【40代冬メンズファッション】40代男性におすすめ冬おしゃれと冬コーデ
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公開日: 2025年08月04日
真っ黒スニーカーがダサく見える原因と大人が垢抜ける着こなし術5選
黒スニーカーは本当にダサいのか？その理由と解決策を知っておこう
こんにちは！
MENZ-STYLEのメンズ研究所でバイヤー兼スタイリストを10年勤めるAKEです。
筆者
株式会社メンズスタイルMENZ-STYLE専属 バイヤー兼スタイリスト AKE
元アパレルショップ店員の経験を活かし、商品セレクトやお客様からのコーディネート相談を10年以上担当。
・年間500商品以上をセレクト
・年間15,000件を超えるコーディネートをスタイリング
黒のスニーカーは一見合わせやすく、無難なアイテムに思えるかもしれません。しかし、「なんとなく地味に見える」「全体の印象が重くなる」と感じている方も多いのではないでしょうか。
特に真っ黒のスニーカーは、選び方や組み合わせ次第で、野暮ったく見えてしまうことがあります。SNSでも「ダサい」と言われてしまう原因には共通点があり、そこに気付けるかどうかが、コーディネートの印象を左右します。
この記事では、なぜ真っ黒スニーカーがダサく見えてしまうのかを明らかにしつつ、すぐに実践できる着こなしのコツと、垢抜けて見える具体的なコーディネートをご紹介します。読んだあとには、黒スニーカーを自信を持って履けるようになるはずです。
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監修者
株式会社メンズスタイル 社長宇賀神 政人（うがじん まさと）
2006年9月、25歳でメンズファッション通販「MENZ-STYLE（メンズスタイル）」を1人で立ち上げる。「3年後もかっこいい服のみ扱う」というコンセプトを掲げ、流行ファッションよりも3年後にも「その服、かっこいいですね！」とまわりから言われるお客様が多くなることでリピーターが1人、また1人と増えて、法人化。2025年で経営18年目の40代社長。
■目次
黒スニーカーがダサく見える4つの理由を知ろう
裾がすっきりしたスラックスや、くるぶし丈のパンツで足元に余白を作ると、黒スニーカーでも重たく見えにくくなります黒のスニーカーは合わせやすそうに見えて、実は着こなしのバランスが崩れやすいアイテムです。定番の色である一方、組み合わせを間違えると全体が沈んだ印象になってしまったり、学生っぽい印象を与えたりすることがあります。ここでは、なぜ真っ黒なスニーカーが「ダサい」と言われてしまうのか。その原因を4つに分けて解説します。
全身黒コーデ＋真っ黒スニーカーのせいで重たく、地味見えしてしまう！
黒は引き締め効果があるため、全身黒でまとめたコーディネートは一見スマートに見えることがあります。しかし、足元まで黒でそろえると視線が分散せず、全体の印象が一気に重くなってしまいます。特にアウターやパンツの素材感まで黒一色の場合、抜け感がなくなり、地味で印象に残らない装いになってしまうことが多いです。
季節感もなく見えやすく、真夏や春先にこの組み合わせをすると、見た目に暑苦しさや暗さが目立ちます。足元が黒で締まるのは悪くありませんが、全体の色使いに変化を持たせることで、黒スニーカーも生きてきます。
スニーカーのソール・素材感がチープすぎて“中学生感”が出てしまう！
黒スニーカーと一口に言っても、その質感やデザインには大きな違いがあります。特に注意したいのが、全体が同じ素材で構成されていて、ソールも薄くのっぺりしているタイプです。こうしたスニーカーは、安価な印象を与えるだけでなく、どこか学生の通学用スニーカーのような雰囲気になってしまいます。
メンズの服装において足元は全体の印象を左右する重要な要素です。素材の選び方によっては、せっかく整えたコーディネートも安っぽく見えてしまいます。適度に厚みのあるソールを選ぶことで足元に安定感が生まれます。ただし、靴全体が大きすぎるとバランスが崩れるため、フォルムがシャープなものを選ぶとすっきり見せられます。
パンツの丈とスニーカーの色が合わず、足元だけ浮いてしまう！
パンツの丈と黒スニーカーの相性が悪いと、足元だけが不自然に浮いて見えてしまいます。特にワイドパンツや丈が中途半端に長いボトムスとの組み合わせでは、足元がもたついて見えることがあります。真っ黒なスニーカーは色として強く印象に残るため、全体のバランスが少しでも崩れると、そこだけが悪目立ちしてしまうのです。
パンツとスニーカーの色や形をきちんと揃えることが大切です。たとえば、裾がすっきりしたスラックスや、くるぶし丈のパンツで足元に余白を作ると、黒スニーカーでも暗すぎる印象を回避できます。
キレイめコーデに合わず「部活帰り感」が強くなってしまう！
シャツやジャケットなど、きれいめなアイテムを取り入れたスタイルにカジュアルな真っ黒のスニーカーを合わせると、ちぐはぐな印象になってしまうことがあります。全体は大人っぽくまとめているのに、足元だけが運動用の靴のように見えてしまい、まるで学校帰りの学生のような印象になってしまうのです。
メンズにおすすめのキレイめスタイルを目指すなら、スニーカーにも少し上品さを加えることが大切です。レザー調やスエードの黒スニーカーなどを選べば、コーディネートに自然と馴染みます。全体の印象を統一することで、落ち着いた大人の雰囲気がつくれます。
なぜ真っ黒スニーカーを選んでしまうのか？その“選び方の思い込み”を見直そう
真っ黒のスニーカーは、一見どんな服にも合いそうに見えます。汚れが目立たず、仕事や私服でも使えそうという安心感もあり、選ばれる機会は多いです。しかし、その「無難そうだから」「とりあえず黒なら失敗しなさそう」という理由こそが、思わぬ落とし穴になります。
黒は色としての印象が強く、服との合わせ方を間違えると、足元の色が強すぎて、アンバランスになったりします。また、黒いスニーカーでも、デザインや素材によって雰囲気は大きく変わります。ただ黒いだけのスニーカーは、存在感の調整が難しく、服装のバランスを崩してしまうことがよくあります。
選ぶときに「とにかく無地で黒なら大丈夫」という考えで決めてしまうと、自分の体格や服装のテイストに合わない靴を選んでしまうことにつながります。失敗を避けるためには、色だけでなく形や質感にも注目することが大切です。
ダサ見えを防ぐ！黒スニーカーで垢抜けるための3つのルール
真っ黒なスニーカーでも、コーディネートの工夫次第で洗練された印象に仕上げることができます。ここでは、重たく見えやすい黒スニーカーをおしゃれに見せるための具体的な方法を3つ紹介します。
トップス・パンツに白orベージュを入れて“抜け感”をつくろう
黒スニーカーは重たい色なので、全体に黒や暗い色を合わせるとコーディネートが沈んで見えます。そこで、上半身やボトムスに明るめの色を取り入れることで、視線が分散され、足元の黒も自然に馴染みます。
例えば、白シャツにベージュのチノパン、そこに黒スニーカーを合わせると、足元がしっかり引き締まりながらも、黒の存在感を中和できます。明るい色をどこかに入れることで、黒スニーカーの存在感が強すぎない、ちょうど良いバランスになります。
ソールに厚み・立体感のあるデザインでのっぺり感を回避しよう
ソールが薄く、全体がフラットな黒スニーカーは、見た目にメリハリがなく、足元だけ浮いたように見えることがあります。そのようなのっぺりした印象を避けるためには、ソールに程よい厚みがあり、横から見たときに段差があるようなデザインを選ぶのが効果的です。
立体感のあるソールは、スニーカー全体の印象に奥行きを与えてくれます。また、履いたときのバランスも良くなるため、足元が自然と馴染みやすくなります。靴選びでは「形がシンプルかどうか」だけでなく、「横から見たときの厚みや構造」にも注目するようにしましょう。
スラックスやジャケットなど「大人のキレイめアイテム」と組み合わせよう
黒スニーカーは、カジュアルな印象を持つアイテムですが、だからこそ落ち着いた雰囲気のアイテムと合わせることで全体が引き締まります。特にスラックスやジャケットなどのアイテムを取り入れると、黒スニーカーのカジュアルさがほどよく中和され、大人の装いになります。
例えば、グレーのスラックスに白シャツ、ネイビーのテーラードジャケットを羽織って、足元に黒スニーカーを合わせるスタイルは、落ち着きと程よい抜け感を両立できます。全体の印象がきちんとしている分、黒スニーカーも浮かずに自然と馴染みます。
スニーカーをきれいめなスタイルに合わせるのは難しそうに思えるかもしれませんが、他のアイテムの色合いや素材感で調整すれば、黒スニーカーでも十分に上品な印象をつくることができます。
おすすめの真っ黒スニーカー×大人コーディネート5選
黒のスニーカーは使い方次第で、大人の着こなしにしっかりと馴染む優秀なアイテムです。とはいえ、色の重さやカジュアルな印象が強いため、合わせ方に迷う方も多いのではないでしょうか。
ここでは、真っ黒なスニーカーをうまく取り入れたコーディネートを5つご紹介します。どれも40代の男性が実践しやすく、品よくまとまる着こなしです。色のバランスや服の組み合わせを工夫することで、黒スニーカーが主張しすぎず、全体を引き締める役割を果たしてくれます。
沈んだ印象にならない工夫を取り入れた実例を通して、真っ黒スニーカーの活かし方を具体的に確認してみてください。
黒スニーカーに軽さを加えるライトグレーパンツの好相性コーデ
全体を黒でまとめすぎると沈んだ印象になりがちですが、パンツにライトグレーを選ぶことで印象を柔らげています。インナーの白も加わり、真っ黒スニーカーの引き締め感が程よく映えるバランスです。ダサく見えないコツは、靴以外でしっかり明るさを取り入れている点にあります。ジャケットで全体をきちんと見せながらも、足元でカジュアルさを添えているのがポイントです。
主な着用アイテム
ベージュパンツと黒スニーカーで作る上品な抜け感スタイル
黒スニーカーにベージュのパンツを合わせることで、足元が浮かずに自然なコントラストが生まれています。トップスにはネイビーのジャケットを合わせているため、きれいめな印象を保ちながらも堅くなりすぎません。ダサく見えない工夫としては、白に近い明るいインナーを入れ、黒の重さを感じさせない色の組み合わせを選んでいる点です。通勤にも使える万能な大人の装いです。
主な着用アイテム
ネイビー×白でつくる黒スニーカーが馴染む夏の涼しげコーデ
黒スニーカーを軽やかに見せるためには、白パンツとの組み合わせが効果的です。このコーデでは、トップスにネイビー、ボトムスに白を使うことで自然な明暗のグラデーションを作り、足元の黒が違和感なく馴染んでいます。ダサく見えないポイントは、足元だけに黒を置かず、トップスの濃色でバランスを取っているところです。夏でも重さを感じさせない爽やかな印象になります。
主な着用アイテム
半袖シャツ×黒スニーカーで爽やかさと締まりを両立
ショーツスタイルに黒スニーカーを合わせると足元が重く見えることがありますが、このコーデではトップスに白インナー、シャツにネイビーを合わせることでしっかり調和を取っています。ダサく見えない秘訣は、ハーフパンツの明るいグレーで足元とのコントラストを抑えている点です。黒スニーカーの存在感が和らぎ、涼しげで清潔感のあるスタイルにまとまっています。
主な着用アイテム
黒スニーカーにシャツを合わせて脱・部活帰りスタイル
黒スニーカーは着こなしによっては学生っぽく見えてしまうことがありますが、白シャツと濃色のインナーを重ねることで、すっきりとした大人の雰囲気を出せます。デニムを合わせたカジュアルな組み合わせながらも、全体にまとまりがあり、部活帰りのような印象にはなりません。ダサく見えないためには、シャツの清潔感とスニーカーのボリューム感を上手く活かすことがポイントです。
主な着用アイテム
【まとめ】黒スニーカーは“選び方と合わせ方”さえ間違えなければ大人の味方に
真っ黒なスニーカーは、どんな服にも合いそうな印象がありますが、実際にはコーディネート次第で印象が大きく変わります。重たく見えたり、学生っぽく見えてしまうこともあるため、選び方と服の組み合わせには注意が必要です。
ダサく見えないためには、色のバランスを整えることが最も大切です。パンツやトップスに白やベージュを取り入れたり、ソールに厚みのあるスニーカーを選んだりすることで、足元の黒が自然と馴染みます。また、きれいめなアイテムと組み合わせることで、黒スニーカーのカジュアルさが程よく和らぎ、大人らしい装いが完成します。
今回紹介した5つのコーディネートのように、工夫を加えることで黒スニーカーは十分に活躍します。ただ“無難だから”という理由で選ぶのではなく、自分の着こなしに合った形や色使いを意識して取り入れることが、失敗しないコーディネートへの近道になります。
