公開日: 2025年09月25日
タックインがダサいを卒業する休日Tシャツデニムカーディガンとビジネスシャツスラックスの正解コーデ術
休日用タックインはTシャツデニムカーディガンで縦ラインを作りビジネス用タックインはシャツとスラックスでサイズ感を整えて失敗を回避しよう
こんにちは!
MENZ-STYLEのメンズ研究所でバイヤー兼スタイリストを10年勤めるAKEです。
筆者
元アパレルショップ店員の経験を活かし、商品セレクトやお客様からのコーディネート相談を10年以上担当。
・年間500商品以上をセレクト
・年間15,000件を超えるコーディネートをスタイリング
タックインは決してダサい着こなしではなく、むしろ清潔感やスタイルアップにつながる便利なテクニックです。
それなのに「タックインしたらおじさんっぽく見えた」「ベルトだけ浮いてダサくなった」という経験をした人は少なくありません。
なぜダサく見えるのかというと、裾丈や身幅のサイズ感、股上の浅いパンツ選び、ベルトの悪目立ちといった基本のポイントを外してしまうからです。
たとえば、シャツの裾が長すぎて腰回りに余りがたまったり、大きなバックルのベルトが強調されてしまったりすると、一気に野暮ったく見えてしまいます。
ですが安心してください。裾はヒップ中央で収め、身幅は指3本分の余裕に調整、パンツはハイライズを選ぶ。
この基本を押さえるだけで、タックインは誰でもスマートに見せられます。休日ならTシャツをデニムに前だけ軽くインするフロントインをしてラフさを出す、ビジネスならシャツをスラックスにジャストで収めて清潔感を出す。
シーン別に使い分ければ、むしろ「おしゃれに見える人」として印象を格上げできます。
この記事では、タックインがダサく見える原因と解決策をわかりやすく解説し、休日カジュアルからビジネスまで実際に使えるコーデ例を紹介します。
読み終わるころには「タックイン=ダサい」という不安が消え、自信を持って毎日のコーデに取り入れられるようになります。
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監修者
2006年9月、25歳でメンズファッション通販「MENZ-STYLE(メンズスタイル)」を1人で立ち上げる。「3年後もかっこいい服のみ扱う」というコンセプトを掲げ、流行ファッションよりも3年後にも「その服、かっこいいですね!」とまわりから言われるお客様が多くなることでリピーターが1人、また1人と増えて、法人化。2025年で経営18年目の40代社長。
■目次
タックインがダサく見える理由と解決策
タックインは脚長効果や清潔感を出せる便利な着こなしですが、やり方を間違えると一気にダサく見えてしまいます。特に裾丈やベルト、股上といった基本ポイントを外すと失敗しやすいので、まずは代表的な原因とその解決策を押さえておきましょう。
トップスの裾丈が長すぎるせいで腰回りが膨らむ
まず一番多い失敗は、シャツやTシャツの裾丈が長すぎるケースです。長い裾を無理やりタックインすると腰回りに余り生地がたまり、風船のように膨らんで不格好に見えてしまいます。
【解決策】裾丈を「ヒップの真ん中あたり」で止まるサイズに抑えること。さらにタックインするときは余りを前後に均等に逃がし、脇に“段差のだんご”を作らないことがポイントです。
ベルトの主張が強すぎるせいでウエストが悪目立ちする
次に多いのがベルトの悪目立ちです。バックルが大きいベルトや、色が派手なベルトを使うと、視線がウエストに集中してしまい「おじさんっぽさ」が出ます。
【解決策】細身のレザーベルトか、ベルト不要のベルトレススラックスを選ぶこと。ベルトを極力目立たせないことで、タックインした上半身と下半身の比率が自然に繋がります。
股上が浅すぎるせいで比率が崩れる
最後に、パンツの股上が浅いと腰位置が低く見え、全体の比率が「胴長・脚短」に見えてしまいます。これではせっかくのタックインも逆効果です。
【解決策】股上が深めのハイライズパンツを選ぶこと。特にワンタック入りのスラックスやチノなら、腰回りを拾わず自然にタックインでき、脚長効果で全身がスタイルアップして見えます。
休日のTシャツをタックインしてもダサくならない組み合わせ例
休日コーデでタックインを取り入れるときは「ラフさ」と「縦ライン」を意識することが大切です。カジュアルな場面ではきちんと感が出すぎると不自然になるため、フロントインや羽織りでバランスを調整しましょう。
この章では
・Tシャツ×デニム×スニーカー:フロントインでラフに
・ポロシャツ×チノパン×ローファー:ベルトレスで腰回りをスッキリ
・カーディガン×白Tシャツ×スラックス:羽織りを足して縦ラインを作る
の組み合わせ例を紹介しています。
Tシャツ×デニム×スニーカー:フロントインでラフに
王道の休日スタイル。Tシャツを裾全体ではなく前だけ軽くタックインする「フロントイン」にすると、自然なラフさが出ます。デニムはテーパードシルエットを選び、白スニーカーで清潔感をプラスすれば、抜け感のある大人カジュアルに。
ポロシャツ×チノパン×ローファー:ベルトレスで腰回りをスッキリ
ポロシャツをチノパンにタックインするときは、ベルトレスを選ぶのがポイント。腰回りがスッキリ見えるため「おじさん感」を回避できます。足元はローファーを合わせるときちんと感が加わり、リゾートすぎない落ち着いた雰囲気に。
カーディガン×白Tシャツ×スラックス:羽織りを足して縦ラインを作る
Tシャツをスラックスにタックインすると腰位置が強調されがちですが、上からカーディガンを羽織ることで縦のラインが強調され、全体のバランスが自然に整います。シンプルながらも大人っぽい自然体のおしゃれさを感じる組み合わせです。
オフィスでのシャツやスラックスのタックインをスマートに見せる方法
ビジネスシーンでは、清潔感とスタイルアップを両立することが必須です。特にシャツやスラックスのサイズ感とベルト選びは印象を大きく左右します。
身幅と裾丈は 指3本分の余裕 でジャストに
シャツの身幅が広すぎると腰回りに余りがたまり、野暮ったく見えてしまいます。身幅は指3本分の余裕が目安。裾丈はヒップ中央あたりで止まる長さにすると、タックインしたときにスッキリ見えます。
主な着用アイテム
スラックスはハイライズやワンタックで脚長比率を強調
股上が浅いパンツは脚を短く見せる原因。オフィスではハイライズかつワンタック入りのスラックスを選ぶことで腰位置が高く見え、スタイルアップに直結します。
主な着用アイテム
ベルトは細身ブラック or ベルトレスでおじさん見え回避
太いベルトや大きなバックルは悪目立ちの原因。シンプルな細身のブラックベルトか、ベルトレス仕様のスラックスを選ぶと、スマートで洗練された印象を与えられます。
主な着用アイテム
【まとめ】タックインがダサいと言わせないメンズコーデの正解と実践ポイント
タックインは「ダサい」と言われがちですが、その多くは裾丈・身幅・股上・ベルト選びといった基本ポイントを外していることが原因です。
裾はヒップ中央で収め、身幅は指3本分の余裕、パンツはハイライズやワンタックを選ぶことで腰位置が高く見え、自然とスタイルアップにつながります。
休日はTシャツをフロントインして抜け感を出し、カーディガンやジャケットで縦ラインを作るとバランスよく見えます。
ビジネスではシャツとスラックスをジャストサイズで合わせ、細身のベルトかベルトレスを選ぶことで、スマートで洗練された印象に仕上がります。
大切なのは「無理をしない自然なシルエット」を意識すること。
休日でもオフィスでも、この基本を押さえればタックインは決してダサくなく、むしろ清潔感と大人の余裕を演出できる強力な武器になります。
今日から実践するなら、まずはTシャツをデニムにフロントインしてみましょう。
小さな一歩でも、確実に「タックインはダサい」という不安を解消し、自信の持てるスタイルに変わっていきます。





















