ビジネスカジュアル専門店Bizfrontを始めて思うことをまとめました。
こんにちは。Bizfront by MENZ-STYLE店長ふくさんです。
今日はちょっと頭の整理をさせてください
ということで、今回は自分が今やっているお店のことに関しまして、誠に勝手ながら、少々お時間をいただきたく存じます。
このページに辿りついてくださった皆様、まずお礼を。ありがとうございます。本当にこれだけでも感謝、お陰様です。
と、言いますのも、経歴が結構いい加減な自分がこんな文章を書かせていただくこと自体素敵すぎるといいますか。
今までを振り返ってみると～店長の経歴
ビジネスカジュアル専門店Bizfrontを運営させていただいております私は、
株式会社メンズスタイル（MENZ-STYLE）に入社する前は
システムエンジニア（SE）でして、当初はカメラマンとしての採用でした。
当社の未来、可能性、そして社長宇賀神の人柄に惹かれ、
「面白そうだから」と勢い転職しちゃったという始まりです。
そして簿記を持っていたという理由でカメラマンと経理を兼務しながら店舗運営やファッションを学んできたという、
生まれながらにファッションが大好きで仕方ない！！
といった類の人間ではなかったもので（申し訳ございません！）、
それがこんないっぱしに店舗を構えて、仕入からコーディネートまでさせいただいて、
しかもそれをお客様がご購入いただける、ということが、なんとも奇跡のような、入社した頃には考えられない状況なわけなんです。
ですから、このようなページ、文章でも、見ていただけると思うと、本当に幸せなんです。こんなことを書く様になるとも思いませんでした笑
Bizfrontをはじめたきっかけと想い
もう少し振り返りをさせてください。
ビジネスカジュアル専門店としてやらせていただいている当店「Bizfront」を立ち上げようと思ったのは、
メンズスタイルに入社して4年が経ち、ひとしきりの仕事に携わってきた頃でした。2013年夏ころでしょうか。
その頃何を考えていたかというと、
「俺はこのままで良いのか」と。
前職も約5年勤めてこの状態に至った訳ですが笑
この時思ったことは前職の時に加えて一つ違った想いがありました。
「自分にしか出来ないことで、世の中に貢献出来ることはないのか」
今までを振り返ってみたら、中途半端なシステム屋上がりのカメラマン兼経理兼店舗運営担当。
その場その場で対応してきた結果のキャリアですが、せっかく4年もファッションに携わってきたんだから、もうひと華咲かせてみたいな、と思ってきたんです。
ファッション×自分しか出来ないこと
ファッション×自分の妙な経歴
・・・・。
・・・・。
ググりました。
ググりましたよ、元システムエンジニアとして笑
ここらへん、経歴によるものでしょうか。
そしたら出てきたんです。
「ビジネスカジュアル」
という言葉が。
要はシステムエンジニア時代に着ていたようなセットアップスーツではなく、
カジュアルダウンした会社にいけるカッコいい服装ということでした。
MENZ-STYLEはカジュアルファッションですから、ちょっと畑違いではないかと当初思いましたが、
システムエンジニア時代からお取引のあるシステム開発会社さんやコンサルタントさん、
知り合いで言えば建築士さんやデザイナーさんなどは
カジュアルな私服、カッコいいジャケパンなどでお仕事をされていましたから、私にも知見があり、これは！！と思ったわけです。
それじゃあ今度は早速市場調査とばかりにデパートやスーツ専門店に繰り出すと、、、
そのような服があるにはあるんですが、片隅の方だったり、パーティー仕様なものが多く、しかも高かったり。
イメージしていたコーディネートが簡単に組めない。。。
ネットを見ても、まずコーディネートが探せない。。
私自身、結構いい年でして、普段着に困るようになっていました
会社の服装は自由、というか、かなりカジュアルで、それ自体はいいのですが、
私のようないい年の男性は、一般的にはだいたいスーツです。
仕事終わりなどの交流会や飲み会にいけば、
スーツvs普段着
カジュアル服もいいけど、仕事してるっていう服装も欲しいな、
そんな思いも私自身の中にありました。
加えて前職で いわゆる私服で仕事をされている職場に常駐する事になったとき、
「私服って言われても、何を着ていけばいいのかわからなかった」
「それを先方に尋ねたところ、その方々も正直日々の服装選びに困ることがある」
というのを思いだしました。
さらに言えば、
前職の頃、ちょっとカジュアルよりなニット（袖がくるっと軽くカールのかかったようなニット）を会社に着ていったところ
同僚の女性や、チームの先輩から
「オシャレなセーター着てるね～」
って言われたことなども思い出してきました。
整いました。
これだ、と。
自分の経歴、経験を活かし、
しかも会社、お客様に貢献出来ること。
それが「ビジネスカジュアル」というファッションなのでした。
想いが深まる
かくして「ビジネスカジュアルファッション」をやろうと思い準備をしはじめました。
最初のうちは予算もなかったので、MENZ-STYLEで使えそうなアイテムをセレクトし、ビジネスカジュアルスタイルを作りました。
ネット通販で始める当たっては
撮って、切って、作って、見せる
が基本的な作業工程ですので、カメラマンをやっていた経験が生きて、物撮りは一人でもすぐできる！！
しかしながら当然、予算の都合で外部モデルは使えなかったので、自分でモデルもやりました（カメラマンだったのがいつの間にか撮られる側に・・・）
カメラマン役を手伝ってくれる人に撮り方を指示しながらモデル撮りは手伝ってもらいました。
モデルも自分というのは、初めは羞恥心もありましたが、やるとなったらそんなものはもう雲より軽くなっていました。ノリというのは怖いもんです。
今となっては恥ずかしい限りなのですが。。。。
ちなみにこれです笑
今見てもカッコいいですね笑
1つの企画としてMENZ-STYLEのページを借りながら始めて、時間を見つけてはワイワイやる感じだったんですが、
しばらくすると予算も出始め、自分でセレクトする商品を販売できるようになりました。
そうするとまた別の想いも出てきました。
自分がセレクトしたものが世に出る
単純に緊張です。
そして思い浮かべたわけです。
「これを着てもらった人には、楽しく仕事をしてもらいたいな。」
それは前職の自分と、メンズスタイルという会社・社長や仲間と出会った後の自分を比べて、そう思ったのです。
賛否両論ありますが、誤解を恐れずにいいますと、服は道具です。
ただ、その人の一番外側を表現するものです。
だからこそ、その人そのものと言えます。
着る服が変わると、見た目が変わるだけでなく、 周りの人からの対応、自分の意識、行動が変わり、少しずつ人生が変わりはじめると本気で思っています。
事実自分がそうで、今では仕事が趣味と言えるほど楽しく仕事をし、会社に通勤しています。
Bizfront開店に至って
だんだん自分の写真がサイトで並ぶようになり（汗
「ビジネスカジュアルに合うパンツが欲しいシャツが欲しい」
という要望も、気の優しいメーカーさんにわがままを聞いてもらえるようになり、
モデルさんもカメラマンさんも素敵な人に巡り合い、
社内でも「別店舗にしてみたら？」
という流れができつつあり、
2014年8月6日
ビジネスカジュアル専門店Bizfront
がオープンされました。
構想から約1年、、、時間かかっちゃいましたね。
ちなみに8月6日というのは
８（ハ）ンサ６（ム）
ということで、ハンサムの日、ということでした。
ハンサム！！！
久しぶりに聞いた言葉でしたが、広報がとても頑張ってくれて、
ネットでもいろいろなところが紹介してくださり、
新聞にも取り上げてくださいました。
とてもラッキーですね笑
Bizfrontが今目指しているもの（現在）
周りの人から褒めていただけるような
自信をもってもらえるような
Bizfrontの服を着た日にはウキウキして家を出てもらえるような
そんなことを考えながら商品をセレクトし、ページを作っています。
新聞で、インタビューされたとき思ったんですね、
うちの服を着てくださった方には、毎朝気持ちよく会社に行ったり、仕事してもらいたいな、と。
会社や仕事は、毎日のことですから、毎日気分よくいてほしい。
そんなところを目指しております。
なので、手前味噌で恐縮ながら、役に立ちそうな本の紹介なんかもしています。
これは、前職（あまり本など読んでいなかった頃）に、
上司に読んでいる本を紹介したところ、とても喜ばれて、
自分がとても気分がよかったから笑
調子に乗って後輩にも紹介したら、自分でも一冊購入するくらい喜ばれて気分が良かったから笑
Bizfrontを知った方々が楽しく仕事をしてもらえたら、その仕事はきっともっと多くの人を幸せにするに違いないし、
そうなれば、自分がした仕事が少しでも世の中に貢献できたのかもしれない。
まだまだ独りよがりかもしれませんが、そんな妄想を胸にいまはこの仕事をさせていただいている次第です。
人生何があるかわからないですし、紆余曲折することも多々あり、私の経歴それぞれは大した力ではないですが、
それらの経歴をうまく掛け算させて取り組む思いです。
長文、最後まで読んでくださいましてありがとうございました。
また思いがまとまったらリライトしていこうと思います。
今後とも、応援よろしくお願いします。
