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夏のオフィスカジュアルにおすすめのTシャツと夏Tシャツコーデのコツ

オフィスカジュアルに合うTシャツの選び方とTシャツコーデのコツ
オフィスカジュアルにおすすめの夏Tシャツ

夏のオフィスカジュアルでTシャツを選ぶとき、実は“着てもいいかどうか”よりも、“どれを選べばしっくりくるのか”で迷ってしまうことが少なくありません。

素材・色・シルエット――ぱっと見はシンプルなのに、ほんの少しの違いで「なんとなく肌着っぽい」「だらしなく見える」「汗ジミが気になる」など、着こなしに影響が出やすいのが夏Tシャツの難しさです。

「白Tを選んだら透けてしまった」「黒Tを着たら暑苦しく見えた」「Tシャツ1枚だと体型が気になる」「とりあえず無地なら間違いないと思ったけど、またなんか微妙だったかも…」。そんな“夏Tシャツあるある”に心当たりのある方も多いのではないでしょうか。

この記事では、オフィスカジュアルという条件の中で、「夏」「Tシャツ」だからこそ起きる違和感や迷いを構造的にひもときながら、“これなら迷わない”1枚にたどり着くための視点と実例をご紹介していきます。

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■目次

夏のオフィスカジュアルに最適なTシャツはどんなTシャツ?

Tシャツ通勤はもう珍しいものではないけれど、「本当にしっくりくる1枚」に出会うのは、意外と難しいものです。
素材感、シルエット、色、首元の開き方――シンプルだからこそ、“ちょっとした違和感”が目立ちやすく、思い描いていたイメージとどこかズレてしまう。特に夏は、ジャケットを脱ぐ場面が多くなるぶん、Tシャツ単体での完成度が問われやすくなります。

ここでは、夏のオフィスカジュアルという服装環境において、なぜ夏のTシャツ選びが難しく感じられるのかを構造的に整理し、自信を持って着られる1枚にたどり着くための視点と解決策をご提案します。すでにオフィスカジュアルの服装のルールは理解している方にとっても、納得のいく「正解」が見つかるヒントになれば幸いです。

失敗を防ぐために!夏に着るオフィスカジュアルのTシャツに迷うのはこんな理由

オフィス内でTシャツ一枚の男性が手に持ったジャケットの襟裏の汗染みに気づき、不快そうな表情を浮かべている様子。グレーのTシャツには首元と脇に汗ジミがあり、清潔感の欠如が視覚的に伝わるビジネスカジュアルの失敗例。

夏のオフィスカジュアルのTシャツ選びが難しいのは、着用条件の多くが“目に見えない部分”に関わっているからです。
たとえば「透けるか」「汗ジミが出るか」「ジャケットに皮脂がつくか」といった問題は、お店の試着室では気づきにくく、実際に着て出社して初めて「こういうことか」と実感することが多いもの。

さらに、Tシャツは“服そのものの情報量”が少ないため、細かな素材感・色・シルエットの誤差がそのまま印象に直結しやすいアイテムです。
特に夏は汗や湿度の影響が大きく、春秋とは異なる視点での機能性や快適性が求められるため、選ぶ基準も大きく変わってきます。

そしてもう一つの落とし穴が、“なんとなく無難”で選んでしまうこと。白T=爽やか、グレー=万能、黒T=無難……そんなイメージのまま購入してしまうと、透け・汗ジミ・肌着感・体型の出やすさなど、夏特有のリスクが表面化してしまい、「結局、また失敗だったかも」と感じてしまいます。

では、なぜその“ズレ”が起こってしまうのか。
ここからは、「夏」「Tシャツ」「オフィスカジュアル」それぞれの条件が重なったときに生まれる典型的な違和感と、それをどう解決すればいいか――具体的な悩みの背景と、実際に使える最適解をご紹介していきます。

①夏はジャケットを羽織ると襟が汚れそう。夏のTシャツ選びはもっと気をつかうべきだった

夏場のオフィスカジュアルでTシャツ+ジャケットで出社したとき、意外と気になるのが“襟の汗ジミ”です。特に後ろ首や襟周りは、汗や皮脂が直接触れやすく、ジャケットの襟裏に汚れが溜まりやすいポイント。ジャケットが頻繁に洗えない以上、「ジャケットの汗汚れは大丈夫だろうか」と気にしながら過ごすのは、思った以上にストレスになります。

夏のTシャツ通勤は、見た目の涼しさや軽快さに目が行きがちですが、ジャケットを羽織る機会があるなら、襟汚れ対策を前提とした設計のTシャツでないと、安心して着られませんね。

【解決策】
こうした不安を解消するには、後ろ襟が高く設計された「ジャケット対応Tシャツ」を選ぶのが最も効果的です。肌とジャケットの接触を避けることで、襟裏への皮脂移りや汗ジミを抑えるだけでなく、見た目にも首元が引き締まって清潔感が出ます。
後ろ襟高め・ジャケット用インナーTシャツ》なら、1枚でも着用時の“きちんと感”を保ちつつ、機能的な安心感も両立できます。

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② 夏は涼しいTシャツを選びたい。でも白T一枚だと透けるし、グレーは汗ジミが目立つ。正直どの色を選べば正解か分からない

夏のオフィスカジュアルにおすすめのTシャツ
夏のオフィスカジュアルにおすすめのTシャツ

気温が上がる夏は、見た目にも体感的にも「涼しさ」を重視してTシャツを選びたくなる季節。ただ、いざTシャツ1枚で着ようとすると、定番の白Tではインナーや肌が透けて見えたり、チクポチ(乳首の浮き)が気になったりと、清潔感を保つのが難しいと感じる方が多くなります。

特に多くの男性が失敗しやすいのが、「白=爽やか=安心」と思い込み、薄手の白Tをそのまま1枚で着てしまうケース。光の下ではインナーラインや肌の色が透けてしまい、肌着のような印象になってしまいます。かといって、グレーTは汗ジミが最も目立つ色。脇や背中にかいた汗が浮かび上がり、「暑さより見た目が気になる」状態になってしまうのも、夏ならではの悩みです。

【解決策】
まずは白Tをあきらめるのではなく、「透けにくい素材の白T」を選ぶことが先決です。おすすめは《7.1オンス以上のスーパーヘビーウェイト白Tシャツ》。厚みのある生地は下着感を払拭し、肌の色やインナーのラインを目立たせません。また、接触冷感や吸水速乾といった夏向けの機能性を持つ素材なら、見た目だけでなく着心地の面でも涼しさをしっかり確保できます。

それでも透けや汗ジミが不安な方には、“色そのものが安心感につながる”黒Tという選択肢も非常に有効です。黒は汗ジミが浮かびにくく、肌の透け感やチクポチも軽減されます。重たく見えると思われがちですが、光沢感のある素材や明るめのボトムスと合わせることで、軽快で都会的な印象に仕上がります。

ヘビーウェイト黒Tシャツ(接触冷感・ストレッチ素材)のようなタイプであれば、夏の不快感を抑えながら、見た目もビジネスシーンに適した“引き締まりと清潔感”を両立。1枚でも安心して着られるバランスの取れた選択肢です。

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③オフィスでTシャツ1枚だと夏はお腹が目立ってしまって、年齢的にも少し気恥ずかしい

夏のオフィスカジュアルにおすすめのTシャツ
夏のオフィスカジュアルにおすすめのTシャツ

40代を超えると、若い頃にはなかった体型の変化が気になるようになります。特にお腹まわりは、Tシャツ1枚のスタイルだとラインが浮きやすく、だらしなく見えてしまうリスクが高くなります。「隠すつもりじゃないけど、目立たせたくもない」そんな微妙な気持ちが、Tシャツ通勤を難しく感じさせる一因です。

また、オーバーサイズTでごまかすと、今度は“だらしない休日感”が出てしまい、オフィスカジュアルとしてのバランスが崩れてしまいます。

【解決策】
体型に自信がない場合でも、Tシャツスタイルをあきらめる必要はありません。ポイントは、Tシャツを1枚で着るのではなく、軽い羽織りで全体のシルエットを整えること。
たとえば、《サマージャケットや薄手のカーディガン+黒T+テーパードパンツ》という組み合わせは、お腹まわりをカバーしつつ、縦のラインを強調してスッキリ見せてくれます。また、Tシャツ自体も、ジャストサイズ寄りのシルエットを選ぶことで、清潔感を保ちつつ体型の主張を和らげられます。

細見えと清潔感を両立した夏のジャケットスタイル

濃紺ジャケットと明るめグレーパンツを組み合わせた定番配色。白Tシャツはインナー使いに徹し、縦長シルエットを強調することで、自然にお腹まわりをカバーできます。パンツも細身でありながらテーパード設計なので、全体がスッキリ見えるバランスに。羽織りがあることで、夏でもTシャツ1枚より安心感があり、体型の主張を抑えながらオフィス感もキープできます。

主な着用アイテム

濃色ボトムで重心を引き締める、大人の夏Tシャツコーデ

夏らしく軽やかな白Tシャツに、濃色ジャケットとネイビーパンツを合わせることで、視線を上半身に集めて重心が上がって見えるコーデ。自然なVラインが生まれ、体型の気になる中年男性でもスッキリとした印象に仕上がります。パンツのネイビーはシャープで清潔感もあり、ビジネス感も損なわない安定の一手。シルエット全体で“カバーして見せる”Tシャツ通勤が叶うコーデです。

主な着用アイテム

軽やかなカーディガンで、Tシャツ1枚の不安をスマートに解消

夏の通勤で「Tシャツ1枚だと不安」という方におすすめなのが、軽量素材のサマーカーディガン。柔らかく落ち感のある生地が、体型の輪郭をやさしくカバーしつつ、通気性も良好。白Tとグレーパンツの組み合わせは清潔感があり、好印象を与える王道配色。薄手でシワになりにくいカーディガンなら、脱ぎ着も簡単で温度調整にも便利です。

主な着用アイテム

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【年代別】オフィスカジュアル夏のTシャツコーデ例

オフィスカジュアルの定番アイテムとして、Tシャツを取り入れたいと考える人は多いですが、年代ごとに適した着こなしや注意すべきポイントが異なります。
20代なら「若さを活かしたスタイリング」、30代は「落ち着きと清潔感のバランス」、40代は「大人の余裕を感じさせる上品なスタイル」、50代は「品格を保ちながら無理のないカジュアル感」が求められます。

また、世代ごとに職場の雰囲気や立場も異なるため、Tシャツの選び方やコーディネートの方向性も変わってきます。本記事では、各年代ごとのオフィスカジュアルTシャツのおすすめコーディネートと、特有の悩みに対する解決策を紹介します。

20代のオフィスカジュアル夏のTシャツコーデ例

20代はまだ社会人としての経験が浅く、オフィスカジュアルのルールを手探りで学んでいる段階。フレッシュさを活かしたコーデが可能ですが、一方で「ラフになりすぎてしまう」「先輩や上司と差をつけるべきか悩む」といった問題も。特に、若いからこそカジュアルなTシャツスタイルが「学生っぽい」「軽すぎる」と見られてしまうことがあります。

【20代におすすめのオフィスカジュアルTシャツコーデのコツ】
白やネイビーのシンプルなTシャツに、ジャケットやスラックスを合わせたスマートな着こなしが◎。特に、ネイビーのジャケット+白Tシャツ+グレーのスラックスは、清潔感とフレッシュさを兼ね備えた王道のコーディネートです。足元はスニーカーではなく、革靴やローファーを選ぶことで、ビジネスシーンにも馴染みやすくなります。

【20代のオフィスカジュアルTシャツコーデの注意点】
Tシャツは無地を選び、派手なロゴやプリントが入ったものは避けましょう。また、サイズ感が大きすぎると「カジュアルすぎ」「子どもっぽい」印象になってしまうため、ジャストサイズを選ぶのがポイントです。

30代のオフィスカジュアル夏のTシャツコーデ例

30代になると、仕事の責任も増え、後輩の指導やクライアントとの打ち合わせが多くなるため、ラフすぎる服装は避けたいところ。オフィスカジュアルの範囲内で「きちんと感」を出しながら、スタイリッシュにTシャツを着こなすことが求められます。

また、20代のころと違い、肌質の変化や体型の変化を意識し始める時期でもあります。Tシャツ1枚だと貧相に見えたり、逆にカジュアルすぎる印象になったりすることがあるため、全体のバランスを取ることが重要です。

【30代におすすめのオフィスカジュアルTシャツコーデのコツ】
カーディガンやシャツを羽織ることで、Tシャツスタイルでもきれいめな印象を作るのがおすすめ。特に、ネイビーやグレーのカーディガン+白Tシャツ+細身のスラックスは、大人の落ち着きを演出しつつ、カジュアルになりすぎない絶妙なバランスが取れます。

【30代のオフィスカジュアルTシャツコーデの注意点】
Tシャツの素材選びに注意し、ペラペラの生地ではなく、ハリのある上質なものを選ぶことで、きちんと感を保つことができます。また、カーディガンを羽織る際は、オーバーサイズではなく、すっきりとしたシルエットを意識することが大切です。

40代のオフィスカジュアル夏のTシャツコーデ例

40代になると、職場での立場がより重要になり、管理職としての信頼感や落ち着きを求められることが増えます。Tシャツを取り入れる際も、若い世代とは違い、「ラフすぎる」「軽い印象を与える」ことのないように注意が必要です。

また、体型の変化も気になり始めるため、シルエットやサイズ感にこだわることが重要になります。

【40代におすすめのオフィスカジュアルTシャツコーデのコツ】
ジャケット+モックネックTシャツの組み合わせもおすすめ。モックネックTシャツは首元に少し高さがあるため、通常のクルーネックTシャツよりもきちんとした印象を与えることができます。色はモノトーンや落ち着いたカラーを選び、グレーやネイビーのジャケットと合わせることで、品のある大人の雰囲気を演出できます。

【40代のオフィスカジュアルTシャツコーデの注意点】
素材は光沢感のある上質なものを選び、カジュアルになりすぎないようにすることが大切です。また、足元はスニーカーよりも革靴やスエードのローファーを選ぶことで、さらに洗練された印象に仕上がります。

50代のオフィスカジュアル夏のTシャツコーデ例

50代になると、管理職や役員クラスに近い立場になることが多く、服装にはより一層の品格が求められます。Tシャツを着る場合も、「若作り」と思われないように、大人ならではの落ち着きやエレガンスを意識することが重要です。

また、体型の変化に加えて、シンプルすぎるTシャツスタイルでは物足りなく見えてしまうこともあるため、他のアイテムと組み合わせて全体のバランスを取る必要があります。

【50代におすすめのオフィスカジュアルTシャツコーデのコツ】
シャツを羽織るスタイルもおすすめです。リネンシャツやオックスフォードシャツを軽く羽織り、Tシャツと組み合わせることで、カジュアルながらも上品な印象を作ることができます。ボトムスはスラックスやセンタープレスの入ったパンツを選び、全体を引き締めるのがポイントです。

【50代のオフィスカジュアルTシャツコーデの注意点】
Tシャツは襟元がしっかりしたものを選び、ヨレたものは避けましょう。また、全体的に色味を抑えたコーディネートを意識することで、落ち着いた雰囲気を保つことができます。

夏のオフィスカジュアルにおすすめのTシャツのコーデ例

オフィスカジュアルにTシャツを取り入れる際、単体ではラフすぎる印象になってしまうこともあります。しかし、ジャケットやカーディガン、シャツなどのアイテムと組み合わせることで、Tシャツのカジュアルさを抑えつつ、上品で洗練されたスタイルを作ることが可能です。

ここでは、Tシャツを活用したオフィスカジュアルのコーディネート例を紹介するとともに、それぞれの着こなしのコツや注意点について解説します。

ジャケットとTシャツの夏のオフィスカジュアルコーデ例

ジャケットとTシャツの組み合わせは、オフィスカジュアルの中でも特に定番のスタイルです。ジャケットのフォーマルさとTシャツのカジュアルさがバランスよく調和し、程よく抜け感のある着こなしを作ることができます。

例えば、ネイビーのジャケットに白Tシャツを合わせ、グレーのスラックスや細身の黒パンツを履くと、シンプルで上品な印象になります。また、ジャケットの素材によっても雰囲気が変わるため、リネン素材なら軽やかで夏向き、ウール素材なら秋冬に適したスタイルに仕上がります。

【Tシャツとジャケットコーデのコツ】
・Tシャツは無地で上質なものを選び、シンプルなデザインを意識する
・ジャケットの色はネイビー・グレー・ブラックなど落ち着いたカラーを選ぶ
・ボトムスはスラックスや細身のチノパンを合わせ、ビジネス感をプラスする
・革靴やローファーを履くことで、Tシャツのカジュアル感を抑える

【Tシャツとジャケットコーデの注意点】
・オーバーサイズのTシャツを選ぶと、全体のバランスが崩れ、だらしなく見えることがある
・クタクタになったTシャツや、襟元がヨレているものは清潔感を損なうためNG
・派手なロゴやプリントのあるTシャツはカジュアルすぎるため、無地を基本に

カーディガンとTシャツの夏のオフィスカジュアルコーデ例

カーディガンはジャケットほどかしこまらず、リラックス感のあるオフィスカジュアルを作りたいときに最適なアイテムです。特に、ネイビーやグレーのシンプルなカーディガンに、白やブラックのTシャツを合わせると、上品で落ち着いた印象になります。

また、カーディガンは素材感によっても雰囲気が変わるため、春夏はコットンやリネンの軽い素材、秋冬はウールやカシミヤの暖かみのある素材を選ぶと、季節感を演出しやすくなります。

【Tシャツとカーディガンコーデのコツ】
・カーディガンは細身でシンプルなデザインのものを選ぶと、スマートな印象に
・インナーのTシャツはクルーネックを基本にし、落ち着いた色を選ぶ
・ボトムスはスラックスやテーパードパンツと合わせると、バランスが取りやすい
・革靴やスエードのローファーを合わせると、より洗練された印象に

【Tシャツとカーディガンコーデの注意点】
・ゆるめのカーディガンを選ぶと、部屋着っぽく見えてしまうことがあるため注意
・ボタン付きのカーディガンは開けて着ることで、抜け感を出しやすい
・厚手すぎるカーディガンは冬場ならOKだが、季節に合わない素材は不自然に見える

シャツとTシャツの夏のオフィスカジュアルコーデ例

Tシャツの上にシャツを羽織るスタイルは、ジャケットほどフォーマルになりすぎず、カーディガンよりもシャープな印象を作れる便利な着こなしです。特に、白やブルーのオックスフォードシャツを羽織ると、知的で爽やかな印象に仕上がります。

また、シャツを開けて羽織ることでカジュアルダウンしつつ、きちんと感をキープできます。逆に、ボタンを閉めて着る場合は、Tシャツの色を目立たせすぎないよう、シンプルなカラーリングを意識するとよいでしょう。

【Tシャツとシャツコーデのコツ】
・シャツは無地か、細かいストライプなどのシンプルなデザインを選ぶ
・オープンカラーシャツなら、こなれた雰囲気でリラックス感を演出できる
・Tシャツのカラーは白・黒・グレー・ネイビーなどベーシックなものを選ぶ
・ボトムスは細身のスラックスやチノパンと合わせるとバランスが取りやすい

【Tシャツとシャツコーデの注意点】
・柄が派手なシャツはカジュアルになりすぎるため、シンプルなデザインを選ぶ
・ダボっとしたオーバーサイズシャツはルーズな印象になりやすいため、程よいフィット感のものを選ぶ
・シャツの襟元がくたびれていると清潔感が損なわれるため、定期的にメンテナンスする

夏のオフィスカジュアルのTシャツについてよくある疑問質問・Q&A

夏のTシャツ通勤を実践している男性の中には、実際に着始めてから「あれ?これってどうするのが正解なんだろう?」と感じる細かな疑問にぶつかる方も少なくありません。見落としがちなポイントこそ、快適さや見た目の完成度を大きく左右します。ここでは、これまでの記事内容では拾いきれなかった周辺のリアルな疑問に対して、オフィスで実践できる視点からお答えしていきます。

Q. Tシャツ通勤の日、インナーは着たほうがいいですか?

A. 基本的には「着たほうが安心」です。特に白Tややや薄手の素材を選ぶ場合、肌や乳首の透けを防ぐだけでなく、汗ジミやニオイ移りの防止にも効果的です。インナーを着ることで、Tシャツ本体の劣化や汗汚れも抑えられ、1枚で着たときよりも清潔感を保ちやすくなります。
おすすめは「透けにくいベージュ系インナー」や「Vネックで襟元が見えにくいタイプ」。オフィスシーンでは、インナーが首元から覗くとカジュアルすぎる印象になるため、見えにくさと機能性を兼ねたアイテムを選ぶことが大切です。特に、ジャケットを脱いだときの“肌の露出感”を和らげる意味でも、インナーはさりげない気遣いとして効果を発揮します。

Q. 夏のTシャツ通勤で、シャツを合わせないときに気をつけるべきポイントは?

A. シャツを合わせず、Tシャツ1枚で通勤スタイルをつくる場合は「ビジネス感をどう補うか」が最大のポイントになります。Tシャツそのものの“質感”と“サイズ感”、そしてボトムスやシューズとのバランスで、印象を引き締めることが求められます。
例えば、Tシャツの素材が柔らかすぎる・薄すぎると、部屋着感や休日感が強く出てしまいがち。生地に厚みやハリのあるものを選び、ボトムスにはセンタープレスのテーパードパンツを合わせると、見た目にきちんと感が加わります。さらに、革靴やレザー素材のバッグなど“かっちり要素”を一つ入れることで、Tシャツのラフさを自然に中和できます。

Q. 夏用Tシャツでも「機能性が高すぎる」とオフィスに合わない気がするのですが…

A. 吸汗速乾や接触冷感といった機能性の高さは、たしかにスポーツウェアのような印象を与えがちです。しかし、それはデザインの方向性次第。ツヤ感やハリのある素材であれば、機能素材であってもビジネスシーンに十分馴染みます。逆に、いかにもスポーティーな光沢や切り替えデザインのTシャツは、オフィスカジュアルではやや浮いて見える可能性があります。
たとえば《高密度で織られたコットン×機能素材のブレンドTシャツ》であれば、通気性や速乾性を備えながらも、見た目は滑らかで品があり、ジャケットの下にも合わせやすい設計になっています。「機能性=スポーツ風」ではなく、「機能性=快適さを保ちつつ、見た目も整える工夫」と捉えると、選び方の軸がブレなくなります。

Q. オフィスカジュアルに合うTシャツの色は?

A. 基本の選択肢は「白・黒・ネイビー」の3色ですが、それぞれに注意点があります。白は爽やかで清潔感がある反面、透けやすく肌着っぽく見えるリスクがあります。特に夏場は、生地が薄いとインナーや肌が透けてしまうため、厚手素材か機能素材を選ぶ必要があります。
黒は汗ジミや透けが目立ちにくく、見た目も引き締まって見える万能カラー。ただし、重く見えないように、明るめのパンツや素材に光沢のあるアイテムと組み合わせるのがおすすめです。
ネイビーは、白より透けず、黒より軽やかで、夏のビジネスカジュアルにもっとも適した中間色。どのボトムスにも合わせやすく、“無難に見せずに落ち着いた印象”を演出できます。
グレーは一見万能に思えますが、汗ジミが最も目立つ色。特に薄手のTシャツで脇や背中の汗が浮き出ると、一気に清潔感を損ないます。夏場のグレーTは避けるか、上にジャケットや羽織りを合わせて汗が目立ちにくい工夫をしましょう。

まとめ・夏のオフィスカジュアルのTシャツは「着ること」より「どう選ぶか」が大事|その他のおすすめアイテム・コーデ

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オフィスカジュアルにおすすめの夏Tシャツ

夏のオフィスカジュアルにTシャツを取り入れること自体は、もはや珍しいことではありません。けれど本当に大切なのは、「何を着てもいい」という自由さではなく、「どんな1枚をどう選ぶか」によって、そのTシャツが職場にフィットするかどうかが決まるという点です。

涼しさ・快適さ・清潔感――これらを求めて選んだTシャツが、透けや汗ジミ、体型の強調など、かえって悩みのタネになってしまうのは、“見た目以上に繊細な条件”が夏の服選びには関わっているからこそ。

本記事で紹介したように、汗や素材、色選び、着こなし方といったポイントを押さえることで、「また微妙だったかも…」という夏Tシャツのあるある失敗は、確実に回避できます。

夏のTシャツ通勤がなんとなく不安、毎年なんだかしっくりこない…そんな方こそ、“これなら迷わず着られる”という1枚に出会ってみてください。
この夏こそ、自信をもって着られるTシャツで、暑さも悩みも軽やかに乗り越えましょう。

ビジネスカジュアルにTシャツはだめ?オフィスカジュアルならTシャツあり?

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ビジネスカジュアル・オフィスカジュアル・スマートカジュアル専門店Bizfront(ビズフロント)

この記事の監修者

ふくさん

本記事は、ビジネスカジュアル・オフィスカジュアル専門店「Bizfront」を立ち上げた「ふくさん」が監修しています。2010年、まだビジネスカジュアル・オフィスカジュアルという言葉が聞き慣れなかった黎明期からいち早く専門店を立ち上げ、新聞などのメディアにも取り上げられてきました。
商品開発・セレクト・スタイリング提案・撮影まで幅広く携わり、これまで延べ一万を超えるコーディネートを提案。多くの企業様の服装規定に触れてきた経験を活かし、規定だけでは迷ってしまう「具体的な着こなしの正解」をご紹介しています。お客様が悩みやすいポイントを踏まえた解説で、実用的な内容をお届けできると自負しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。ぜひこの下に続くおすすめ商品やコーディネート例もご覧いただき、日々の着こなしにお役立てください。

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