2017年08月22日
男の浴衣 失敗しない柄と色の選び方
男の浴衣 失敗しない柄と色の選び方
夏といえばお祭りや花火大会で、浴衣を着て涼しげな女性の姿を多く見かけますね。
その反面、男性で浴衣を着ている人は少なく感じます。
女性の浴衣とは違い男性の浴衣の着付けは、羽織って帯を結ぶだけなのでとても簡単なんです。
初心者の方はもちろん、少し慣れた方は浴衣の柄に合わせて帯結びのバリエーションを増やして、自分流の着こなしを楽しむこともできます。
年齢問わず楽しめる浴衣で、夏の風情を感じてみてはいかがでしょうか?
今回は失敗しない浴衣の柄や色選び、基本の帯の結び方からオススメの浴衣まで、解説付きでご紹介します。
■目次
女性にモテる男の浴衣とは
失敗しない浴衣の柄と選び方
男の浴衣は基本のシンプルカラーがオススメ
男の浴衣・帯の結び方
メンズにオススメの浴衣5選
男の浴衣・甚平との違い
女性にモテる男の浴衣とは
浴衣デートって、いくつになっても夏の楽しみの一つですよね!
浴衣は普段着ることがない服装なので、夏のデートも新鮮な気分で盛り上げてくれますね♪
せっかくだから、男性も浴衣を着てくれると同じ気分で一緒に楽しめますね♪
女の人は浴衣を着るといつもに増して綺麗になりますよね♪
でも、男の浴衣って何を選んだらいいのか…
ボク自信ありません!!
確かに最近では、男性用の浴衣もデザインが豊富だから、何を選んだらいいのか迷うのもわかるわね。
せっかくの浴衣も色と柄が似合ってないともったいないですよね…
似合ってないなんて思われたら、悲しくて立ち直れないー!!
そんなことになりたくないです!(涙)
そんな時に押さえておきたいのが失敗しない“色”と“柄”です!
まずは浴衣の柄を知っておきましょう♪
失敗しない浴衣の柄と選び方
今だけ流行っているようなトレンドの柄やトラ柄、豹柄、花柄、チェック柄など洋服で使われるような柄は浴衣が初心者の方にとって、個性が強過ぎてしまい賛否両論です。
失敗しない浴衣の柄選びとしては、実際に試着をして第三者の意見を取り入れるのも大切ですね。
ここからは、メンズの浴衣にオススメな主力の柄を3パターンご紹介します。
縦縞しじら(たてしましじら)
ちぢみ織の一種で張力を異にした糸を用いて平織にし、ゆるくした糸を縮ませて仕上げたものです。
布の表面が波状になるのが特徴で、絹・綿織物があり清涼感があるので、夏にオススメです。
主張し過ぎない柄なので、安定したシンプルさが大人の雰囲気をかもしだします。
沙綾形(さやがた)
紗綾形の文様構成は「卍」を菱形に少しつぶし、四方に連続文様でつなげたものです。
関西では江戸時代から「綸子形」と言っていたようです。
沙綾形は細かく繊細な柄なので、上品な印象に仕上げることができます。
麻の葉(あさのは)
麻の葉の形を文様化した幾何学模様で、その連続模様は「麻の葉繋ぎ」ともよびます。
和柄を代表するポピュラーな模様なので、浴衣を着た時の古風な雰囲気を演出することができます。
柄は大きく大胆なものほど個性的に。
小さい柄は大人びた雰囲気になります。自分がどんな風に浴衣を着こなしたいのか、今一度考えてみてくださいね♪
男の浴衣は基本のシンプルカラーがオススメ
男性の浴衣の柄って繊細なところが粋でかっこいいですね!
「粋でかっこいい」だなんて言われたことないから言われたいなぁ!
そんな着こなしができたら毎年浴衣で出かけるのが楽しみになりますね♪
そこで重要なのが“基本の色”です。
一緒にいる女の子とのバランスを考えた色選びは外せないポイントですね!
写真のようにネイビー、黒、グレーの浴衣は一見、無難でシンプルに思えるかもしれませんが、伝統的な雰囲気の男性の浴衣には、大人で落ち着きを感じるモノトーンがオススメです。
確かに、この3色なら女の子の色鮮やかな浴衣とも相性が良さそうですね!
男性と女性では、浴衣の持つ印象が違うので引き立て合うこともできますね♪
よーし!
今年の夏はいろんな場所で浴衣を着てみんなから粋な男と呼ばれるようになります!!
なってみせます!
いろんなところで
みんなからって・・・
ともやくん欲張ったわね。
男の浴衣・帯の結び方
きりっとした浴衣姿には、角帯で結ぶ貝の口の帯結びがおすすめです。
ここでは簡単な帯の結び方を紹介します。
1.帯の片方の端を30cmほど二つ折りにして手をつくります。
たれを下にして持ちます。
2.通常は三重ほど腰に帯を巻けると思いますが、個人差があるので様子をみて巻いてください。
3.余ったたれ(細く2つ折りにしていない方)を内側に折り込みます。
だいたい右腕を軽くのばしたくらいの長さが残れば大丈夫です。
4.たれの方を上からかぶせ、下から引き抜きます。
帯が緩まないようにしっかりと斜めにひっぱっておきます。
5.たれと手を一度たてにします。
6.たれを下におろして、五角形を作るように内側に三角に折りあげます。そして出来た輪の中に手を入れてひっぱります。
7.しっかりと引いて結び、形を整えます。
8.帯が崩れないように、両手で持ち左から右へ、結び目を後ろにまわします。
結び目の位置は、背中の中心より少し右側にずらしたら完成です。
メンズにオススメの浴衣5選
紺・縦縞しじら(たてしましじら)
日本人に最も愛されてきた色「紺」が落ち着きのある雰囲気と凛とした印象を作り上げています。
清涼感漂う『しじら織り』でつくられた浴衣は、シンプルかつ洗練されたお洒落さを感じます。
黒・縦縞しじら?
細さが異なる縦縞しじら模様を描いた黒の浴衣は、紺に比べてより大人びた印象を作り上げています。
女の子の華やかな浴衣と並ぶとお互いの良さを引き立て、大人の色気を感じさせます。
黒・縦縞しじら?
控えめで細やかな縦縞しじら模様が、より繊細な雰囲気を作り出しています。
黒の色を主張したデザインは、帯も同じ色味で合わせ統一感を出すと古風にまとまります。
沙綾形(さやがた)
明るいトーンのグレーに沙綾形の模様が施された浴衣は、品の良さを感じさせる仕上がりです。
見た目にも爽やかな装いなので、縁日などのお祭りでも他の人と差のある着こなしが楽しめます。
麻の葉(あさのは)
麻の葉の幾何学模様のようなデザインは黒を選ぶことで、存在感を放ちます。
日本人らしい和柄の浴衣は黒い帯で引き締めて、男らしさも演出します。
男の浴衣・甚平との違い
甚平は浴衣に比べ、子供も大人も簡単に着ることができるのでリラックスした印象を持たれています。
また、甚平はセパレートタイプなので、下は短いパンツで浴衣よりも動き安く、通気性も良いので快適さが異なります。
しじら絣甚平
「シボ」と言われる凹凸が特徴のしじら織りに、絣(かすり)技法が施された生地は高級感ある仕上がりです。
華奢なストライプデザインは、甚平の活発なイメージを払拭し、クールな着こなしが楽しめます。
まとめ
男の浴衣・失敗しない柄と色の選び方はいかがだったでしょうか?
・失敗しない浴衣の柄3パターン
・基本のシンプルカラー
しっかり押さえて浴衣選びも楽しんでみてくださいね!
お祭りや花火大会、女の子から「浴衣で着て」誘われた時は、もう安心です♪