【メンズ】大きいサイズのテーラードジャケットはこう選ぶ！おすすめ5選と着こなし術

【メンズ】大きいサイズのテーラードジャケットはこう選ぶ！
おすすめ5選と着こなし術

大きいサイズ「3L」まであるメンズのテーラードジャケット一覧へ▲

こんにちは！
MENZ-STYLEのメンズ研究所でバイヤー兼スタイリストを10年勤めるAKEです。

筆者

株式会社メンズスタイルMENZ-STYLE専属　バイヤー兼スタイリスト　AKE

元アパレルショップ店員の経験を活かし、商品セレクトやお客様からのコーディネート相談を10年以上担当。
・年間500商品以上をセレクト
・年間15,000件を超えるコーディネートをスタイリング

テーラードジャケットは、大人の男性にとって1枚は持っておきたい万能アイテムです。

ですが
「大きいサイズを着るとどうしてもだらしなく見えてしまう」
「似合うサイズが分からない」
と感じていませんか？

実は私自身、身長175cm・体重80kgのがっちり体型で、昔からジャケット選びには苦労してきました。
中高6年間は柔道部に所属しており、肩幅が広く腕も太いため、
ジャストサイズのはずなのに着ると窮屈に見えたり、逆に大きめを選ぶと野暮ったく見えたり…。

だからこそ、
同じように「体格が良いせいで似合うジャケットが見つからない」と感じている方に、
大きいサイズでもスマートに見えるテーラードジャケットの選び方・着こなし方を、プロの視点と実体験の両面からお伝えします。

この記事では、
3Lまで対応したおすすめテーラードジャケット5選に加え、
失敗しないサイズ選びのコツや体型カバーにつながるコーディネート術まで、
すぐに実践できる内容を解説しています。

「大きいサイズでもおしゃれに見えるジャケットを探している」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

大きいサイズでもおしゃれに見える黒テーラードジャケット▲

大きいサイズでもおしゃれに見えるグレーテーラードジャケット▲

メンズにおすすめ！
大きいサイズ「3L」まであるテーラードジャケット紹介

大きいサイズでもおしゃれ！
テーラードジャケットを使ったコーデセット紹介！

監修者

株式会社メンズスタイル 社長宇賀神 政人（うがじん まさと）

2006年9月、25歳でメンズファッション通販「MENZ-STYLE（メンズスタイル）」を1人で立ち上げる。「3年後もかっこいい服のみ扱う」というコンセプトを掲げ、流行ファッションよりも3年後にも「その服、かっこいいですね！」とまわりから言われるお客様が多くなることでリピーターが1人、また1人と増えて、法人化。2025年で経営18年目の40代社長。

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体格の良い男性がテーラードジャケット選びで失敗しやすい理由とは？

大きいサイズのテーラードジャケットを選んでいるのに、
「なぜか似合わない」「だらしなく見えてしまう」と感じたことはありませんか？

実はこの悩み、体格の良い男性ほど陥りやすい“サイズ選びの落とし穴”に原因があります。

ここでは、
なぜ大きいサイズのテーラードジャケットで失敗してしまうのか、
その3つの代表的な原因を解説します。

「大きめサイズ＝だらしない」印象になってしまう原因

大きいサイズを選べば安心だと思っていませんか？
実際には、体に合っていない「大きすぎるジャケット」は、
シルエットに締まりがなく、全体的にルーズでだらしない印象を与えてしまいます。

特に注意したいのが、
肩や胸まわりに余った生地が生じることで、服に着られているような印象になることです。

こちらの画像をご覧ください。

このように本来スタイリッシュに見えるはずのテーラードジャケットでも、サイズを間違えると逆効果になるのです。

肩幅・袖丈・着丈のバランスが合っていないとスマートに見えない

「大きいサイズ＝全部大きくすれば良い」という考え方は危険です。
大切なのは、自分の体格に合わせて、肩幅・袖丈・着丈の3点をバランスよく選ぶことです。

例えば、袖丈が手の甲までかかっていたり、着丈が長すぎて太ももまで隠れてしまうと、ジャケット全体が重たく見えてしまいます。
特に肩幅が合っていないとシルエットが崩れやすく、スマートな印象から遠ざかってしまいます。

この3つのバランスを無視してサイズだけで選んでしまうと、どれだけ高価なジャケットでも野暮ったく見える原因になります。

自分の体型を無視した選び方が一番のNG

体格が良い方ほど、
「普段よりワンサイズ大きめを選べばいい」と思いがちですが、それが最も失敗につながる選び方です。

重要なのは、
自分の体型の特徴（肩が広い・お腹まわりが出ている・腕が太いなど）を把握し、
それに合ったジャケットを選ぶことです。

たとえば、肩まわりはぴったりでも、お腹まわりがタイトすぎるとボタンを留めた時にシワが寄って不格好になります。
反対に、胴まわりに合わせて選ぶと肩がズレてしまい、だらしなく見えてしまいます。

つまり、大きいサイズだからといって単純にサイズアップするのではなく、自分の体型を軸に「どこにゆとりが必要か」「どこはフィットさせるべきか」を見極めることが、ジャケットをスマートに着こなす第一歩です。

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大きいサイズのテーラードジャケットを選ぶときの正しい基準

大きいサイズのテーラードジャケットを選ぶとき、
ただ「着られるサイズ」を選ぶだけではスマートに見えません。

重要なのは、体格を活かしながらもバランス良く見せる“部分ごとの調整です。

ここでは、体格の良い男性がテーラードジャケットをかっこよく着こなすために押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

肩幅はぴったり・身幅はやや余裕・着丈は短めがベスト

体型に合ったサイズ感の基本は、肩幅・身幅・着丈のバランスを正しく取ることです。
特に肩幅はジャケットの“軸”となる部分であり、ここが合っていないと全体のシルエットが崩れてしまいます。

こちらの画像をご覧ください。

体格の良い方は、肩幅をぴったりに合わせ、身幅は少し余裕を持たせることで、お腹まわりの窮屈感やボタンの引きつりを防げます。

一方で、着丈まで長くしてしまうと、重心が下がって野暮ったい印象になりがちです。
こちらの画像をご覧ください。

このように、着丈はベルトがちょうど隠れる程度のやや短めを意識して“軽さ”を出すのが、スッキリ見せるコツです。

ボタン位置やラペル幅も体型を左右する重要ポイント

意外と見落としがちですが、ジャケットの印象を左右するのがボタンの位置とラペル（襟）の幅です。

ボタンの位置が高すぎるとお腹まわりが強調され、低すぎると胴長に見えてしまいます。
体格が良い方には、やや高めかつ自然な位置にあるボタンのほうが、胴の長さをカバーしやすくなります。

また、ラペル幅が広すぎると重たい印象になりがちです。
大きいサイズの方こそ、ラペルはやや細め〜標準幅で、顔まわりをすっきり見せるのが正解です。

こうしたディテール部分まで意識することで、全体のバランスが整い、「サイズは合っているのになぜかダサく見える…」という失敗を防げます。

素材は軽くて落ち感のあるものがスタイルアップにつながる

サイズが合っていても、「素材選び」で失敗すると一気にチープで野暮ったい印象になります。
特に大きいサイズのジャケットは生地に厚みやハリがあると体のボリュームが強調されてしまうため注意が必要です。

おすすめは、軽くてドレープ感（落ち感）のある素材。
たとえば、ポリエステル×レーヨンの混紡や、ウール調の柔らかい生地は、ボディラインを拾いすぎず自然に縦ラインを作ってくれます。

また、「洗える」「ストレッチが効いている」といった機能性素材も、大きいサイズの方には嬉しいポイントです。
見た目と着心地の両立を意識して選ぶことで、ジャケット姿に自信が持てるようになります。

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メンズにおすすめの大きいサイズ「3L」まであるテーラードジャケット5選

体格が良いと、テーラードジャケットの選択肢が限られるうえに、
「見た目が重たくならないか」「動きにくくないか」など不安も多いですよね。

ここでは、3Lサイズまで対応しつつ、
スマートに見えるシルエット・着心地・着回しやすさを兼ね備えたおすすめのテーラードジャケットを5着厳選しました。

いずれも、実際に多くのお客様に選ばれているモデルで、ビジネスからカジュアルまで幅広く活躍します。
「大きいサイズでもスタイリッシュに決まる一着が欲しい」「何を選べば良いのか迷っている」という方は、ぜひ参考にしてください。

上品さと柔らかさを両立した、体型を選ばない万能テーラード

大きいサイズを選ぶと、どうしても生地が硬くてゴワつきやすく、体が大きく見えてしまうもの。
このジャケットは、上質スーツのような見た目を保ちながら、驚くほど軽く柔らかい着心地を実現。
特に肩や腕がしっかりしている方でも動きやすく、体に自然に馴染む素材感が魅力です。
着丈もやや短め設計で、野暮ったく見えずスッキリとした印象に。
体型カバーしながらスタイルアップを狙える、大人のための1着です。

お客様からの高評価の声をご紹介！

【内ポケット有り。自然にカッコ良く見えるスマートジャケット】
裏地デザイン美シルエットカットテーラードジャケット

匿名

★★★★★

思った通り

少し大きめかと思いますが、コスパは良いジャケットだと思います。１１月から４月くらいが季節的に合うかと。

• 身長:176～180cm
• 体重:70kg~75kg
• 体格:筋肉質
• 年代:50代
• 購入サイズ:L
• 着用シーン・季節:通勤

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視線を引き上げるディテールと計算されたシルエットで、がっちり体型を引き締める

肩や胸板が厚い男性がテーラードジャケットを着ると、どうしてもボリュームが強調されてしまいがち。
このジャケットは、引き締まって見えるブラックカラーに加え、顔まわりに視線を集めるラペルチェーン付きデザインで、視覚的にスタイルアップが叶います。
さらに、体に“程よくフィット”する設計だから、パツパツにならず無駄な余白も出にくいのが特長。
大きいサイズでもシャープに見せたい人にこそ着てほしい1着です。

お客様からの高評価の声をご紹介！

【体に程よくフィットするスリム見えジャケット！】
裏地ぺイズリーラペルチェーン付きテーラードジャケット

匿名

★★★★★

かっこいい！！

テーラードジャケットがほしい。でもなんとなくおじさんくさくなってしまうかな…そう思いながらいいテーラードジャケットがないかと思いながら探していました。そんなときこの商品を見つけ即決で購入しました。先日届きましたが、想像以上で、とても興奮しています！！
しぼりが入っているし、丈が短いので、全くおじさんくさくありません。むしろとてもかっこいいです。
友達やショップの店員さんにもかっこいいジャケットですね。と褒められてとても嬉しかったです。また裏地のペイズリー柄も女の子に褒められて、女の子ってほんとにこんなところまでみているんだなーと思って驚きました。あと、自分的にはラペルチェーンが上品な感じを際立たせてとてもかっこよくみえます。

• 身長:181～185cm
• 購入サイズ:XL
• フィット感:少し小さい
• 体格:筋肉質
• 購入カラー:ブラック
• 着用シーン・季節:デート, イベント

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動きやすさもきちんと感も妥協しない、大人の体型にちょうどいい1着

体格がいい方ほど「窮屈すぎる」「動きにくい」と感じやすいテーラードジャケット。
この1着は、ストレッチ性と見た目の上品さを兼ね備えたハイブリッド生地を採用しており、見た目はきれいめ、着心地はノンストレス。
肩幅や胸まわりに適度なゆとりがあるので、厚みのある体型でも無理なく着用できます。
カジュアルにもビジネスにも使える万能さで、自然に体型カバーを叶えるおすすめモデルです。

きちんと見えて手入れはラク、大きいサイズでも気負わず着られる1着

体格の良い方にとって、テーラードジャケットは「着るのに気を使う」「クリーニング代がかさむ」といったハードルも少なくありません。
このジャケットは、上品なネイビーカラーで清潔感を出しながら、自宅の洗濯機で丸洗い可能なウォッシャブル仕様。
毎日使っても清潔感をキープでき、着用頻度が高い方にも最適です。
シルエットも着丈・袖丈が長すぎず、重く見えにくいため、体型を自然にカバーしてくれます。
コスパも実用性も譲れない方におすすめです。

お客様からの高評価の声をご紹介！

【汗ばむ季節でも涼しく着れる長袖ジャケット】
クールマックス素材鹿の子テーラードジャケット

匿名

★★★★★

軽くて良い

軽くていい感じ 普段つかいにも良し

• 身長:171～175cm
• 購入サイズ:3L/XXL
• 体重:70kg~75kg
• フィット感:サイズ通り
• 体格:やや太め
• 年代:30代
• 洋服の手触り:柔らかい

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シンプルなのに奥行きがある、大人の色気を引き出すテーラード

大きいサイズのジャケットは、のっぺりして見えると体格がさらに強調されてしまいます。
このジャケットは、マットな質感と凹凸感のある立体的な素材で、見た目に奥行きが生まれ、シンプルでも地味にならず上品な印象に。
ブラックカラーで引き締めつつも、硬すぎず、柔らかい雰囲気も残してくれます。
肩まわりや腕に程よいゆとりがありながら、着丈はすっきりと短め。
体格の良さを活かしつつ、大人の色気をさりげなく演出したい方にぴったりです。

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大きいサイズのテーラードジャケットに対応したおすすめメンズ向けブランド3選

体格に合うサイズを見つけるだけでも一苦労なのが、テーラードジャケット選び。
ここでは、3Lサイズまで展開があり、シルエットや着心地にもこだわった、信頼できるメンズブランドを3つご紹介します。
「サイズがあっても似合わない」「見た目が安っぽくなる」といった悩みを持つ方にこそ、選んでほしいラインナップです。

MENZ-STYLE：着やすさと細見えにこだわった設計

「大きいサイズでもスタイリッシュに着こなしたい」
そんな声に応えるのが、MENZ-STYLEのテーラードジャケットです。
肩幅や袖丈、身幅のバランスを綿密に設計し、がっちり体型でも自然にシルエットが整うのが特長。
ストレッチ素材や軽量設計により、長時間着ていても疲れにくく、ジャケットが苦手な方にもおすすめです。
価格帯はおおよそ9,000〜13,000円と、見た目と機能を両立しながらコスパにも優れています。

G-STAGE：落ち着いた雰囲気とスマートな印象を両立

大人っぽさと程よい色気を求めるなら、G-STAGE。
シンプルな中にもディテールにこだわりがあり、ジャケットを羽織るだけで落ち着いた印象に。
ラペル幅やボタン位置も工夫されており、体型をきれいに見せたい40代〜50代の男性に特に人気です。
3Lサイズまでの対応商品も多く、価格帯はおよそ12,000〜16,000円前後。品質を重視する方に選ばれています。

SAKAZEN：サイズ展開が豊富で価格も手頃

とにかく「サイズで困りたくない」「コスパ重視で選びたい」という方に心強いのがSAKAZEN。
3Lはもちろん、4L・5L・6Lまで幅広く対応しており、体型を理由にジャケット選びを諦めていた方でも安心です。
ベーシックで合わせやすいデザインが中心なので、着回しやすさも抜群。
価格帯は7,000〜12,000円ほどと手に取りやすく、初めての1着にも最適です。

どのブランドを選べば良いか迷ったら、以下の比較表を参考にしてみてください。
着心地・見た目・価格のバランスをもとに、大きいサイズに対応したおすすめブランドを分かりやすくまとめました。

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コーデ次第で印象が激変！大きいサイズのテーラードジャケット着こなし3選

サイズが合っていても、組み合わせ次第で印象は大きく変わります。
ここでは、ビジネス・休日・デートなど、シーン別に実践しやすい着こなし例をご紹介します。
大きいサイズのテーラードジャケットでも、野暮ったく見せずにスマートに着こなすコツをぜひ参考にしてください。

ビジネスシーンで信頼感を出す着こなし

濃淡のコントラストで上半身を引き締め、信頼感と清潔感を同時に演出

体格の大きい男性にありがちな“重たく見える”悩みを、カラーコントラストでスマートに解消したビジネスコーデ。
ネイビージャケットは落ち着きと誠実さを印象づけつつ、明るめのグレーパンツを合わせることで、下半身に軽さと抜け感が生まれます。
白シャツのVゾーンで顔まわりも明るく見せられるため、相手に清潔感と信頼感を与えたいビジネスシーンにぴったりな着こなしです。

休日カジュアルでも清潔感を保つスタイル

モノトーン配色でまとめて余白を削ぎ、カジュアルでも締まった印象に

大きめジャケットを休日に着ると野暮ったく見える・・
そんな悩みに応えるのがこのモノトーンコーデ。
ジャケットとインナーに明るさを持たせつつ、パンツは黒で引き締めることで、視線が上に集まり、重心が高く見えるバランス設計です。
体型に悩む男性でも安心して取り入れられる、リラックス感と清潔感を両立したスマートな休日スタイルです。

デートや外出で好印象を狙う着こなし

縦ラインと引き締めカラーで視覚効果を高めた好印象カジュアル

デートや外出では、カジュアルでもだらしなく見せない工夫が必要です。
このコーデは、縦のラインを強調するストライプシャツに、脚のラインを整える細身デニムを合わせて視覚的な“細見え”効果を狙っています。
黒のジャケットが全体を引き締めつつ、大きいサイズ特有のボリューム感を抑え、落ち着きのある大人の雰囲気を演出。
女性ウケも意識した好印象コーデです。

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通販でも安心！大きいサイズを選ぶときの試着・採寸のコツ

大きいサイズのテーラードジャケットを通販で購入する際、
「サイズが合うか不安」「返品になるのが面倒」と感じる方は多いのではないでしょうか。
特に体格の大きい方は、肩幅や着丈が少しズレただけで印象が大きく変わるため、慎重に選ぶ必要があります。
ここでは、ネット購入でも失敗しにくくなる試着・採寸のコツを3つご紹介します。

まずは自分の体型を知る：肩幅・身幅・着丈の測り方

ジャケット選びで最も重要なのは、まず自分の正確なサイズを把握することです。
特に押さえておきたいのは、肩幅・身幅・着丈の3ポイント。
これらは見た目のバランスを左右する重要な箇所です。

・肩幅は、左右の肩の骨の端から端までを直線で測る
・身幅は、脇の下から脇の下までの幅を測る（前面）
・着丈は、首の付け根から裾までの長さを測る

メジャーを使って自分で測る場合は、鏡を見ながらか誰かに手伝ってもらうのがおすすめです。
誤差を防ぐためにも、測定前に軽く姿勢を正すことを意識してください。

手持ちジャケットを基準にするのが最も確実

サイズ感に迷ったときは、手持ちのジャケットのサイズを測って比較するのが最も確実です。
よく着ている・着やすいと感じている1着がある場合、それを基準にすると安心です。

特に大きいサイズの方は
「Lでキツかったから次は3L」などの感覚的な選び方をしてしまいがちですが、
実際にはブランドや商品によってサイズ感が微妙に異なります。

数値で比較しておけば、試着せずに購入してもイメージ通りのフィット感に近づけます。

返品・交換可能なショップを選ぶと失敗しにくい

どうしてもサイズが合わないリスクがゼロとは言えないため、返品・交換がしやすい通販ショップを選ぶことも大切です。

とくに体格が大きい方は、ジャケットの肩幅・袖丈の微調整が難しいため、サイズミスによる返品のハードルが低いショップを選ぶことで、心理的負担が軽減されます。

「サイズが合わなかったらどうしよう」と不安な方ほど、事前に返品ポリシーを確認しておくことで、安心して購入に踏み切れるはずです。

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【Q&A】大きいサイズのテーラードジャケットに関する疑問にプロが回答

サイズ選びや着こなしのポイントはわかっても、細かい疑問や不安は残るものです。

ここでは、大きいサイズのテーラードジャケットに関してよくある質問に、バイヤー兼スタイリストの視点からお答えします。

購入前にチェックしておきたい実用的なヒントが見つかるはずです。

Q.大きいサイズのテーラードジャケットでも「細く見える色」はあるの？

A.はい、あります。
大きいサイズの方にはネイビー・チャコールグレー・ブラックなどの落ち着いた濃い色がおすすめです。
これらは光の反射を抑えるため、体のラインが引き締まって見える効果があります。
ただし、色だけに頼ると重たく見えることもあるので、素材の軽さや着丈の短さでバランスを取るのがポイントです。
インナーに白やライトグレーを合わせると、明暗差が生まれてさらにスッキリとした印象になります。

Q.大きいサイズの人はダブルのジャケットの方が似合うと聞いたのですが本当？

A.一概には言えません。
ダブルのジャケットは重厚感があり、体格の良い方でもバランスが取りやすい一方で、着丈やボタン位置を誤ると胴が短く見えてしまうこともあります。
シングルでも、ウエストラインが自然にシェイプされたモデルなら十分スマートに見えます。
初めてジャケットを選ぶ方や、カジュアルにも着たい方は、シングルのテーラードから始めるのがおすすめです。

Q.真夏でも着られる大きいサイズのテーラードジャケットはありますか？

A.あります。
近年は、通気性に優れたストレッチ素材やメッシュ裏地を採用した軽量ジャケットが増えています。
特に「アンコン仕様（裏地なし）」のモデルは、見た目も軽く、汗ばむ季節でも快適に過ごせます。
色味はネイビーやライトグレーなど、季節感のある明るめカラーを選ぶと涼しげな印象になります。
「夏でも羽織りたいけど暑苦しく見せたくない」という方に最適です。

Q.「ジャケットだけ大きくしてもおしゃれに見えない」と言われました。どうすればいいのでしょうか？

A.原因は、上下のバランスにあります。
ジャケットだけ大きくすると、全体のシルエットが崩れて体型よりも大きく見えてしまうことが多いです。
解決策は、下半身をすっきり見せること。
例えば、テーパードパンツや細身のスラックスを合わせると、上半身のボリュームを自然に引き締めてくれます。
また、ジャケットの着丈が長すぎる場合も重心が下がってしまうため、短め丈で軽やかさを出すとバランスが取れます。

Q.テーラードジャケットは好きですが、動きづらくて疲れやすいです。楽に着られるモデルはありますか？

A.あります。
最近は、大きいサイズでもストレッチ素材やニット生地を使った“コンフォートジャケットが主流になっています。
肩や腕の可動域を広く取った設計や、裏地を省いた軽量タイプを選べば、動きやすく長時間着ても疲れにくいです。
「スーツ見え」するきれいめデザインも多いので、オンでもオフでも快適に着られる万能ジャケットとして活躍します。

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【まとめ】大きいサイズのテーラードジャケットを味方に、自信のある着こなしを

体格が良い男性にとって、テーラードジャケット選びはサイズだけでなく、シルエットや素材、コーディネート次第で印象が大きく変わります。

「だらしなく見えそう」「重たくなりそう」と不安に感じる方こそ、
この記事でご紹介した“細見えの法則”や“試着・採寸のコツ”を活かしてみてください。

自分の体型に合った1着を選べば、
大きいサイズでもスタイル良く、きちんと感のある着こなしが手に入ります。

ブランドやアイテムも豊富にそろっている今だからこそ、
妥協せずに自分に合ったジャケットを見つけて、自信を持って着こなしましょう。

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