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メンズ カジュアルスーツ・セットアップ|どこでどう買う?おすすめと選び方

メンズ カジュアルスーツ・セットアップ|どこでどう買う?おすすめと選び方【2025最新】
おしゃれなセットアップカジュアルスーツ

「メンズカジュアルスーツ・セットアップを買いたいけれど、どこでどう買うのが正解?」「せっかく買ったのにサイズ感や色選びを間違えて野暮ったく見えてしまった…」と悩む方は少なくありません。

近年は通勤スタイルのカジュアル化や在宅勤務の増加により、上下セットで着回せるカジュアルスーツは人気急上昇中。ネイビー・グレー・ベージュといった定番カラーや、ストレッチ・ウォッシャブル素材など機能性に優れたアイテムも数多く登場しています。

本記事では最新のおすすめセットアップアイテムと、購入前に必ず押さえておきたい選び方のポイントを徹底解説。さらに、失敗しがちなサイズ感や素材選びの注意点も取り上げ、実際のコーデ例を交えながら「買ってよかった」と思える着こなし術をご紹介します。

この記事を読めば、年齢やシーンを問わず誰でも、好印象を与えるカジュアルスーツスタイルを自信を持って実践できるはずです。

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理想のカジュアルスーツ・セットアップ メンズにたどり着くには?

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カジュアルスーツ・セットアップを取り入れる男性はここ数年で急増しました。通勤スタイルのカジュアル化や在宅勤務の浸透によって「上下セットで迷わず着られる便利さ」と「仕事でも私服でも通用する見栄えの良さ」が注目されたからです。

アンケートでは、「普段からよく着ている」が40%、「初めて挑戦した」が20%という結果で、すでに6割がセットアップを着用していました。この流れは今も続いており、現在では幅広い世代の男性が街中や通勤で自然に着こなす定番スタイルになっています。

とはいえ「どこで買えばいいのか?」「ブランドにこだわるべきか?」といった疑問は多くの人が抱えるもの。ここからは実際にどこで購入されているのか、量販店・セレクトショップ・通販などの特徴を比較しながら解説します。

カジュアルスーツ・セットアップはどこで買う人が多いのか?

カジュアルスーツ・セットアップの購入先は、大きく分けて量販店・セレクトショップ・通販の3つに集まっています。それぞれに選ばれる背景があり、どういった行動を踏んで探していくかによって買い方の体験は大きく変わります。

量販店とは、洋服の青山やAOKIのような全国チェーンの大型店舗。実際に足を運んで試着し、その場で裾上げまで終わらせて即日持ち帰る流れが多いです。仕事用スーツを買う感覚に近く、初めてでも安心して選べます。

セレクトショップは、ユナイテッドアローズやナノユニバースなどのファッションショップ。店員と相談しながらシルエットや色を決め、旬のデザインを体験する買い方です。「どんなコーデになるか」を一緒に考えてもらえる点も強みです。

通販はAmazonや楽天、ZOZOTOWN、専門ECサイト。スマホやPCで特集ページやランキングを見比べ、レビューや着用写真をチェックしながら選ぶスタイルです。比較検討を重ねて、自分の生活に合った一着を見つける流れになります。

このように、購入の基準を「どのお店で買うか」と考える人もいれば、「どのブランドを選ぶか」と考える人もいます。次の章では購入場所ごとの特徴を整理し、その先でブランド選びについても掘り下げていきます。

どこに売っている?量販店・セレクトショップ・通販の特徴と買い方の違い

カジュアルスーツ・セットアップは量販店・セレクトショップ・通販で購入するのが一般的です。それぞれの場所には選ばれる理由があり、実際に買うときの動き方も変わってきます。

購入場所 特徴と買い方 注意点
量販店(洋服の青山・AOKIなど) 試着できる安心感があり、裾上げなどもその場で対応。店舗の「セットアップ専用コーナー」で上下を選びながら、すぐに持ち帰れる。 デザインがベーシックで、人と被りやすい。
セレクトショップ(ユナイテッドアローズ・ナノユニバースなど) 旬のデザインや素材に強く、「それどこの?」と聞かれるようなおしゃれ感を演出できる。ショップスタッフに相談しながらシルエットや色を合わせる買い方が多い。 価格は高め。トレンドが強いので長く着られない場合も。
通販(Amazon・楽天・ZOZO・専門店EC) 店舗に行かず比較できる便利さと価格の幅広さが魅力。ECサイト内の「特集ページ」や「カテゴリ一覧」から探し、レビューや写真を見ながら選ぶ。 試着できないためサイズ感や生地感に不安が残る。

安心感を優先する人は量販店で実際に試着するのがベスト。デザイン性を重視するならセレクトショップで店員と相談しながら選ぶのがおすすめ。コスパや手軽さを重視する人は、通販でカテゴリや特集ページをチェックしながら探すのが向いています。

次は「ブランドで選ぶべきか?それとも必要ないか?」を解説していきます。

ブランドで選ぶ?それとも必要ない?セットアップ対応アイテムを取り揃えている有名ブランド

カジュアルスーツ・セットアップを選ぶときに気になるのが「カジュアルスーツ・セットアップを買うならどんなブランドがあるのだろう?」「やっぱり有名ブランドを選んだほうがいいのか?」という点です。確かに有名ブランドには洗練されたデザインや安心できる品質があり、人からの印象も良くなりやすいというメリットがあります。

たとえば以下のようなブランドは、都会的なデザインや細身のシルエットで人気があります。

ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)

ファッションを通した新しい日本の生活文化の創造を目指して「豊かさ・上質感」をキーワードに、大人に向けたドレス軸のライフスタイルを提案するセレクトショップです。

ジャケットの価格帯は約12,000円〜200,000円程度、
パンツの価格帯は約4,000円〜210,000円程度、
であり、洗練されたデザインと快適なフィット感が魅力です。

ジャーナル スタンダード(Journal Standard)

オリジナルと国内外から集められた商品による、ベーシックでスタンダードなアイテムと旬のブランドをミックスした独自のセレクトでカテゴリーに囚われないグローバルな商品と情報を常に提案しています。

ジャケットの価格帯は約15,000円〜40,000円程度、
パンツの価格帯は約5,000円〜210,000円程度、
であり、上質な素材と丁寧な縫製による品質が魅力です。

ビームス(BEAMS)

輸入およびオリジナルの衣料品や雑貨を販売するセレクトショップ。日本のトレンドをリードするブランドで、幅広いスタイルを展開しています。

ジャケットの価格帯は約10,000円〜800,000円程度、
パンツの価格帯は約7,000円〜80,000円程度、
であり、クラシックなデザインからモダンなアイテムまで幅広い選択肢があります。

アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)

「DESIGN YOUR LIFE STYLE」をテーマに、様々な都市をリサーチ (URBAN RESEARCH) し、カジュアルテイストをベースに世界中からデイリーウェアーやドレス、ライフスタイル雑貨までをセレクトしているショップです。

ジャケットの価格帯は約10,000円〜240,000円程度、
パンツの価格帯は約5,000円〜215,000円程度、
であり、洗練されたデザインと高い品質が魅力です。

ナノ・ユニバース(nano・universe)

日本のセレクトショップ、およびそのオリジナルブランド。nano(極小)・universe(宇宙)が持つ独創な世界感を表現しています。2002年よりセレクトショップとして展開。

ジャケットの価格帯は約10,000円〜80,000円程度
パンツの価格帯は約5,000円〜50,000円程度、
であり、洗練されたデザインとリーズナブルな価格が魅力です。

実際の声は「ブランドにこだわらない人が多数」

一方で、ブランドに対する考え方を見てみると意外な結果が出ています。Bizfrontのアンケートでは「セットアップコーデをするのにブランドは必要か?」という問いに対し、約7割が『カッコ良ければノンブランドで問題ない』と回答しました。

さらに「ブランドを選ばない理由」についての調査では「品質は良いが値段が高い(44.8%)」「値段の割に品質が合わない(20.7%)」が上位に。つまり多くの人がコストパフォーマンスやサイズ感・着心地を優先しているのです。

つまり「ブランドだから安心」という考え方よりも、自分に似合うシルエットかどうか、価格と品質のバランスは取れているかのほうが重視されています。有名ブランドはもちろん魅力的ですが、ノンブランドや専門店のアイテムでも十分におしゃれに見せることが可能です。

ビジネスカジュアル専門店がおすすめするセットアップ3選

ビジネスカジュアル専門店の強みは、量販店よりも“セレクト感”がありセレクトショップほど価格が上がりすぎず大手モールよりも探しやすい編集・提案性にあります。コーデ提案やサイズガイドがひとつにまとまっていて、初めての人でも目的の1着に迷わずたどり着けます。

① ビジネスカラーで使いやすい厚手カット地ネイビーセットアップスーツ

セットアップ3点コーデセット ネイビーストレッチテーラードジャケット×白長袖Tシャツ×ネイビーアンクルパンツ biz
セットアップ3点コーデセット ネイビーストレッチテーラードジャケット×白長袖Tシャツ×ネイビーアンクルパンツ biz

目的:会議・来客対応でも“きちんと見え”をキープしながら、長時間の着用でも疲れにくい1着がほしい

理由:厚手のカット地でシルエットが崩れにくく、ネイビーは白・グレーのインナーと相性抜群。伸縮性が高く在宅~通勤まで幅広く対応します。

着こなし:白クルーネック×ローファーで清潔感を強調。パンツはアンクル丈に合わせ、足首の“抜け”で軽さを出す。

・肩幅は「肩線が肩先ぴったり」を目安に
・袖丈は手首のくるぶしにジャスト、長すぎると野暮ったい
・パンツはワタリは少し余裕、裾はワンクッション未満が目安

② こなれた表情のライトグレーはオフィスカジュアルで人気

セットアップ3点コーデセット グレーストレッチテーラードジャケット×白長袖カットソー×グレーアンクルパンツ biz
セットアップ3点コーデセット グレーストレッチテーラードジャケット×白長袖カットソー×グレーアンクルパンツ biz

目的:堅すぎず、でも軽すぎない“好印象のグレー”で社内外の打合せに対応したい

理由:ライトグレーは黒より柔らかく、ベージュよりビジネス寄り。モノトーン合わせで知的に見え、春夏の明るいオフィスにもなじみます。

着こなし:白orライトグレーのインナーでワントーン。靴はグレーのスエードローファーや白スニーカーで軽さをプラス。

・身幅はインナーが薄手なら“指2本”の余裕を目安に
・袖口は腕時計がちらりと見える長さに調整
・パンツはスマート感を活かすため裾ダブつきNG

③ 通気性・軽量性・普段着にも使えるカジュアルセットアップスーツ

セットアップ ブレサブルクール長袖テーラードジャケット×トラウザーテーパードパンツ
セットアップ ブレサブルクール長袖テーラードジャケット×トラウザーテーパードパンツ

目的:移動が多い日や気温差のある季節でも、汗ムレを抑えてサラッと快適に過ごしたい

理由:通気性と軽量性を両立。自宅ケアのしやすい素材が多く、休日はTシャツ合わせで“普段着セットアップ”としても使い回せます。

着こなし:白or杢グレーのTシャツでクリーンに。足元はミニマルスニーカーで“きれいめカジュアル”に振るとバランスが取りやすい。

・肩が落ちすぎると部屋着感が出るため注意
・ジャケット丈はヒップ上部が半分隠れる程度
・パンツはテーパードを選び裾幅をスマートに

専門店のメリットは、「量販店よりもセレクト感」「セレクトショップよりも続けやすい価格」「大手モールよりも探しやすい」の三拍子がそろっていること。各商品のページでは、インナーや靴まで含めたコーデ提案が確認できるので、初めてのセットアップでも失敗しにくくなります。

セットアップの選び方~ストレッチが着心地良し。パンツはアンクル丈がさわやか。

セットアップの選び方~ストレッチが着心地良し。パンツはアンクル丈がさわやか。おしゃれなセットアップを探す▲

ここでは、初めてでも外さないための具体的な選び方を解説します。

■素材で着用シーンが変わる

ストレッチ素材:動きやすく長時間快適。カットソーと合わせればリモート会議や移動の多い日でも快適。
光沢感のあるテーラード生地:スーツに近くスマート。外部との打合せや大事な会議など「きちんと感」が必要な日に。
ウール調・スーツ生地:かっちり感が強いが、丈やシルエットが短めなら程よくカジュアル。インナーで印象を調整できる。
ニットやジャージ素材:リラックス感が強く休日向け。カジュアルすぎるためビジネス寄りには不向き。
麻・シアサッカー:清涼感が出せる夏の定番。軽やかさは抜群だが、シワやラフさが強調されやすいので着る場を選ぶ。

■シルエットで印象をコントロールする

ジャケット丈:ヒップが半分隠れるくらいが基準。短いと軽快でカジュアル、長いと落ち着いた印象。
パンツ丈:アンクル丈は今っぽく爽やか。裾にクッションが出ると一気に野暮ったくなる。
身幅・肩幅:肩線がぴったりで、身幅はインナーを着て指1〜2本分余裕がちょうどよい。細すぎは「無理している感」、大きすぎは「部屋着感」に直結する。

選び方の流れ:まずは着たいシーンをイメージして素材を選び、次にシルエットで印象を整える。そのうえでサイズ感を細かく確認すれば、どの世代でも自然に着こなせるセットアップにたどり着けます。

おすすめのカジュアルスーツにも使えるメンズビジネスセットアップ

セットアップスタイルの人気の色

セットアップスタイルの人気の色おしゃれなセットアップを探す▲

素材やシルエットが決まったら、次に重要なのが色選びです。Bizfrontのアンケートでは「挑戦したい色」としてネイビー(41.5%)が最多、次いでベージュ(24.4%)、グレー(22%)、ブラック(12.2%)という結果になりました。

この結果からもわかるように、無難さ・清潔感・こなれ感が人気色を決める大きなポイントになっています。

ネイビー:最も支持を集めた色。白やグレーとの相性が良く、失敗が少ないため「最初の1着」としておすすめ。誠実さや爽やかさが演出できます。

グレー:洗練された印象を与える万能色。明るめなら軽快に、濃いめなら落ち着きと信頼感を出せます。インナーの色次第で表情が大きく変わるのも特徴。

ベージュ:柔らかく上品な印象を与える色で、特に春夏に映える。麻素材のセットアップなら季節感も出せるため、休日やリゾート風にも活用できます。

ブラック:モノトーンコーデに取り入れやすくフォーマル感も強い。ただし重くなりすぎやすいため、白シャツや明るいスニーカーなどで抜け感を作るのがポイントです。

色選びに迷ったときは「ネイビーかグレー」を選べばまず失敗はありません。2着目以降にベージュや黒を取り入れると、季節感や個性を演出できるようになります。

ネイビーセットアップのコーデ例

ネイビーはビジネス・カジュアルどちらでも取り入れやすい万能カラー。白やライトグレーのインナーで清潔感を出すのが基本です。

ネイビーセットアップ・スーツは大人に人気のアイテム

ビジネスカジュアルのセットアップならまずネイビーがおすすめネイビーセットアップ・スーツは大人に人気のアイテム

グレーセットアップのコーデ例

グレーは濃淡で印象が変わるのが特徴。ライトグレーは明るく若々しく、チャコールグレーは落ち着いた大人の雰囲気を出せます。

グレーのメンズセットアップ・スーツのおすすめ・オフィス・ビジネスシーンではどう合わせる?

グレーのメンズセットアップ・スーツのおすすめ・オフィス・ビジネスシーンではどう合わせる?グレーセットアップ・スーツで洗練された大人のオシャレに

ベージュセットアップのコーデ例

ベージュは上品さと季節感を出しやすい色。特に夏は麻やシアサッカー素材と組み合わせると、軽やかで涼しげなスタイルになります。

ベージュセットアップ・スーツは大人に人気のアイテム

ビジネスカジュアルで着るベージュのメンズセットアップの着こなしのコツベージュセットアップ・スーツは大人に人気のアイテム

黒セットアップのコーデ例

黒はフォーマル寄りで重厚感のあるカラー。白や明るい色をインナーに入れることで、ビジネスにもカジュアルにも応用可能です。

黒のメンズセットアップ・ビジネスカジュアルスーツコーデ

黒のメンズセットアップ・ビジネスカジュアルスーツコーデ黒セットアップ・スーツは大人に人気のアイテム

セットアップのインナー~カットソー・シャツで印象が変わる

セットアップのインナー~カットソー・シャツで印象が変わるおしゃれなセットアップを探す▲

カジュアルスーツ・セットアップを着るときに必ず悩むのがインナー選び。Bizfrontのアンケートでは、カットソー派が66.7%襟シャツ派は33.3%という結果になりました。つまり、多くの人は「かっちりしすぎず、抜け感を出したい」と考えていることが分かります。

カットソー・Tシャツは、首元に余白が生まれることで抜け感と清潔感を演出できます。特に白やライトグレーはどんな色のセットアップにも合い、失敗しない定番の組み合わせです。休日や在宅ワーク、オフィスカジュアルにもぴったり。

ビジネスでスーツにTシャツはあり?こんなアイテム選び・コーデが正解

ビジネスでスーツにTシャツはあり?こんなアイテム選び・コーデが正解スーツにTシャツはだめ?どんなTシャツ・スーツならあり?

襟付きシャツは、スーツに近い印象を持たせたいときに最適。フォーマル寄りに見えるので、取引先との打合せや会食など「きちんと感」を残したい場面で安心して着られます。ジャケットを脱いでもきれいに見えるのが強みです。

セットアップに合わせるシャツのイン・アウトの着こなし

メンズセットアップのシャツ出し・シャツインコーデとおすすめセットアップに合わせるシャツのイン・アウトの着こなし

失敗を避けるコツは、“目的に合わせてインナーを切り替えること”です。普段使いなら白カットソー、重要な場では襟付きシャツと使い分ければ、どんなシーンでも違和感なく着こなせます。さらに、インナーの色を「白・ライトグレー・黒」のベーシック3色で揃えておけば、どのセットアップにも応用可能です。

カジュアルスーツ・セットアップを選ぶときは、本体だけでなくインナーまで含めた完成形をイメージすることが大切。インナー問題をクリアできれば、着こなしの幅が一気に広がり、失敗しにくくなります。

カジュアルスーツ・セットアップについてよくある疑問質問・Q&A

カジュアルスーツ・セットアップは「買う場所」「サイズ感」「インナー・靴選び」などでつまずきやすいアイテムです。以下では、実際に悩みやすいポイントを一つずつ整理し、今日から使える具体策に落とし込みました。数字データ(色の支持やインナー派の比率、ブランド観)も踏まえ、失敗しにくい選び方と着こなしを案内します。

Q. セットアップと一般的なビジネススーツ、どこが違う?どんな場面で使えばいい?

A. 最大の違いは素材と設計の自由度です。セットアップはストレッチやウォッシャブルなど快適性を優先した生地が多く、丈感もやや短めで軽快。私服通勤や来客の少ない業務日、出張・移動日、社内ミーティングで真価を発揮します。逆に、厳格な商談・式典・面接などでは従来のスーツが無難。迷ったら「ネイビーorグレーの無地」「ジャケット丈はヒップ半分隠れる前後」「アンクル丈パンツ」を選べば、清潔感と今っぽさのバランスが取れます。

私服でスーツを着るのはおかしい?理由と解決策~オフィスカジュアルに着こなす

私服でスーツを着るのはおかしい?理由と解決策~オフィスカジュアルに着こなす私服使いでおしゃれなスーツ

Q. カジュアルスーツ、最初の1着なら色は?

A. 最初の1着はネイビーかグレーが鉄板。支持の高い色で、白・ライトグレーのインナーと合わせれば外しにくいからです。ネイビーは誠実で爽やか、グレーは洗練と落ち着き。2着目で季節感の出るベージュや、モノトーン基調のブラックに広げるとワードローブが一気に便利になります。

Q. インナーはカットソーと襟シャツどちらが正解?

A. 普段はカットソー(白・ライトグレー・黒)で抜け感、重要な場は襟付きシャツに切替えるのが実用的です。実際の傾向でもカットソー派が多数派。Vよりも程よく詰まったクルーネックが清潔に見え、白はどの色にも合う万能色。シャツにする日は、襟の高さが出る無地のレギュラーカラーがジャケットのVゾーンを整えます。

Q. 靴は何を合わせればいい?スニーカーはアリ?

A. 仕事寄りならローファー/プレーントゥ、移動日や社内中心ならミニマルな白/グレー系スニーカーもOK。ソールが薄めで装飾の少ないデザインを選ぶと上品にまとまります。色は黒・ダークブラウン・白の三色で十分。黒セットアップは白靴で軽さ、ベージュはグレー靴で引き締め、ネイビー/グレーはローファーで“きちんと感”を加えると失敗しません。

セットアップにおすすめの靴とビジネス・カジュアルコーデ例

セットアップにおすすめの靴とビジネス・カジュアルコーデ例ビジネスカジュアルなセットアップに合わせる靴はどんな靴がいい?

Q. オンラインでサイズを外さないコツは?

A. まず自分の実寸(肩幅・胸囲・裄丈・ウエスト・股下)をメモ。次に商品ページの実寸表と照合し、「肩線が肩先ぴったり」「身幅はインナーを着て指1〜2本分余裕」「股下はアンクル丈目安」を基準に選びます。伸びる生地なら迷ったら小さめ寄り、伸びない生地なら余裕側。裾上げ前提のパンツは股下長めを買わず、アンクル基準で選ぶと野暮ったさを防げます。

Q. 価格帯の目安は?安いものは避けたほうがいい?

A. 普段使いなら上下で1万円台〜2万円台が最もバランス良好。ストレッチ・ウォッシャブル・シワ耐性など機能付きを基準にすると、見た目とケアの手間が釣り合います。極端に安いものは生地のテカリ・型崩れ・膝抜けが出やすいので、レビューで生地感と耐久を必ず確認。ブランドより素材・シルエット・機能を優先すれば満足度が上がります。

Q. 「ブランドで選ぶべき?」の判断軸が知りたい

A. “似合うシルエットと快適性”が最優先です。実際にも「ノンブランドで問題ない」という声が多数派。もちろんブランドの安心感や仕立ての美点は魅力ですが、毎日着るならサイズ一致・動きやすさ・家庭洗いのしやすさが効いてきます。迷ったら、まずはネイビーorグレーの細身テーパード×クルーネック白で一式そろえ、使用頻度が高ければ次にブランド指名買いへ。

Q. 家で洗える?長持ちさせるお手入れ方法は?

A. ウォッシャブル表記ならネットに入れて弱水流・短時間でOK。脱水は短く、陰干しで肩幅の合うハンガーに。シワはスチームで浮かせて整えます。座りジワや膝抜けは“連投”が原因なので、1日着たら1日休ませるのが基本。持ち運び時はジャケットを裏返しにして軽く三つ折りにすると型崩れを防げます。

洗えるジャケットのおすすめ ウォッシャブルで夏も清潔ジャケット

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Q. 季節ごとの選び分けは?オールシーズン表記は本当に便利?

A. 迷ったら“ウールライク×ストレッチ×イージーケア”の通年素材が便利。春夏は通気性(メッシュ/シアサッカー/麻混)や裏地軽め、秋冬はやや厚手のポンチ/カルゼ/起毛感を。オールシーズン表記でも真夏・真冬の端境期はインナー調整がカギ。夏は白T・くるぶし見せ、冬はハイゲージニットやタートルで品よく防寒を。

Q. ネットで見つけた低価格品と専門店提案、どう使い分ける?

A. 低価格品は“まず試す1着”として有効。ただしサイズの微調整や生地の質感で差が出やすいので、毎週着る本命は提案・サイズガイド・コーデ例が揃う専門店が安心です。特に“肩・丈・テーパード”の作りが洗練されていると、同価格帯でも印象が段違い。用途で役割分担すると失敗が減ります。

Q. 小物は何からそろえる?

A. まずは革ベルト(黒/ダークブラウン)シンプルな腕時計。バッグはネイビー/グレー/黒のトート or バックパックで充分です。色は靴とベルトをリンク、金具はシルバー系で統一すると清潔感が増します。派手すぎるアクセは避け、素材と質感で“静かな格上げ”を狙いましょう。

Q. 失敗例と回避策を教えてほしい

A. 代表例は①肩幅オーバー(だらしなく見える)②裾が長い(野暮ったい)③テカリ生地×濃色(安っぽく見える)。回避策は、肩線ぴったりアンクル丈でワンクッション未満マットな質感を基準に。迷ったら“ネイビー×白クルーネック×ローファー”の完成形セットでまず1コーデを固定すると、以降の買い足しが一気にラクになります。

Q. カジュアルスーツはどんなスーツですか?

A. 上下が同素材で作られたセットアップのうち、ビジネススーツよりも柔らかい素材・短めの丈感・動きやすさを意識したものを指します。代表的なのはストレッチ・ウォッシャブル・ニット・麻素材など。肩パッドが薄めでリラックス感があり、フォーマル過ぎないので在宅勤務・通勤・休日のお出かけまで幅広く対応できます。従来のスーツの“堅さ”を残しつつ、現代的な軽さを取り入れたのが特徴です。

Q. ビジネスカジュアルはスーツはだめ?

A. スーツが必ずしもNGではありません。ただし、上下かっちり揃ったスーツにネクタイだと「オフィスカジュアル」の雰囲気から外れる場合があります。そのためセットアップスーツを使い、インナーはカットソーやシャツで調整するのが最適。Bizfrontのアンケートでもインナーにカットソーを合わせる人が66.7%と多数派で、「カジュアルすぎず堅すぎない」バランスが支持されています。要は「TPOに合う抜け感」を意識すればスーツベースでも問題ありません。

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Q. カジュアルスーツ・セットアップをユニクロで揃えるには?

A. ユニクロでは感動ジャケット・感動パンツシリーズや、感動ブレザーなどが定番の選択肢です。特徴は軽量・ストレッチ・洗濯機対応で、価格も抑えめ。特に春夏の通勤や移動が多い人には便利です。ただしサイズ感はやや大きめなので、試着して肩幅・袖丈・股下を必ず確認するのがポイント。シンプルなデザインが多いので、白カットソーやライトグレーのシャツを合わせ、靴やベルトで大人っぽさを足すと安っぽさが出ません。

ビジネスカジュアルセットアップ~ユニクロ・guファッションの幅が広がるシンプルコーデ

ビジネスカジュアルセットアップ~ユニクロ・guファッションの幅が広がるシンプルコーデユニクロ・guファッションの幅を広げるセットアップ

Q. ビジネス用セットアップ、相場はいくら?

A. 毎日使う前提なら上下で1.5万〜2.5万円が最も満足度が高いゾーンです。ここを基準にストレッチ・ウォッシャブル・防シワの3要素を揃えると失敗が激減。1万円未満は“まず試す”には良いですが、生地のテカリ・膝抜けが出やすいのでレビューで生地感を必ず確認。3万円超は仕立てや素材が上がる反面、ケアが繊細な場合があるため使用頻度とケアの手間で判断しましょう。

Q. セットアップは通販と店舗、どっちで買うのが正解?

A. 通販の強みは価格と在庫の選択肢。失敗回避には①自分の実寸を測る(肩幅・胸囲・裄丈・ウエスト・股下)②商品実寸と照合(肩線・身幅“指1〜2本余裕”・アンクル丈)③返品交換可否の確認の3点。裾上げ前に必ず室内試着し、座る/腕を上げるなど動作チェック。店舗はその場で補正可能&生地感がわかる利点があるので、最初の1着は店舗、2着目以降を通販でコスパ重視、の併用が賢い選び方です。

Q. スーツ見えするカジュアルスーツ、どう選ぶ?

A. 無地・ウールライク・やや光沢のマット生地を選び、ノッチドラペル/センターベント/2ボタンなどスーツ準拠の仕様を押さえます。パンツはセンタープレス×テーパード、丈はワンクッション未満〜アンクル。色はネイビー/チャコールが最適。インナーを白シャツ、靴を黒プレーントゥにすれば、ほぼ“スーツ見え”で通せます。

Q. 夏のオフィス、快適なセットアップ着こなしは?

A. 素材はシアサッカー/トロピカル/麻混、または通気系ポリエステル。裏地は背抜き/半裏。インナーは白orライトグレーのクルーネック、首元に余白を作ると清潔感が出ます。足元はローファーまたはミニマル白スニーカー。色はライトグレー/ネイビー/ベージュが軽快で、汗ケアのため自宅洗い(ウォッシャブル)を条件にすると運用がラクです。

夏のメンズセットアップ ビジネス・オフィスカジュアルで使いやすいコーデ

夏のメンズセットアップ ビジネス・オフィスカジュアルで使いやすいコーデ夏のメンズセットアップ ビジネス・オフィスカジュアルで使いやすいコーデ

Q. 冬のセットアップ、暖かくて野暮ったく見えないコツは?

A. 生地はポンチ/カルゼ/ウールライク起毛で厚みを確保。インナーはハイゲージタートルまたはクルーニットで凹凸を抑え、コートはチェスターステンカラーの直線シルエットを重ねます。パンツ丈は冬でもワンクッション未満を死守すると一気に洗練されます。

冬のビジネスメンズセットアップ~インナーやアウターはどうする?

冬のビジネスメンズセットアップ~インナーやアウターはどうする?冬のセットアップコーデはインナーで決まる

Q. セットアップがパジャマ見え…原因は?

A. 原因は①肩幅オーバー②身幅ダボつき③裾が長い/裾幅が太い④テカリの強い薄手ニット生地×濃色。回避は肩線ぴったり身幅“指1〜2本”余裕テーパードマット生地。足元をレザー靴にすると一発で“部屋着”感を打ち消せます。

Q. 40代・50代に似合うカジュアルスーツは?

A. 40代はネイビー/チャコール/ミディアムグレーで品よく、素材はウールライク/カルゼ/上質ポンチ。ジャケットは肩パッド控えめ×体に沿う作りが◎。50代は濃淡グレーネイビーに、冬は起毛感のある生地で深みを。“ロゴの主張より素材感”を軸に選ぶと年齢相応の余裕が出ます。

40代からのメンズセットアップ~挑戦しやすい大人セットアップコーデ

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Q. 細身に見えるセットアップ、どんなシルエット?

A. 上は肩幅ジャスト×ウエスト軽いシェイプ、下はテーパード裾幅17〜18cm台(目安)。丈はアンクル or ワンクッション未満。色は上下ワントーンにして縦線を強調。インナーはクルーネック無地で胸元をすっきり見せると、体型問わずシャープに映ります。

Q. 二次会やスマートカジュアル、セットアップでOK?

A. ドレスコードが厳しくない場ならOK。ネイビー/チャコールの無地白シャツ、足元は黒プレーントゥ。ポケットチーフで適度に華やかさを。逆に、デニム見え・過度なカット素材・スニーカーは控えると安心です。

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Q. セットアップを買うのにブランドで探すなら、何を基準に?

A. 日常使いなら国内セレクト系専門店ラインが最適解。パターンとコスパのバランスがとれています。ハイブランドは素材・仕立てで優れる一方、メンテの手間/価格が上がるため、勝負着の1着としての投資が現実的。まずは着用頻度の高いウールライク×ネイビー/グレーを固め、その後に“指名買い”を。

Q. 通勤に合うバッグ、セットアップなら何が正解?

A. レザートート/レザーバックパックの2択でOK。色は黒・濃グレー・ネイビー、金具はシルバー寄りが合わせやすい。書類が多い人は自立型トート、PC通勤なら薄マチのスクエア型バックパック。靴とベルトの色をリンクさせれば、全体の品が1段上がります。

Q. カジュアルスーツの夏向き/冬向き素材、どう選ぶ?

A. 夏は麻混/シアサッカー/吸汗速乾ポリ、色はライトグレー/ベージュ/明るめネイビー。冬はカルゼ/ポンチ/起毛ウールライク、色はチャコール/濃ネイビー/ブラック。どちらもウォッシャブルだと運用が圧倒的に楽です。

Q. オフィスカジュアルで“外さない”セットアップ条件は?

A. ネイビー/グレーの無地マットで薄すぎない生地テーパードパンツ×アンクル丈自宅洗い可。インナーは白/ライトグレーを軸に、必要に応じて襟付きシャツへ切替え。これだけで“きちんと感と楽さ”の両立が叶います。

メンズオフィスカジュアルのセットアップ完全ガイド|初心者でも失敗しない着こなし術

メンズオフィスカジュアルのセットアップ完全ガイド|初心者でも失敗しない着こなし術

Q. セットアップでシャツの裾出しはNG?

A. ビジネスシーンにおいて基本は裾を入れるのが正解です。特にオフィスや打ち合わせでは、シャツを出すと一気にラフすぎてだらしなく見えがち。例外は服装規定でOKのほか、丈が短めに設計されたカジュアルシャツで、ジャケットと重なりが自然に収まる場合。このときは無地や細ストライプなどシンプルなシャツに限定すると失敗しません。逆に、通常のビジネスシャツを出すと“パジャマ感”が強くなるため注意。迷うならカットソーをインナーにすれば確実に整います。

メンズセットアップのシャツ出し・シャツインコーデとおすすめ

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まとめ|カジュアルスーツ・セットアップで失敗しない選び方と着こなし方

ここまで、カジュアルスーツ・セットアップの「買う場所」「ブランドの考え方」「おすすめアイテム」「色やインナーの選び方」まで詳しく解説してきました。Bizfrontのアンケートでも、読者が知りたいことの1位は「着こなしのコツ(47.1%)」、次いで「どこで買ったか(23.5%)」という結果が出ています。まさにこの記事で取り上げたテーマが、多くの方の関心そのものだといえます。

実際には、量販店で安心して買う人もいれば、セレクトショップでトレンドを楽しむ人通販でコスパと手軽さを重視する人もいます。ブランドを選ぶ人もいれば、約7割の方が「ノンブランドでもカッコよければ問題ない」と答えているのも事実です。

大切なのは、自分のライフスタイルに合った素材・色・インナーを選ぶこと。この記事で紹介したネイビーやグレー、カットソーやシャツの使い分けを押さえれば、初めてでも失敗しません。

「気になるけど難しそう…」と感じていた方も、実は多くの男性がすでに普段着や通勤で自然に取り入れています。まだ挑戦していない方は、この機会にぜひ一着取り入れてみてください。セットアップはあなたの印象を変える最短ルートになります。

ビジネスカジュアル・オフィスカジュアル・スマートカジュアル専門店Bizfront(ビズフロント)

この記事の監修者

ふくさん

本記事は、ビジネスカジュアル・オフィスカジュアル専門店「Bizfront」を立ち上げた「ふくさん」が監修しています。2010年、まだビジネスカジュアル・オフィスカジュアルという言葉が聞き慣れなかった黎明期からいち早く専門店を立ち上げ、新聞などのメディアにも取り上げられてきました。
商品開発・セレクト・スタイリング提案・撮影まで幅広く携わり、これまで延べ一万を超えるコーディネートを提案。多くの企業様の服装規定に触れてきた経験を活かし、規定だけでは迷ってしまう「具体的な着こなしの正解」をご紹介しています。お客様が悩みやすいポイントを踏まえた解説で、実用的な内容をお届けできると自負しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。ぜひこの下に続くおすすめ商品やコーディネート例もご覧いただき、日々の着こなしにお役立てください。

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