20度超えたあたりからダサいメンズが増える夏の服装～理由と解決策

20度超えたあたりからダサいメンズが増える夏の服装～理由と解決策

上下のバランスのとれた夏服コーデセット

「20度を超えたら夏服でいいのかな？」
そんな風に思い始める5月初旬から6月にかけての時期。街には半袖Tシャツやリネンシャツを着た男性が増えてきますが、その中で“どこか惜しい”印象の服装が目立つようになります。

実はこの季節、気温の変化だけでなく、春服・夏服の切り替え時期特有の“服の難しさ”があります。アイテム数が減ることで体型や色合わせの粗が目立ちやすくなり、冬には隠れていた“ダサ見えの原因”が浮き彫りになるのです。

とくにファッションに苦手意識を持つ男性ほど、「とりあえず涼しくてラクな服を着る」という選び方になりがち。すると、サイズ感のズレ・色のトーンミス・素材のチープさなどが顕在化し、意図せず“パジャマっぽく見える”“疲れて見える”という事態に。

本記事では、気温20度超えから急増する「ダサ見え」の理由を、リアルな生活習慣や服選びのクセから紐解きながら、誰でもすぐに実践できる改善策をご紹介します。

急な夏のでもコーデに迷わない！簡単おしゃれ夏全身コーデセット

涼しくておしゃれ！におすすめ冷感アイテム

20度超えたあたりからダサいメンズが増える夏の服装～理由と解決策

春の終わりから夏にかけて、気温が20度を超え始める頃になると、街中で「なんか惜しい」男性の服装が目立ちます。
気温も高くなってきたし、そろそろ夏服…そう思って半袖や薄手の服を選んだはずなのに、なぜか“清潔感”や“こなれ感”が出ない。
実はこの季節、気温・服装の軽さ・アイテム数の減少など、冬には隠れていた“ダサさの原因”が浮き彫りになる時期なのです。
ここでは、なぜ春夏になると途端にダサく見えてしまうのか？
そしてそのズレをどう整えるか、現実的な改善策とともにご紹介します。

１．冬は誤魔化せてたのに、半袖になったら体型バレしてダサく見えやすくなる

気温20度を超えてくる季節になってくると、長袖シャツやアウターを脱ぎ、Tシャツ1枚など「素の体型」が露出される服装になります。冬は重ね着や厚手素材で隠せていた「ぽっこりお腹」や「なで肩」「猫背」などがそのままシルエットに出てしまい、結果的に“だらしない印象”に見えやすくなります。

冬の間に体型が緩んでいるのに、春夏になっても同じ感覚で服を選ぶ男性は多いです。また、重ね着で体型バランスを整えることに慣れてしまい、1枚で完成させる「引き算のコーディネート」に不慣れなことも一因です。さらに、体型を気にするあまり、逆にダボついた服を選んで逆効果になるケースも目立ちます。

【解決策】
夏こそ「体型をきれいに見せる」服を選ぶことが重要です。二の腕が程よく隠れる袖丈、ウエストラインがぼやけない着丈、落ちすぎない肩ラインなど、ほんの少しの違いで印象は激変します。
特にハリのある素材（ハイゲージコットン・ツヤのあるポリ混）は、体型を立体的に整えてくれる強い味方です。さらに、姿勢やインナー（タンクトップなど）も整えると、全体に「締まり」が出て、グッと洗練された印象になります。

２．春服のまま着てたら“ちぐはぐコーデ”に見えてダサく見える

20度前後という微妙な気温の時期は、「春の長袖」と「夏の半袖」が混在するタイミング。ここでありがちなのが、“薄い羽織＋厚手のパンツ”や“涼しげなシャツ＋重めスニーカー”など、季節感のミスマッチによる“ちぐはぐ見え”です。

男性は「昨日寒かったから、まだ羽織りがいるかな」「とりあえず無難な黒パンツで」と、気温や見た目ではなく“なんとなくの安心感”で服を選びがちです。また、服の入れ替えを面倒に感じて「春物と夏物がごっちゃになっているクローゼット」から適当に組み合わせるため、全体の統一感が失われてしまいます。

【解決策】
この時期は「軽さと重さのバランス」をとる意識が大切です。たとえばリネンシャツや薄手のカーディガンを羽織る場合は、足元やボトムスにも軽やかな要素（ローファー・スラックスなど）を取り入れることで季節感が統一されます。
また、「色の軽さ」も重要。トップスを“白・サックス・ミント”など明るめにすることで、全体の抜け感が自然に生まれます。

３．夏日に涼しさ重視で服を選んだ結果“パジャマ感”が出てダサく見えやすい

気温が上がるにつれ、「涼しさ」「快適さ」を最優先して、薄手・伸縮素材・ゆったりシルエットのアイテムを選びがち。これが、上下ともに“部屋着感”や“パジャマ見え”を生んでしまい、清潔感ゼロな印象に繋がります。

ファッションに自信がない男性ほど「涼しい＝ラク＝正解」と考え、ユニクロ的なリラックスアイテムを上下セットで揃えたり、吸水速乾素材を過信してしまいます。また、在宅ワークが定着した影響で「ラフな服＝デフォルト」になっている人も多く、オンオフの境目が曖昧になりがちです。

【解決策】
素材を「快適＋高見え」の両立で選ぶ視点が鍵です。たとえば、鹿の子編みのポロシャツやシャリ感のあるコットンリネンシャツは、肌離れが良くて涼しいのに、見た目に“きちんと感”が出せます。
ボトムスも、シルエットが緩いスウェットやイージーパンツではなく、「センタープレス入りの薄手スラックス」や「リネン混のテーパードパンツ」にするだけで、印象がグッと都会的に変わります。

ダサくならない！夏の快適コーデセット

これに気を付ければ大丈夫！夏に男性がやりがちなファッション失敗例

夏の服装に迷ったら、以下のチェックをしてみましょう。
■持っている服について
・3年以上前に買った服しかない
・今の体型に合った服をあまり持っていない
・首周りや裾がヨレヨレでない、きれいに着られる服がほどんど無い
・普段がスーツなので、私服の組み合わせがイメージできない
・履き古している靴しかない
・最近老けた？太った？おじさん臭いと言われたことがある

いくつチェックが入りましたでしょうか？
チェックポイントが多いほど、夏ファッションに失敗する可能性が高まりますので、事前に情報収集や確認・準備をしておきましょう！

夏は要注意！カジュアル過ぎて子供っぽく見えやすいコーデ

夏の服装は半袖や半ズボンなど、肌の露出度が高くなり、男性は子供っぽく見えやすくなります。
シンプル過ぎる服や淡い色の服、チェックシャツなどアメカジ系の夏服、ブランドロゴのあるスポーツ感のある服はカジュアルに見えやすいアイテムです。
近所の行きつけの居酒屋に着て行く服、子供を公園に連れていくような服、犬の散歩に出かける服、というような家から近い場所に出かける服になっていないか確認しましょう。

夏ので気合いを入れ過ぎて決め過ぎるファッション

久しぶりの同窓会は楽しく過ごしたいですし、かっこよく見られたい、と思うのは当然ですが、気合いが空回りしてしまうこともあります。
ちょっと高級な飲み屋らしいと気合いを入れての場所についたら、思ったよりも落ち着いた砕けた雰囲気の飲み屋だった、集まったメンバーもあまり気合を入れた服ではなかったということもあります。

久しぶりに会ったら年齢以上に老けて見えるコーデ

大人になって服に無頓着になると、体型に楽なファッションをしたり、無難な色やスタイルのファッションをすることが多くなります。そうすると、実際の年齢以上に老けて見えてしまうことがあります。「最近忙しそうですね、なんかやつれてないですか？」「○○さんも歳をとりましたね、私もですが笑」などと言われたことがある方は要注意です。

年代別・シーン別・男性が夏の服装例

ここからは、大人男性におすすめの、カジュアル過ぎない、決め過ぎない、老けて見えないおしゃれなに着て行く服を季節別に見ていきましょう。
ファッションは全体がまとまって初めておしゃれを感じさせます。
「一番おしゃれにと言えない服」に全体の印象が引っ張られますので、アウターだけでなく、靴やカバンにも注意してコーデの準備をしましょう。

20代～30代メンズ夏のカジュアルコーデ

20代30代の夏のコーデはトレンド感のあるシルエットの服を取り入れていきましょう。年齢が上がるにつれて流行ど真ん中、はちょっとやり過ぎ感が出てきますので、大学生以降の社会人となればやや落ち着いた雰囲気が出せると大人の余裕を感じられます。女性がいるようなでは汗のにおいにも気を付けて清潔感のある服を選ぶようにしましょう。

40代～50代メンズ夏のカジュアルコーデ

夏のはビアガーデンなど人が多く集まるもあります。夏はTシャツ一枚がいい、という方も多いと思います。大人のTシャツスタイルは、一枚でもサマになるしっかりとした厚手のTシャツがおすすめです。薄手で透けてしまったり、首回りや裾がヨレヨレ、汚れが目立つようなTシャツは避けましょう。 Tシャツのような着心地で、シャツのような清潔感のあるポロシャツも大人にはおすすめです。

会社メンバー・上司も参加しているちょっときっちり目の夏のコーデ

会社の同僚や上司・部下がいる夏のや、Tシャツ一枚ではカジュアル過ぎるな、汗染みなどはあまり見せたくないな、という場合があります。
そんな夏の服装であれば、ポロシャツがおすすめです。襟のついたポロシャツはTシャツに比べてしっかり見えしますし、落ち着いた雰囲気を出すこともできます。
また上着ならサマージャケットをTシャツの上から羽織るスタイルもカジュアルながら品のある夏コーデを作ることができます。

夏におすすめ！涼しい＆おしゃれアイテム

夏のコーデに必須の接触冷感生地アイテム

接触冷感アイテムを探す▲

接触冷感とは、触れた部分がひんやりと冷たく感じる効果のこと。
接触冷感素材は暑さ対策に効果的な生地で、熱中症対策にも使えます。
繊維中に水分を多く含む
熱伝導率・熱拡散率が高い
触った時に少し硬く感じる（シャリ感）
といった特徴があります。

夏におすすめ涼しいTシャツ

暑い夏には着た瞬間に涼しさを感じさせる接触冷感素材のTシャツがおすすめ。

また、クールマックスなど吸汗・速乾性に優れた素材、ドライ加工でさらっとした着心地のTシャツがおすすめです。

夏に涼しい接触冷感素材のTシャツ

夏におすすめ涼しいシャツ

暑さに負けないおすすめ冷感素材シャツ

夏におすすめ涼しいズボン

夏の蒸れはボトムスこそ気になる方も多いのではないでしょうか。短パンやハーフパンツ・クロップドといった素肌が出るズボンが好まれない方は、接触冷感生地の長ズボンをぜひ取り入れてみてください。

夏におすすめ接触冷感ズボン・パンツ

夏にカッコよく見せるための夏靴

夏ので意外と気になるのが靴。居酒屋で飲んでいるときは靴なんか見えない！と侮るなかれ。靴を変えるだけでも一気に夏らしいコーデになります。
座敷のお店で靴を脱ぐ際、で盛り上がって帰り際にお店の外で世間話に華を咲かせる際、おしゃれな夏靴は褒められポイントになりますよ。

夏におすすめの夏靴

20度超えたあたりからダサいメンズが増える夏の服装～理由と解決策まとめとその他のおすすめアイテム・コーデ

気温が20度を超え、春から夏へと移り変わるこの季節は、服装選びに“迷い”や“ズレ”が出やすいタイミングです。
冬には隠れていた体型、色合わせの甘さ、素材のチープさが、薄着になることで一気に表面化し、「清潔感がない」「ちぐはぐ」「だらしない」印象に繋がってしまいます。

ですが、それは「センスがないから」ではありません。ファッションに不慣れな男性が、気温や快適さだけで服を選んでしまいやすいという“思考のクセ”が原因です。ほんの少しのサイズ調整や素材選び、色のトーンの意識だけで、見違えるほど清潔感のあるスタイルに変わります。

大切なのは、「何を着るか」より「どう見せるか」。
無理にトレンドを追う必要も、派手なコーデを目指す必要もありません。まずは自分の体型と向き合い、季節に合った“ちょうどいい清潔感”を意識することから始めてみてください。
明日からの服選びが、少し楽しくなるヒントになれば幸いです。