オフィスカジュアル・ビジネスカジュアル・ドレスコードフリーでスニーカーはどうする？
オフィスカジュアルに合うスニーカーのおすすめ▲
結論から言えば、オフィスカジュアルでのスニーカーは「完全NGではなく、条件付きでOK」です。
ただし、社内の服装規定・職場の雰囲気・靴の選び方を間違えると“足元だけ浮いてだめに見える”リスクがあるため、「自由＝何でもアリ」ではありません。
「このスニーカーで通勤は大丈夫？」「オフィスカジュアルってどこまで許されるの？」と迷って検索してきた方も多いはずです。
実際の規定を見ても「スニーカー可」と書かれていたり、逆に全く触れられていなかったりと明確さに欠けます。いざ履いてみても「合ってる？」「足元だけカジュアルすぎない？」と不安になる声は少なくありません。
一見ビジネスの服装はカジュアル化していますが、「どんな靴ならOKか」は会社や業界ごとに差が大きく、グレーゾーンのまま放置されがち。だからこそ判断に迷う男性が多いのです。
この記事では、その曖昧さを解消するために、実際の服装規定例、スニーカーが許容される条件、そして「浮かない」「失敗しない」コーデの具体策まで徹底解説します。
「同僚は履いてるけど自分は違和感がある」「なんとなく不安だけど聞けない」――そんな悩みに共感しつつ、読んだその日から“だめ見え”を防げる実践ヒントをお届けします。
オフィスカジュアルにおすすめのスニーカー
オフィスカジュアルにおすすめのスニーカーにも使える
1,500円分のクーポン配布中！
↓↓↓バナーをクリック↓↓↓
オフィスカジュアルにスニーカーはだめ？ドレスコードフリーならスニーカーはあり？
「うちはスニーカーってOKなの？ NGなの？」
オフィスカジュアルやビジネスカジュアルを考えるうえで、この質問は今や多くの男性が直面する“判断の壁”です。
実際にオフィスカジュアルでスニーカーが許容されている企業もありますが、革靴が望ましいという規定や、靴に関しては上着やズボンに比べて曖昧な表現にとどまるケースも少なくありません。
服装規定を確認しても「はっきりとは分からない」「そもそも何が正解なのか判断できない」といった声が多く、その結果として「オフィスカジュアルにスニーカーはだめ？」という検索に至る方も多いのではないでしょうか。
確認しよう！オフィスカジュアルのスニーカーの服装規定例
オフィスカジュアルやビジネスカジュアルの服装規定において、ジャケットやパンツについては比較的明確に定義されていても、「靴」については簡素な一文で済まされていることが多いのが実情です。
実際に確認できた複数の服装規定でも、
「スニーカーは避けるのが望ましい」
「革靴推奨だが明確な禁止ではない」
「サンダル・スリッパNGだがスニーカーの記載はなし」
というように、スニーカーについては明記がある場合とない場合が半々。
これにより、許可されているのか・避けるべきなのか、自分で判断しきれずに悩む男性が多いのです。
また、「ドレスコードフリー」と記載された企業でも、自由＝何でもOKというわけではなく、実際には社風や年齢層、上司の目線に配慮しながら“空気を読む”必要があります。このような不透明な判断基準が、スニーカーというアイテムを選ぶ際に“他の選択肢を探しにくい”状況を生み出しています。
まずは自社のオフィスカジュアル・ビジネスカジュアルの服装規定にスニーカーについて明記があるか、イメージ例に登場しているかを必ず確認しましょう。
①スニーカー可って書いてあるけど、どこまでOKなのか分からなくて困る！
「規定には“スニーカーOK”とあるし、同僚も履いている。でも自分が選ぶと『これで大丈夫？』と不安になる…」そんな声は少なくありません。
実際には「可」とあっても基準があいまいで、判断を個人に委ねられているケースが多いからです。
よくある規定は「サンダルやスリッパ禁止」「清潔感のある靴」といった曖昧な表現。
一方で「暗色系が望ましい」「スポーツタイプは避ける」など制限を添えている場合もあり、解釈に迷いやすいのが実情です。これはスニーカーが革靴よりカジュアルで、印象に差が出やすいからこそ生まれるルールと言えます。
さらに、役職・年齢・業種・社風によって見え方が変わるため、「合っている」と自信を持ちにくいのです。
【解決策】
スニーカー選びは“控えめ”を基準にすること。具体的には次の3点を守れば安心です。
・素材はレザーまたはスエード（キャンバスやナイロンは避ける）
・色は白・黒・グレーなど無彩色で配色シンプル
・ボリューム控えめなローテク系（厚底・ハイテク感は避ける）
例えば白レザーのローテクスニーカーなら、グレースラックス＋ネイビージャケットに合わせても“抜け感”を出しつつ、きちんとした印象を保てます。
つまり「スニーカーっぽさ」を中和すれば、曖昧な規定にも振り回されず安心して履けるのです。
オフィスカジュアルにおすすめのスニーカー
②スニーカーOKでも“だめ見え”を防ぐなら、最初の1足は白レザースニーカーを選ぼう！
「スニーカーOKって聞いたけど、どんなタイプなら失敗しないの？」
これはオフィスカジュアルに不慣れな男性が必ず抱える悩みです。
スニーカーは“フォルム・素材・色・ボリューム感”で印象が激変します。普段履いている派手めやスポーツ寄りをそのまま通勤に使うと、「なんか浮いてる」「カジュアルすぎてだめ」と見られるリスクが高いのです。
【解決策】
迷ったら「革製の白スニーカー」を選べば間違いありません。これは単に無難だからではなく、規定・清潔感・見た目の3つの理由で最も信頼できる選択肢だからです。
① 規定で推奨されやすい色
「落ち着いた色」「派手でないデザイン」と書かれている企業が多く、イメージ例に使われるのも白スニーカー。つまり“規定的に最も安全”な色です。
② 清潔感を一番出せる色
白は手入れされているかどうかが一目で分かるため、磨かれていれば圧倒的な清潔感を演出できます。新品でなくてもきちんと手入れされた白靴は“大人の信頼感”を与える武器です。
③ 革素材でカジュアル感を抑えられる
キャンバスやメッシュは休日感が出がち。一方レザーなら、革靴に近い上品さでジャケットやスラックスとも自然に馴染みます。
「白×革」＝軽さと上品さの両立で、職場でも浮きません。
オフィスカジュアル×白レザースニーカーの定番コーデ例
白スニーカーで抜け感をつくる、定番オフィスカジュアル
グレーのテーラードジャケットにネイビーのテーパードパンツを合わせた王道のオフィスカジュアルコーデ。重くなりがちなネイビーパンツの足元に、白スニーカーを合わせることで軽快で爽やかな印象をプラスしています。シンプルな白Tとのレイヤードで抜け感をつくり、革靴では出せない柔らかさを実現。色のバランス、シルエット、清潔感のすべてが揃った、スニーカー初心者にも安心のスタイルです。
主な着用アイテム
白スニーカーが引き立つ、モノトーン寄りオフィスカジュアル
ネイビージャケットに黒のスリムパンツを合わせた落ち着きのある配色ながら、白スニーカーを足元に添えることで、一気にこなれ感がアップするバランス重視のスタイル。白のインナーと靴で視線を引き上げ、重くなりすぎない印象に。革靴では堅くなりすぎるこの配色も、白スニーカーならほどよくカジュアルダウンできるため、ドレスコードフリーな職場やクリエイティブ系業種にも好印象です。
主な着用アイテム
季節感も演出できる、白スニーカー×ベージュパンツの好相性
黒のジャケットとベージュのテーパードパンツを合わせたコントラストの効いた配色に、白スニーカーで抜け感と季節感をプラス。ベージュの柔らかい印象と白スニーカーの清潔感が合わさることで、堅すぎないオフィスカジュアルを実現しています。春夏はもちろん、秋口にも使える万能配色。パンツのシルエットが細身なので、足元が軽快にまとまり、チグハグになりにくい好バランスな一着です。
主な着用アイテム
③スニーカーがチグハグに見える原因はパンツ！裾幅・丈を直して解決しよう
「セットアップにスニーカーを合わせたら足元だけ浮いて見える…」
「オフィスカジュアルを真似したのに鏡を見るとチグハグ…」
実はこれ、スニーカーが悪いのではなくパンツとの相性が悪いのが原因です。
ストレートパンツや裾が太いスラックスは下半身が重く見え、スニーカーの軽快さとバランスが崩れてしまうのです。
【解決策】
テーパードパンツや細身スラックスを選ぶことが第一歩です。
・裾幅は17〜18.5cm前後が理想
・丈はアンクル丈または“前ワンクッション未満”
・特に白スニーカーは足首をスッキリ見せると自然に馴染みます
さらに注意したいのが丈感です。裾が長くシワが溜まると一気にだらしなく見えるので、必ず裾上げや丈直しで調整しましょう。
「靴と調和する丈・細さ」を守るだけで、足元の違和感は一気に解消されます。
オフィスカジュアルにおすすめのセットアップスーツ×スニーカーの定番コーデ例
白スニーカーが浮かない、夏仕様ネイビーセットアップ
重くなりがちなネイビースーツに、白スニーカーを自然に馴染ませるには、素材とシルエットの工夫が必須。このセットアップは、裾に向かって細くなるテーパードシルエットに加え、接触冷感素材を使うことで見た目にも涼しげな印象に。白スニーカーの軽快さと調和し、夏のオフィスカジュアルにぴったりの清潔感を演出できます。スーツにスニーカーがチグハグに見えてしまう人も、素材とカットで違和感ゼロの印象に。
主な着用アイテム
直線的な細身セットアップで白スニーカーを自然に溶け込ませる
グレートーンのセットアップは白スニーカーと好相性ですが、シルエットを間違えると足元が軽く浮いて見えてしまうことも。写真のようにスラックスは裾に向かって程よく細くなったテーパード仕様で、丈もくるぶしが隠れるすっきり設計。白スニーカーのボリューム感と自然に馴染み、全体のバランスが整います。Vネックのリブニットもスーツのかっちり感を和らげ、オフィスでも違和感なく取り入れられる1着です。
主な着用アイテム
アンクル丈でズレを防ぐ、白スニーカーが映えるセットアップ
白スニーカーとセットアップを合わせたとき「足元だけ重い」と感じてしまう原因の多くはパンツ丈にあります。このスタイルはくるぶし丈で足元に抜け感をつくり、スニーカーの軽快さと見た目の重心が一致する好バランス。ダークネイビーの落ち着いた色味は白とのコントラストが強すぎず、オフィスカジュアルとして程よいカジュアル度に。パンツ丈・細さ・色のバランスで、スニーカーの“浮き”を防ぐ好例です。
主な着用アイテム
スニーカー通勤はもう一般的！実際にみんなが選んでいる靴と注意点
今やカジュアルな職場では、革靴にこだわらずスニーカーを取り入れる人が増えています。きっかけは2018年のスポーツ庁「FUN+WALK PROJECT」。スニーカー通勤を推奨する動きから、ビジネスシーンにもスニーカーが浸透してきました。
参考：スポーツ庁 FUN+WALK PROJECT
では実際に、どのような靴が選ばれているのか、X（旧Twitter）でアンケートを実施してみました。
【実際に通勤で履かれている靴】
X（旧Twitter）で実施したアンケート結果は以下の通りです。
・ビジネスシューズ（革靴）……18.2%
・スエードなど革靴系……33.3%
・革スニーカー……15.2%
・カジュアルスニーカー……33.3%
この結果からも、「革靴一辺倒」から「革靴＋スニーカー併用」へと移行していることが分かります。チノパンや黒スキニー、カジュアルスーツにスニーカーを合わせるスタイルは、もはや定番になりつつあります。
【注意点】
ただし、どんなスニーカーでも良いわけではありません。
・取引先訪問やフォーマルな場面では革靴を優先
・大きなロゴや派手色のスニーカーは悪目立ちするので避ける
・「ビジネスカジュアル」指定なら基本は革靴、「オフィスカジュアル」「私服通勤」ならスニーカーも許容されるケースあり
【正解の選び方】
・素材はレザーやスエードなど上品なもの
・色は白・黒・グレーなど落ち着いた配色
・ロゴや装飾は控えめでシンプルなデザイン
つまり、「職場の雰囲気とTPOを見極めたうえで、シンプルで清潔感のあるスニーカーを選ぶ」のが鉄則です。そうすれば、スニーカー通勤も違和感なくスマートに楽しめます。
白の次は黒！オフィスカジュアルで2足目に選ぶべきスニーカーと着こなしのコツ
オフィスカジュアルの最初の1足は「白レザースニーカー」が定番です。清潔感があり、スラックス・チノパン・デニムなど幅広いボトムスに馴染み、職場でも安心して使えます。
ただし白ばかりだとマンネリ化しやすいのも事実。そこで2足目におすすめなのが「黒レザースニーカー」です。
黒はビジネスシューズにも通じる落ち着きを与え、白に比べて汚れが目立ちにくいため手入れも簡単。白と並んでオフィスカジュアルに適応しやすく、シーンに応じて使い分けやすい万能カラーです。
【黒スニーカーの注意点と解決策】
黒はシックで大人っぽい反面、全身を暗い色でまとめると重たく見えて清潔感を損ねます。
・黒パンツと合わせる場合は、トップスに白やライトグレーなど明るめの色を取り入れる
・シャツやニットをレイヤードして、“上半身で抜け感”を作る
この工夫をすれば、白＝清潔感、黒＝落ち着きをシーンごとに使い分けられます。つまり白と黒の2足を揃えることで、オフィスカジュアルの幅は一気に広がるのです。
白の革靴スニーカーのコーデ例
白の革靴スニーカーのコーデ例を見ていきましょう。革靴ながら白が合わせやすいのは形がスニーカーだから。スポーティな雰囲気なので白スニーカーのようなコーディネートが可能です。つやがある革靴なので大人っぽさも出てきますね。
黒の革靴スニーカーのコーデ例
黒の革靴スニーカーのコーデ例を見ていきましょう。黒はビジネスカジュアルなど、少しカジュアルなビジネススタイルにも合わせやすい色です。スーツのような完全ビジネススタイルよりもカジュアルな服装が合わせやすいと思います。
ブラウン（茶色）の革靴スニーカーのコーデ例
ブラウン（茶色）の革靴スニーカーのコーデ例を見ていきましょう。茶色の靴はビジネスシューズなどではよく使われる色ですが、スニーカーではあまり使われない色です。ビジネスシューズと合わせるようなコーディネートに合いやすい靴と言えます。
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアル・ドレスコードフリーのスニーカーについてよくある疑問質問・Q&A
「スニーカーはOKと聞いたけど、どこまで大丈夫？」「本当にこれで浮かない？」そんな声を多くいただきます。ここでは、実際に迷いやすいポイントにフォーカスし、具体的な解決策とスタイルの方向性を丁寧に解説します。明日からの装いにそのまま役立つヒントとしてお役立てください。
Q. 休日に使っているスニーカーと同じ靴で通勤しても大丈夫？
A. 休日用のスニーカーは、デザインや履き心地重視で選んでいることが多く、ビジネスの場ではラフに見えてしまう可能性があります。特に色やロゴが目立つもの、厚底やボリュームのあるタイプは避けた方が無難です。オフィスで使うなら、白や黒などの無彩色・ローテクタイプの革製スニーカーを別に用意しておくのが安心です。足元を“切り替えるだけ”で、仕事モードへのスイッチが自然に入り、周囲からも信頼感ある印象を与えられます。
Q. 夏場にスニーカーは重たく見えない？涼しく見せるには？
A. 夏のオフィススタイルでは、「爽やかに見えるかどうか」が重要なポイントです。白のレザースニーカーは、軽快で涼しげな印象を与えてくれるため、夏の定番アイテムとして非常におすすめです。見た目の印象だけでなく、履き心地を快適にするには、通気性のあるインソールや抗菌ソックスを活用しましょう。トップスやパンツもリネン素材や淡色を選ぶことで、全体に涼やかな空気感を演出できます。
Q. 革製スニーカーの手入れって面倒？どうすれば長くきれいに履ける？
A. 革製スニーカーは「きちんと感」を出すためのアイテムだからこそ、定期的なケアが見た目を左右します。汚れは市販の革用クリーナーで落とし、乾いた布でしっかり拭き取りましょう。仕上げに革用ローションで保湿してあげると、ツヤと柔らかさが保たれます。手入れの頻度は週1回が理想ですが、目立つ汚れがなければ軽く拭くだけでもOK。靴ひもやソールも定期的にチェックしておくと、全体の清潔感がぐっとアップします。
Q. スニーカーがグレーゾーンっぽいとき、誰に確認すればいい？
A. 服装規定があいまいな場合は、同じ部署の上司や人事・総務に一度相談するのが確実です。「浮いて見えるのでは」と感じている時点で、自信のなさがコーデ全体の見え方にも影響します。できれば、実物や写真を見せながら「このくらいの靴なら大丈夫でしょうか？」と具体的に聞くと判断もスムーズです。相談しておくことで、社内でも“きちんと気を使える人”として信頼を得やすくなります。
Q. 重要な会議や来客対応、営業の日もスニーカーでいいの？
A.原則は革靴に履き替えるのが正解です。スニーカーは歩きやすさや軽快さという利点がありますが、対外的な場では「きちんと感」が最優先されます。特に来客や取引先、役員会議などでは、足元がカジュアルすぎると“場をわきまえていない”印象につながることも。移動はスニーカーでも構いませんが、オフィスに革靴を置いておき、必要なシーンでサッと履き替える運用が安心です。
Q. 社内イベントや面接などフォーマル寄りの日はどうする？
A.迷ったら革靴一択です。普段はオフィスカジュアルが許されていても、面接や昇進試験、表彰式など“評価の場”ではスニーカーは不向きです。フォーマルに寄せるべきシーンでは、スーツやジャケパンに自然に馴染む革靴を合わせることで、信頼感や誠実さをアピールできます。
Q. スニーカーでも許される範囲ってどこまで？
A.革素材・ローテク・無地寄りなら安心です。逆にNG寄りなのは、メッシュやニット素材、厚底40mm以上、蛍光色や多色配色、スポーツブランドの大きなロゴ入りなど。これらはどうしても“休日感”や“運動靴感”が出やすく、職場で浮きやすい特徴です。オフィスでは、シンプルなレザースニーカーやスエード素材のローテクを選ぶのが無難です。
Q. 黒や白以外の色でも大丈夫？
A.落ち着いた中間色ならシーン次第でOKです。グレーやネイビー、ベージュ、ダークブラウンといった控えめな色は、配色がシンプルならオフィスに馴染みます。ただし初めてスニーカーを取り入れるなら、まずは白か黒のレザーを1足ずつ用意し、職場の雰囲気を確認するのがおすすめです。
Q. ロゴはどの程度まで許される？
A.“近づかないと分からない”程度ならOKです。型押しや同色の刺繍ロゴは控えめに見えるため安心ですが、コントラストの強いプリントロゴや反射素材のロゴはオフィスには不向きです。ビジネスの場では「見えないくらい控えめ」を意識すると失敗しません。
Q. 裾幅や丈感でだめ見えするって本当？
A.その通り。パンツ次第で印象は大きく変わるのです。裾幅は17〜18.5cm、丈はアンクル丈〜前ワンクッション未満にすると、スニーカーの軽さと自然に馴染みます。逆に裾が太かったり長すぎてシワが溜まったりすると、一気にだらしなく見えてしまうので注意しましょう。
Q. スニーカーと靴下の合わせ方で気を付けることは？
A.靴下も足元の一部と考えて統一感を。黒・チャコール・濃紺などの無地クルー丈を選べば、座ったときに肌が見えず清潔感が保てます。避けたいのは白いスポーツソックスやライン入りタイプ。せっかくのスニーカーコーデが一気に学生っぽくなってしまいます。
Q. 雨の日にスニーカーを履いてもいい？
A.防水対策をしていればOKです。撥水加工や防水レザーを選べば、見た目もきちんと感をキープできます。出社前には防水スプレーをひと吹き、オフィスには乾燥剤を常備。帰宅後は汚れを落としてクリームで保湿しておけば、雨の日でも清潔感を損なわずに履けます。
Q. 革製スニーカーは手入れが面倒？
A.ポイントを押さえれば簡単です。汚れは革用クリーナーで軽く落とし、乾いた布で拭き取るだけ。仕上げにローションで保湿すればツヤが戻ります。週1回程度のケアで十分ですし、ひもやソールも定期的に交換すれば“新品感”を長持ちさせられます。
Q. 最初に揃えるべきスニーカーは？
A.白と黒のレザーローテク2足が最強セットです。白で清潔感、黒で落ち着きを出せるため、職場の雰囲気やシーンに合わせて使い分けられます。この2足に加えて、細身のテーパードパンツとダークソックスを合わせれば、“だめ見え”せずにスニーカー通勤を始められます。
Q. オフィスカジュアルの基本ってどんなスタイル？
A.「清潔感」と「きちんと感」を土台に、カジュアルを足すのが基本です。ジャケットやシャツといったビジネス寄りのアイテムをベースに、チノパン・スラックス・ニットなどで堅さを和らげるとバランスが取れます。色はネイビー・グレー・ホワイトを軸に、差し色でベージュやブラウンを加える程度が安心。シルエットは細身〜テーパードでまとめるとスニーカーとも自然に馴染みます。つまり「上はきちんと、下は少し軽く」がオフィスカジュアルの王道です。
【男性】オフィスカジュアルメンズコーデの基本オシャレなオフィスカジュアルコーデ・会社の私服通勤の服装例
Q. ジャケットにスニーカーは合うの？
A.合います。ただしパンツのシルエット次第で印象が大きく変わります。ジャケットはフォーマル寄りなので、足元にスニーカーを合わせると軽快さが出ますが、パンツが太すぎたり裾が余るとチグハグに見えてしまいます。おすすめはテーパードパンツや細身スラックスで、裾幅17〜18.5cm・丈はアンクル〜前ワンクッション未満に整えること。白スニーカーならジャケットの堅さを中和し、黒スニーカーなら落ち着きをキープできます。つまり「ジャケット＋細身パンツ＋シンプルスニーカー」で大人らしいスマートカジュアルが完成します。
ジャケパンに合うメンズスニーカーはどんなスニーカー？ビジネスカジュアルやジャケパンに似合うスニーカーとは？
Q. オフィスカジュアルにNGな靴ってどんなもの？
A.清潔感やTPOを欠く靴はすべてNGです。具体的には次のような靴は避けましょう。
・サンダルやクロックス、スリッパ系 → 足の甲や素足が見え、カジュアルすぎる
・アウトドア系シューズ（トレッキング・登山靴など） → ボリュームがありオフィスに不向き
・ランニングシューズやハイテクスニーカー → スポーツ感が強く“休日の延長”に見える
・派手な色や蛍光色、奇抜な柄入りのスニーカー → 悪目立ちして清潔感が損なわれる
・汚れやすり減りが放置された革靴やスニーカー → どんな高級品でも手入れ不足はだめ見えの原因
オフィスカジュアルは“ビジネスの場で違和感がないこと”が前提。逆に言えば、革素材・落ち着いた色・シンプルデザインの靴なら安心して選べます。靴は一番目に入りやすいアイテムだからこそ、NGを避けるだけで全体の印象は大きく変わります。
【メンズ】オフィスカジュアルの靴のNGはどんな靴？オフィスカジュアルでNGな靴とは？初めての靴選びで失敗しないために！
Q. オフィスカジュアルはどこまで許される？許容範囲を知りたい
A.許容範囲は「会社の規定」と「職場の雰囲気」で変わるのが現実です。ただし共通する目安はあります。
【OK寄り】
・ジャケット＋シャツ＋スラックスにシンプルな革スニーカー
・白・黒・グレーなどの無彩色でまとめた落ち着きある配色
・パンツはテーパードや細身、丈はアンクル〜前ワンクッション未満
【グレーゾーン】
・ニットやポロシャツ、チノパンなどを組み合わせるスタイル
・ネイビーやベージュのスニーカーなど、職場によって評価が分かれる色
・ノータイスタイルやカットソー着用（業種や役職次第）
【NG寄り】
・ダメージ入りデニムやカーゴパンツ、ショートパンツ
・スポーツブランドのハイテクスニーカー、派手な色やロゴ入り
・サンダル、クロックス、アウトドア系シューズ
つまり、「清潔感」と「きちんと感」を保ったうえで、少しずつカジュアル要素を足すのが正しい許容範囲です。同僚や上司のスタイルを参考にしつつ、まずは白や黒のレザースニーカー＋テーパードパンツから始めれば間違いありません。
男性のオフィスカジュアルはどこまで許される？注意されたら確認したい基本ルールと注意点オフィスカジュアルは服装自由？カジュアル過ぎると注意・指摘されたことがある
Q. オフィスカジュアルに合う靴は？
A.革靴のきちんと感と、スニーカーの軽快さを兼ね備えた靴が最も合います。代表的なのは以下の3種類です。
【革靴系】
・プレーントゥやストレートチップなどシンプルな革靴
・スエード素材のローファーやUチップ（やわらかい印象を出せる）
→スーツ寄りの職場や来客対応の日に安心
【スニーカー系】
・白や黒のレザースニーカー（ローテク・ロゴ控えめ）
・ネイビーやグレーなど落ち着いたカラーのシンプルスニーカー
→テーパードパンツやジャケパンと好相性
【その他】
・シンプルなチャッカブーツやデザートブーツ
・ドレス寄りのスリッポン
→秋冬の季節感を出しやすく、きれいめにまとまる
つまり、「清潔感」「シンプルさ」「ビジネスシーンに違和感がない」を満たす靴ならOKです。迷ったらまず白か黒のレザースニーカー、次にスエードローファーやシンプルな革靴を揃えれば、オフィスカジュアルの大半のシーンをカバーできます。
メンズのオフィスカジュアルに合う靴のおすすめとオフィスカジュアルコーデ例オフィスカジュアルの靴選びに迷ったら？失敗しない選び方を徹底解説！
まとめ｜オフィスカジュアルでスニーカーはだめ？安心して選べる正解の条件
結論：オフィスカジュアルにスニーカーは「完全NG」ではありません。条件を守れば清潔感とこなれ感を演出できる最強の武器になります。
ポイントは「何を履くか」ではなく「どう見せるか」。
・選ぶなら革製×白or黒×ローテク
・パンツは細身テーパード＆丈はアンクル〜ワンクッション未満
この2つを守るだけで、だめ見えは防げます。
服装規定が曖昧でも、選び方＋組み合わせ＋着こなしで“正解”は自分でつくれます。
「浮いていないかな？」と迷ったときこそ、まずは白レザースニーカーから始めるのがおすすめです。
小さな知識と工夫で足元の印象は劇的に変わります。今日から一歩踏み出して、“迷わない・浮かない”オフィスカジュアルを実践しましょう。
