若い人と話すときに避けたい「昔話」と「説教」

若い人と話すときに避けたい「昔話」と「説教」

飲み会で気づいたら、
自分ばかり話していませんでしたか?

メンズスタイル編集部です。

今回の「ふるまいの正解」のテーマは
「若い人との会話」です。

職場の後輩、取引先の若手、親戚の大学生。
40代50代になると、自分より若い人と話す機会がぐんと増えます。

💭「よかれと思って経験を話したら、相手の顔がくもった…」

💭「話が盛り上がったと思ったら、自分しか話していなかった…」

💭「若い人と、何を話せばいいのか分からない…」

こんな経験、ありませんか?

  • 沈黙がこわくて、つい自分の話でうめてしまう
  • 役に立ちたくて、アドバイスをしたくなる
  • 「最近の若い人は」と、つい口に出てしまう

どれも、相手と仲よくなりたいという気持ちから。
でも、その気持ちが「昔話」と「説教」に変わった瞬間、相手の心は閉じてしまいます。

やっかいなのは、昔話がいつのまにか説教に変わっていくことです。

STEP 1 昔話 「俺が若いころは 終電まで働いてさ」 STEP 2 比較 「それに比べて 今の若い人は」 STEP 3 説教 「だからお前も こうしろ」 話している本人は、STEP 1のつもり 聞いている相手は、STEP 3まで先回りして身構えています
昔話の時点で、相手は「このあと説教が来る」と構えてしまいがちです。

だからこそ、入り口の「昔話」から気をつけるのが大切なんです。

会話の正解
守るのは3つだけ

  1. ①昔話は「聞かれたら」「短く」「失敗談」で
  2. ②アドバイスは「求められたとき」だけ
  3. ③若い人には「教えてもらう」側に回る

流行りの話題についていく必要はありません。

RULE 01

昔話は「聞かれたら」「短く」「失敗談」で

① その場で起きること

沈黙をうめようとして、「俺が若いころは…」と自分から話し出す。
話しているうちに楽しくなって、気づけば10分以上。

しかも中身は、苦労話や武勇伝になりがち。
相手は「すごいですね」と言うしかなく、会話が続きません。

なので、こうしよう:
昔話は聞かれたときだけ。
話すなら1分以内、それも自分の失敗談にする。

② NG と 正解

× やりがち

自分から昔話を始める
苦労話・武勇伝・自慢話
「昔はもっと大変だった」で締める

○ 正解

聞かれたら、短く答える
笑える失敗談にする
「〇〇さんはどう?」と相手に返す

× 武勇伝・苦労話 ○ 失敗談 「3日徹夜して、大きな契約を 取ってきたんだよ」 相手:「す、すごいですね…」 → 会話が止まる 「新人のころ、取引先の名前を まちがえて大汗かいてさ」 相手:「実は私も…!」 → 会話が続く
失敗談は、相手が「自分の話」をしやすくなる入り口になります。

話し終わったら、「〇〇さんはどうだった?」と必ず相手に返す。自分の話は、相手の話を引き出すための「呼び水」と考えましょう。

RULE 02

アドバイスは「求められたとき」だけ

① その場で起きること

若い人が仕事の悩みをちょっと話しただけで、
「それはこうしたほうがいい」と答えを出してしまう。

相手は、ただ聞いてほしかっただけかもしれません。
頼まれていないアドバイスは、「説教」として受け取られがちです。

なので、こうしよう:
アドバイスする前に、「何か言ってもいい?」とひと言聞く。
求められていなければ、聞くだけで十分。

② NG と 正解

× やりがち

すぐに「こうすればいい」と答えを言う
「普通は〜するもんだよ」と正論で返す
「若いうちは苦労しろ」と精神論

○ 正解

「それは大変だね」とまず受け止める
「どうしたいと思ってる?」と聞く
「ひとつ言ってもいい?」と許可をとる

相談された? されていない された アドバイスはしない 「そうなんだ」と聞くだけ それで十分です ① 「どうしたい?」と聞く ② 「ひとつ言っていい?」 ③ 伝えるのは1つだけ
「言いたいこと」が3つあっても、伝えるのはいちばん大事な1つだけ。

「俺だったらこうする」は、あくまで自分のやり方。「こういうやり方もあるよ」と選択肢として渡すと、押しつけになりません。

RULE 03

若い人には「教えてもらう」側に回る

① その場で起きること

若い人の好きなことや流行りの話が出ると、
「よく分からない」と話を切ったり、「くだらない」と流したりしてしまう。

すると相手は、「この人とは話が合わない」と感じて、
当たりさわりのない話しかしなくなります。

なので、こうしよう:
知らないことは、「それ教えて」と素直に聞く。
相手が詳しいことを話してもらう時間をつくる。

② NG と 正解

× やりがち

「最近の若い人は」とひとくくりにする
知らない話題を「よく分からん」で終わらせる
知ったかぶりをする

○ 正解

「最近、何にハマってる?」と聞く
「それ知らない、教えて」と素直に
教わったことを、次に会ったとき話題にする

つい言ってしまう言葉の、言いかえ表 「今の若い人は…」 「〇〇さんはどう思う?」 「そんなの意味あるの?」 「どういうところがいいの?」 「俺のころはなかったな」 「知らなかった、教えて」
年上が「教わる」姿勢を見せると、若い人はぐっと話しやすくなります。

教わったことを、次に会ったときに「この前の、見てみたよ」と話す。これだけで「ちゃんと聞いてくれる人」という信頼が生まれます。

そして、ここからは服屋の出番です

話し方と同じで、
服も「昔のまま」になっていませんか?

話の中身だけでなく、見た目の「昔のまま」も、若い人との距離をつくります。
20年前と同じ、太いパンツや大きすぎるシャツのままでは、どうしても時代を感じさせてしまいます。

ポイントは、

  • パンツは、すそに向かって細くなる「テーパード」に
  • ジャケットは、肩の合った軽いものに
  • 足元は、革靴だけでなくきれいめスニーカーも
× やりがち

太いストレートのパンツ
肩が落ちた大きいジャケット

○ 正解

テーパードのストレッチパンツ
軽いジャケット×白T×スニーカー

「今の空気」をまとった服が、若い人との会話の入り口になります。

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まとめ

昔話は、いつのまにか説教に変わっていきます。
だからこそ、入り口から気をつけるのが大人の正解です。

守るのは、3つだけ。

  1. 昔話は「聞かれたら」「短く」「失敗談」で
  2. アドバイスは「求められたとき」だけ
  3. 若い人には「教えてもらう」側に回る

そして、
服も「昔のまま」から「今の空気」へ。

「また話したい」と思われる大人へ。
いっしょに「イケオジ」を目指しましょう♪

※本記事で紹介している会話例は、説明のために作ったものです。
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