2025年05月22日
夏にスエードの靴はおかしい?と疑問に思う理由と解決策
夏にスエードの靴はおかしい?と疑問に思う理由と解決策
夏用のスエードシューズのおすすめ▲
「夏にスエードの靴って…やっぱりおかしいのかな?」そんな疑問を感じたことはありませんか?スエードといえば秋冬の定番素材というイメージが強く、起毛した風合いが“夏の軽やかさ”に合わないのではと悩む方も多いかもしれません。特にスエードの靴を履いたことがない方や、ブーツでしか馴染みがない方にとっては、「重そう」「暑そう」と感じてしまい、つい避けがちです。
ですが実は、スエードは選び方と合わせ方さえ工夫すれば、夏でも涼しげに見せられる素材です。
むしろリゾート感や大人の余裕を演出できる、夏こそ映える一足にもなり得ます。この記事では、夏にスエードの靴が“おかしく見えてしまう”と感じる理由を丁寧にひも解きながら、その不安を解消するコーデのコツや選び方をご紹介していきます。
夏にもおすすめなスエードシューズ
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■目次
夏にスエードの靴はおかしい?と疑問に思う理由と解決策
「夏にスエードの靴ってアリなの?」――そんな疑問を持ったことはありませんか?涼しさや軽快さが重視される季節に、あえて起毛素材のスエードを選ぶのは「季節外れ」と感じてしまう方も少なくありません。
特にメンズファッションにおいては、「季節感」や「素材選び」が着こなしの印象を大きく左右します。街ゆく人たちはスニーカーやサンダルばかり。そんな中でスエード靴を履くのは場違いかも…という不安が頭をよぎるのも当然のことです。
しかし実は、スエードこそ“大人の夏スタイル”を格上げする隠れた名素材。選び方と合わせ方次第で、他の素材には出せない奥行きや品の良さを演出できます。「ムレそう」「重そう」といったイメージも、正しい知識を持てば一掃できます。
ここでは、夏にスエード靴を履く際に感じる不安や疑問を4つの視点から紐解き、それぞれに対する実践的な解決策とコーデのヒントをご紹介します。読み終えた頃には、「スエードは夏にも映える!」と感じられるはずです。
1.スエードの起毛感が“夏の軽快な雰囲気”から浮いてしまうかも…と不安になっている
「スエード=秋冬のブーツ素材」といったイメージを持っている方にとって、真夏にスエード靴を履くのはなんとなく“重く見えそう”という不安があるかもしれません。起毛した独特の風合いが、夏のTシャツやリネンシャツ、軽やかなパンツスタイルと合わないように感じてしまうのです。「街中の人たちはみんなスニーカーやレザーのローファーなのに、自分だけ浮いて見えないだろうか…」という違和感が頭をよぎることもあるでしょう。
気温30度を超える真夏日が続く中、街の風景やファッションは“とにかく軽やかに・涼しげに”変化していきます。そんな空気の中でスエード素材を選ぶことに対し、「場違いでは?」「自分だけ季節感を無視しているのでは?」と躊躇してしまうのは自然な心理です。特に男性は、素材の季節感に対する意識が強くなく、「スエード=秋冬のもの」と固定化された印象を持ちがちです。ブーツでしかスエードに触れてこなかった人ほど、その思い込みは根強いものです。
【解決策】
実はスエードは、光の当たり方やカラー次第で、夏でも非常にリッチで涼しげな印象を演出できる素材です。特にスリッポンやローファー、スニーカータイプであれば、起毛感がほどよく抑えられ、むしろ“リゾート感”や“大人の余裕”を醸し出すのに最適です。ベージュやライトグレーなどの明るめカラーを選べば、コーデ全体も軽やかにまとまり、季節感からも浮きません。足首を見せるクロップドパンツやリネンのシャツと組み合わせれば、洗練された大人の夏コーデに仕上がります。
2.「スエードはムレそう」「暑そう」だからやっぱりおかしい?と感じて避けてしまう
スエードの毛羽立ちを見て「なんとなくムレそう」「真夏に履いたら暑苦しいかも」と心配になる方も多いのではないでしょうか。実際に履いたことがない人にとっては、“起毛素材=通気性が悪い”という先入観があり、どうしても選択肢から外してしまいがちです。
日本の夏は高温多湿で、とくに足元の蒸れや不快感には敏感になります。そのため、男性は「とにかく涼しく、ムレない靴を履きたい」と思い、通気性のあるスニーカーやサンダルばかりに偏りがちです。また、見た目の“爽やかさ”を重視しすぎて、素材の質感にまで意識が向きにくくなります。さらに、汗っかきな体質の方は「自分にはスエードなんて合わない」と決めつけてしまうこともあります。
【解決策】
実際のところ、スエードは天然素材であり吸湿性に優れており、決して“ムレる靴”ではありません。特にアンライニング(裏地なし)仕様のスエードローファーは、むしろ夏にぴったりの快適さを備えています。パンチング加工のあるスエードスニーカーも選択肢として優秀です。素足風に履けるカバーソックスと合わせれば見た目も涼しく、快適な履き心地も確保できます。見た目と実用性を両立できる“夏映えするスエード”を、ぜひ試してみてください。
夏用にスエードシューズを履くなら、
すっきりとして見える
くるぶし丈の靴下がおすすめです。
くるぶし丈の靴下(インステップソックス)は、
素足のような軽快な履き心地だけではなく、
見た目からも涼しげな印象を与えてくれます。
【おすすめくるぶし丈靴下】
3.全身軽やかな夏のコーデに、足元だけスエードだと重たく見えない?と悩んでしまう
Tシャツ、リネンシャツ、薄手のボトムス…夏はどうしても“軽装”になるため、足元の素材感が浮いてしまわないか心配になる方は多いはずです。特に服装全体がサラッとした素材でまとめられていると、「スエードだけが重く見えてコーデが崩れるかも」と不安に思ってしまうのも無理はありません。
夏のファッションは点数が少ない分、1アイテムの印象が強くなります。素材感の違和感や色の重さが目立ちやすくなるため、「足元だけ異質に見える」ことが、より気になってしまうのです。また男性は“機能性”や“合わせやすさ”を重視して、足元を「無難な一足」で固める傾向が強いため、季節やコーデとの調和に意識が向きにくいのが実情です。
【解決策】
スエードを履く場合は、靴以外のアイテムとの“素材感の連動”を意識することが鍵になります。例えば、やや起毛感のあるリネン混のサマージャケットや、落ち着いたトーンのトップスと組み合わせることで、全体の質感バランスが整い、スエードの存在感が自然に馴染みます。また、リゾート感のあるスリッポンタイプのスエード靴を選べば、かえって“洗練された大人の休日スタイル”として、ワンランク上の印象を演出できます。
夏にも合わせやすい! おすすめスエードシューズ
実際どんな種類が、夏にも履けるのか分からない。
そんな方のために夏にもおすすめのスエードシューズを紹介していきます!
【シンプルかつ上品!どんな着こなしにもマッチし足元からシャレ感を作る♪】
シンプルデザインスエードシューズ
スエードシューズらしく、
品のあるデザイン性が特徴です。
見た目があおしゃれなだけではなく、
柔らかいスエード生地なため、
足が痛みにくく、快適な履き心地となっています。
生地が伸び縮みするため、
誰が履いてもスタイリッシュなおしゃれ感のある
シルエットに仕上がっています。
色別! スエードシューズのおすすめポイントとコーデ例
スエードシューズは大人カジュアルで
おしゃれな印象ですが、
その分色数もたくさんあり、
どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、
初心者の方でもおすすめな
基本色のスエードシューズについて紹介していきます。
グレー色┃明るい夏コーデを作るなら
足元をすっきりとして見せるなら
グレー色がおすすめです。
足元がすっきりすると
コーデの全体も明るく見え、
夏らしい爽やかな印象にしてくれます。
メンズおすすめコーデ例┃グレー色スエードシューズ
明るいグレー色のスエードシューズを合わせ、
ジャケットを合わせたキレイめカジュアルスタイルに仕上げています。
黒いジャケットの他は明るい色を合わせているため、
爽やかな印象がありますね。
主な着用アイテム
ネイビー色┃夏らしいコーデを作るなら
青色系の色は夏らしい
印象を与えてくれます。
中でもネイビー色は、
大人っぽさと爽やかさのある
色合いとなっています。
ネイビー色は肌の色とも馴染みやすく、
コーデを作りやすいところも
ポイントとなっています。
メンズコーデ例┃ネイビー色スエードシューズ
ホワイト×ベージュで爽やかに着こなしたスタイル。シューズにネイビーのカラーをもってくるもとで夏らしさと品をプラス出来ます。
主な着用アイテム
キャラメル色┃挿し色としても使える
茶色より明るく、
カジュアルな印象を与えてくれる
キャラメル色。
モノトーンのコーデで大人っぽく仕上げ、
キャラメル色のスエードシューズを合わせると、
程よいカジュアル感が
おしゃれな印象を作ってくれます。
足元がパッと明るくなるところも
キャラメル色の良いポイントです。
メンズコーデ例┃キャラメル色スエードシューズ
モノトーンや落ち着いた色のコーデに
キャラメルのスエードシューズを合わせると、
挿し色となっておしゃれ上手な印象を作ってくれます。
主な着用アイテム
黒色・ブラウン色┃大人っぽい雰囲気を作るなら
黒色やブラウンなどのダークカラーは、
シルエットを引き締めて見せる効果があり、
自然と大人っぽい印象を作ることができます。
足元が重い雰囲気になるのを防ぐために、
トップスは白色など、
明るい色合いのものを合わせると
夏らしい涼しげな印象に仕上がります。
メンズコーデ例┃黒色・ブラウン色スエードシューズ
黒いスエードシューズで大人らしく仕上げつつ、
トップスには白色のシャツを合わせることで、
涼しげな印象のあるコーデとなっています。
主な着用アイテム
夏スエードシューズのおしゃれなメンズコーデ例
スエードシューズはさまざまなシーンで合わせられる
おしゃれな靴となっています。
そこで雰囲気別にコーデを紹介していきます。
夏らしく爽やか!カジュアルコーデ
スエードシューズを合わせた
爽やかなカジュアルコーデは、
夏らしい雰囲気を作ってくれます。
より夏らしいコーデを作るなら、
スエードシューズは明るい色を合わせると、
清潔感もあり、すっきりとした印象になります。
ネイビースエードシューズ×黒ジャケット×パーカー×白カットソー×クロップドデニムパンツ
ネイビー色のスエードシューズとインディゴ色のデニムパンツを合わせた、
爽やかさのあるコーデです。
ジャケパースタイルで大人らしさもプラスしています。
主な着用アイテム
グレースエードシューズ×サックスデニムシャツ×白カットソー×黒クロップドパンツ
サックス色のデニムシャツは羽織るだけで、
夏らしい爽やかさを演出してくれます。
スエードシューズは明るいグレー色にすることで、
足元も涼しげに仕上げています。
主な着用アイテム
夏も大人らしく!キレイめコーデ
スエードシューズは品のある雰囲気のため、
簡単に大人らしいコーデを
作ることができます。
夏らしい印象にするには、
トップスなどを明るい色で合わせると
涼しげな印象もプラスされます。
グレースエードシューズ×紺ジャケット×グレーポロシャツ×黒クロップドパンツ
ジャケットは黒ではなくネイビー色を合わせることで、
大人らしくも夏の爽やかな雰囲気にしてくれます。
全体が暗い印象にならないように、
インナーのシャツとスエードシューズは明るい色で揃えています。
主な着用アイテム
グレースエードシューズ×白シャツ×黒カットソー×ベージュクロップドチノパンツ
全体を明るい色で揃えると、
清潔感のある雰囲気を作ってくれます。
全体がぼやけた印象にならないよう、
インナーには黒色のカットソーで色合いを引き締めています。
主な着用アイテム
グレースエードシューズ×黒ポロシャツ×白クロップドパンツ
黒色のポロシャツで大人らしさと男らしさを演出しています。
ボトムスとスエードシューズは明るい色で、
すっきりと爽やかな印象に。
主な着用アイテム
仕事場にも!ビジネスカジュアルコーデ
スエードシューズは、品のある素材感からも
大人らしい印象のある靴なため、
ビジネスカジュアルコーデにも
合わせることができます。
ビジネスと思って黒色ばかり合わせると、
重い印象になっていまうため、
白色や青色系などの
明るい色を取り入れることで、
夏らしさを演出してくれます。
グレースエードシューズ×黒カットソー×白チノパンツ
モノトーンで揃えた大人らしいコーデ。
トップスは黒色のカットソーで男らしさをプラスし、
グレー色のスエードシューズで柔らか雰囲気に仕上げています。
主な着用アイテム
グレースエードシューズ×青シャツ×白カットソー×ネイビーパンツ
青シャツを羽織ると夏らしいだけではなく、
清潔感のある印象を演出します。
黒パンツで大人らしく、
グレー色のスエードシューズで足元がすっきりとした
コーデに仕上げています。
主な着用アイテム
黒スエードシューズ×青チェックシャツ×白カットソー×ベージュチノパンツ
青チェックシャツとベージュのチノパンツで、
カジュアル感を演出しつつも
黒色のスエードシューズを合わせることで、
大人のカジュアルコーデになります。
主な着用アイテム
メンズスエードシューズ人気ブランド10選
クラークス(Clarks)
「クラークス」とは、1825年のイングランドで始まった靴ブランドで、“履き心地に注力した靴”を発信しています。
スニーカーほどカジュアルでなく、本格革靴ほど厳格ドレスでもないタイプの1足が豊富に揃います。
シンプルで品のよいスエードシューズに出会えます。
スエードシューズの主な価格帯:15,000円~35,000円
オールデン(ALDEN)
米国を代表する革靴メーカーで、O脚やX脚をはじめとする足に抱えた問題を改善するという目的がルーツとなっており、フットバランスという独自の矯正サポート技術を採用しているブランドです。
現在では「アメリカ靴の王様」、「革靴の王様」とまで称される程、革のスペシャリスト。
木型が多く自分の脚にピッタリな1足が見つかります。
スエードシューズの主な価格帯:110,000円~210,000円
クロケット&ジョーンズ(CROCKETT&JONES)
クロケット&ジョーンズは、安定した品質と人気を誇るブランドのひとつで縫製技術の高さをうかがわせる間隔がせまく乱れのないステッチをはじめとするディテールにも手ぬかりがない点などが世界中の男を魅了するブランドです。
絶妙に形の違う上品な革シューズが揃っているのでお気に入りが見つかるはずです。
スエードシューズの主な価格帯:100,000円~210,000円
サンダース(SANDERS)
1873年にサンダース兄弟によって英国靴の聖地ノーザンプトンに設立された世界屈指の老舗シューメーカーで、 大手資本に頼らず地道にファミリービジネスを続け、現在は4代目。
90人ほどの職人が質の高い男靴を作り続けています。
ずっと履き続けるシンプルで無駄のないデザインオシャレなデザインがファンを魅了します。
スエードシューズの主な価格帯:32,000円~100,000円
パラブーツ(Paraboot)
フランス屈指の老舗シューズブランド『パラブーツ』。
1908年から変わることなくMADE IN FRANCEを貫いていることで仕上がりは圧倒的なクオリティ◎。
長年大切に履き続けるほどに独特の風合いが出てきてあなただけの特別なシューズになること間違いなしです。
スエードシューズの主な価格帯:40,000円~100,000円
チャーチ(CHURCH’S)
イギリス革靴を代表するブランドでありながら、優れたコストパフォーマンスで手ごろな価格帯を実現している人気の革靴ブランド『チャーチ』。
チャーチは「足や健康」に対して感度が高いブランドで、靴に左右の概念を初めて持ち込んだといわれています。
ハーフサイズ刻みでの展開があるので履き心地の良い一足が見つかります。
スエードシューズの主な価格帯:70,000円~150,000円
トリッカーズ(Tricker’s)
英国王室御用達の靴ブランドとして知られているトリッカーズ。 人気のアイテムが多く揃い、一流の職人たちが一つずつ丁寧に手作りしており、大切に履けば一生モノとして使って行けるクオリティを持っています。
本当にお気に入りの靴を長く履いていきたい男性にはおすすめの逸品です。
スエードシューズの主な価格帯:55,000円~100,000円
サントーニ(santoni)
紳士靴を始め、婦人靴、子供靴、バッグなどのアクセサリーなど幅広く展開しているブランド。
鮮やかなカラーのものも多く揃っているので、足元からオシャレ度を上げたい方におすすめ。
スエードシューズの主な価格帯:60,000円~100,000円
ジャランスリワヤ(JALAN SRIWIJAYA)
インドネシアのシューズブランドで日本のセレクトショップなどでも多く扱われるブランド。
ハンドソーンウェルテッド製法でありながら3万円台で購入できる物もあります。
このリーズナブルさが人気の理由の一つでデザインもシンプルで使いやすいです。
スエードシューズの主な価格帯:38,000円~50,000円
バーウィック(Berwick)
靴職人の手仕事と最新鋭の機械による効率的なグッドイヤーウェルテッド製法の本格紳士靴を良心的な価格で提供しているブランド。
コスパの高い本格靴で知られており、イタリアやフランスの色気を絶妙に融合させた、スペインらしいバランスのとれたデザインが支持されています。
私服からビジネスシーンまで使えるシューズが多く揃います。
スエードシューズの主な価格帯:33,000円~50,000円
おすすめスエードシューズ
夏にスエードの靴はおかしい?と疑問に思う理由と解決策まとめとその他のおすすめアイテム・コーデ
スエードの靴は秋冬のもの――そんな固定観念があると、夏に取り入れるのは難しく感じてしまいがちです。でも実際には、素材の特性やデザインを選べば、暑い季節でも快適かつおしゃれに楽しめる選択肢のひとつです。
たとえば明るめの色合いや軽やかなシルエットのスエード靴は、夏の装いとも自然になじみます。涼しげなシャツやリネン素材のパンツなどと合わせれば、全体のバランスも整い、コーディネートに深みを加えることができます。
大切なのは、「季節感」にとらわれすぎず、自分の着たいものや心地よいと感じるものを柔軟に取り入れていくこと。ちょっとした視点の切り替えだけで、コーディネートの幅はぐっと広がります。
この夏は、いつもと違う一足に挑戦してみてはいかがでしょうか。スエードの魅力を新たに感じられるはずです。