“生活感”では済まないレベルの老け見えと無頓着さにつながります。
黒Tシャツは白Tシャツのような黄ばみが目立ちにくいので、長く着続けてしまう傾向にあります。
一方で黒はホコリや色褪せも目立ちやすいため、知らぬ間に「不衛生な印象」を与えてしまうことも…。大人世代である30代〜40代の男性ほど、「何も考えずに選んでしまう黒T」が印象を大きく左右するという自覚が必要です。
【改善策】
黒Tは“劣化が目立ちやすい色”だからこそ、素材と厚み、そして清潔な状態のキープが最重要です。5.6オンス以上の厚手でハリのある生地を選び、体のラインを拾いすぎないシルエットを意識。色褪せが始まったら早めに買い替える、ホコリは洋服ブラシで取り除くなど、細やかなケアが「ちゃんとしている人」に見せる鍵になります。
また、古くなって色褪せたら新調。この決断も大切です。
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２．色落ちが激しいデニムを黒Tに合わせると、“チグハグな無頓着感”が強調されてダサ見えしてしまう
黒Tに合わせるジーンズも、無意識で選んでしまうと一気に印象が悪くなるポイントです。特に避けたいのが、黒Tシャツに対して、色落ちが激しい黒デニムを合わせてしまうパターン。
パッと見では「上下ブラックで統一感がある」と思われがちですが、トップスがしっかり黒なのに、ボトムだけくすんだり色褪せていたりすると、その“黒の差”が逆に不自然でだらしなく見えるのです。
とくに色落ちした黒デニムは、白っぽく見えたり、ヒゲや擦れが目立ちやすく、「ただ長年履いてるだけ」「手入れをしてないだけ」といった印象を与えてしまいます。その結果、全体の統一感が崩れ、“服に無頓着な人”というマイナス評価を受けやすくなるのです。
【改善策】
黒Tと黒デニムを合わせる場合は、どちらも“しっかり黒”であることが前提条件です。色落ちが気になる場合は潔く買い替えるか、いっそやや明るめのインディゴや白デニムにシフトして、コントラストを活かすのがおすすめ。
また、シルエットは太ももにゆとりがあり、裾にかけて細くなるテーパード型、または足首が見えるアンクル丈を選ぶと、抜け感が出て軽やかに見えます。ダメージデニムを合わせたいときは、全体のテイストをストリート寄りに振るなど、意図を持って“合わせにいく”ことが重要です。
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３．「シンプルにしたつもり」が“無頓着で臭そう”に見えてしまっている
黒T×ジーンズはシンプルな組み合わせ。だからといって、「服をシンプルにすればおしゃれ」と思い込んでしまうと、逆に“何も考えてない人”に見えるリスクがあります。とくに黒は汚れが目立ちにくいため、「なんとなく着てる」ことが他人にも伝わりやすい色でもあるのです。
また、黒T×デニムは“清潔感”の演出が難しい組み合わせ。肌のトーンが暗めな人や汗をかきやすい人は、顔色や服の汗ジミ・臭いまで悪目立ちする可能性があります。体臭や柔軟剤の香りなど、服以外の要素こそが“無頓着さ”を強く感じさせるトリガーになるのです。
実際、「なんか臭そう」「見た目に気を遣ってなさそう」という印象は、服の色や素材よりも、髪型・足元・体の手入れの“怠り”から生まれることがほとんどです。
【改善策】
黒T×デニムをきちんと見せるには、「シンプル」だからこそ全体の仕上げを徹底することが絶対条件です。
足元に白スニーカーで抜け感を
髪型は短めですっきり清潔に整える
体毛の処理や爪、肌のコンディションも抜かりなく
香りは強すぎず自然に香る柔軟剤や香水で清潔感を演出
“服だけでは完成しない”のが黒T×デニムというスタイル。意識の差が「シンプルなのに無頓着」に見えるか、「シンプルだからこそ洗練されている」に見えるかを分ける決定打となります。
黒Tシャツに合うズボンとのコーデ
黒Tシャツはシンプルなアイテムなので、合わせるパンツ・ズボンとのバランスが大事です。
黒Tシャツに合うズボンとのコーデ例を見てイメージを固めていきましょう。
黒Tシャツ×ブルーデニムパンツコーデ
デニムパンツは色合いによって
カジュアルにもキレイめにも着こなせるアイテムです。
キレイめにまとめたい時は、
暗い色のデニムパンツを合わせることで落ち着いた印象を作ります。
また、カジュアルにまとめたい時は明るめのデニムパンツがおすすめです。
黒Tシャツとデニムのおすすめコーデセット
黒Tシャツに合うデニムパンツ
黒Tシャツ×黒デニムパンツコーデ
黒Tシャツに黒パンツを合わせると全体的に黒過ぎると感じ方も多いと思います。
黒×黒の黒コーデは一つのスタイルと言えます。洗練された印象になり、スタイリッシュなコーデになります。
黒Tシャツは総柄、黒パンツは黒デニム、など素材感を変えるのもおすすめです。
半袖黒Tシャツなら肌の面積が多い分黒過ぎない印象になります。
トップスにグレーや白など明るい色を取り入れるとバランスがとりやすいですよ。
どんな黒Tシャツを選ぶのが正解？黒Tシャツの種類
夏の日差しに弱い黒Tシャツも涼しく着るなら接触冷感の黒Tシャツ
黒のTシャツは日差しを吸収して暑いので、かっこいいけど夏はなかなか、と悩んでいる方には朗報です。黒の日差しの吸収は仕方ない部分があるにしろ、触れると冷たく感じる接触冷感素材の黒Tシャツは暑い夏場に強い味方。日差しが強い夏だけでなくムシムシした湿気の多い暑い日には大活躍。暑い夏の黒Tシャツにはサラリと着心地の良い素材の黒Tシャツを選んでみてはいかがでしょうか。
接触冷感黒Tシャツを使ったコーデ例
おすすめの接触冷感黒Tシャツ
黒Tシャツは身幅で選ぶ！スリム黒Tシャツとオーバーサイズ黒Tシャツ
おすすめの黒Tシャツコーデセット
男らしさを引き出す選び方のポイントの１つが「サイズ感」です。
黒Ｔシャツのサイズ感は、「身幅・着丈」を意識しましょう。
サイズ感が合っていないとオシャレさも半減してしまいます。まずは、身幅のシルエットを見てみましょう。
左の写真は細身の黒Tシャツ、そして右の写真はオーバーサイズの黒Tシャツです。
細身の黒Tシャツは体つきが強調された男らし印象、
ゆったりとしたシルエットの黒Tシャツは、リラックスしたカジュアルな印象になります。
オーバーサイズの黒Tシャツは、ただ大きいサイズのTシャツとはシルエットが異なります。
体格を気にして1，2サイズアップするよりは、オーバーサイズのTシャツを選んだ方が、裾が長過ぎず、スマートなシルエットになります。
スリム黒Tシャツコーデ例
おすすめのスリム黒Tシャツ
オーバーサイズ黒Tシャツコーデ例
おすすめのオーバーサイズ黒Tシャツ
黒Tシャツは襟で選ぶ！Vネック・クルーネック・ヘンリーネック
黒Ｔシャツは男らしい雰囲気を漂わせますが、
「柔らかい印象」「更に男らしい印象」
その時々によってプラスしたい要素もありますよね？
柔らかい印象をプラスしたい時は「Uネック・クルーネック」
丸首の物よりも深くカットされているのが特長で、
小顔効果もありコーデのバランスがとりやすいアイテムです。
男らしく優しいイメージになるので、
女性と話す機会がある場やデートの時にオススメです。
シャープで男らしい印象にしたい時は「Vネック」
ラインのシャープさと首元の露出があるため、
顔を小さく首を長く見せル効果があります。
スマートで大人らしい雰囲気を作る為、
おしゃれ初心者にもピッタリなアイテムです。
こなれ感のある男らしい黒Tシャツなら「ヘンリーネック」
ヘンリーネックはTシャツの襟の部分にボタンがある形のTシャツ。定番の形でもあるものの、ワンポイントのオシャレを付けられるTシャツなので、ベーシックな黒Tシャツに飽きてしまったら是非チャレンジしてみましょう。男らしいイケオジな雰囲気が作れますよ。
秋冬でも活躍する黒Tシャツなら「黒タートルネック・ハイネックTシャツ」
黒Tシャツ好きなら、秋冬は黒のハイネックやタートルネックTシャツ。ニットセーターのような厚みはなく、シャープな雰囲気を取り入れられるアイテムです。
黒Tコーデの秋冬バージョンなら、ハイネック・タートルネックTシャツに入れ替えてみましょう！
より男らしく、ちょいワルでイケオジな雰囲気をつくる黒Ｔシャツ
黒Ｔシャツを１枚で着こなすには、
無地だけど無地じゃない素材がポイントになります。
テレコ素材でスタイリッシュなぴったりスリムフィット黒Tシャツ
一般的な素材に比べて、
ランダムテレコ素材は凹凸があるので
シンプルながらにデザイン性を感じさせます。
最大の特長として、
ウエストシェイプなくびれや男らしいトップスラインを強調することができるTシャツです。
男らしさ満点の総柄黒Tシャツ
無地にはないカッコ良さのあるジャガードデザインＴシャツ。
柄物ですがうっすらなので無地のように着こなしやすく、男らしい雰囲気のあるTシャツになっています。
おすすめのジャガード黒Tシャツコーデ
黒Tシャツに羽織るとかっこいい！重ね着コーデ
30代40代におすすめの黒Tシャツコーデセット
黒Tシャツ×シャツコーデ
黒Ｔシャツとのコーディネートに合わせやすい定番のアイテムが「シャツ」です。
手軽に羽織れることができ、インナーとしても使えるので、重ね着アイテムとしてコーディネートの幅が広がります。
様々な種類がありデザインや色合いでコーデにアクセントを加えるので人気のアイテムです。
主な着用アイテム
黒Tシャツ×パーカーコーデ
シンプルな着こなしが気取らない自然なカジュアルスタイルをつくり、ラフな雰囲気は女の子ウケも良い人気のスタイルです。
主な着用アイテム
黒Tシャツ×ジャケットコーデ
ジャケットは、年代・性別を問わず人気のアウターです
特にテーラードジャケットは、上品な雰囲気やフォーマルな雰囲気を作り出すことができるので清潔感を感じさせる着こなしになります。
主な着用アイテム
黒Tシャツにデニムはダサい？勘違いしないための理由と解決策まとめとその他のおすすめアイテム・コーデ
黒Tシャツとデニムの組み合わせは、シンプルであるがゆえに“油断”が見た目に直結します。
色褪せ・シルエットの崩れ・素材感のバランスミスなど、細かな要素の積み重ねが「無頓着に見える」「老けて見える」といった印象を強めてしまうのです。
しかし、逆を言えば「清潔感」「統一感」「スタイルの完成度」を意識するだけで、黒T×デニムは大人の魅力を引き立てる洗練されたスタイルに変わります。
大切なのは、“シンプル”と“適当”を履き違えないこと。
今日からできるのは、色落ちしたTシャツを見直すこと、ジーンズの色味や丈感を調整すること、そして髪型や香りを含めて「全体の空気感」を整えること。
「黒T×デニムは誰でも着られる」ではなく、「黒T×デニムをカッコよく着られる男」が、おしゃれな大人なのです。
