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公開日: 2025年10月06日
【Lesson5-10】かっこよく見えるメンズのカーディガンの着こなし方
【Lesson5-10】かっこよく見えるメンズのカーディガンの着こなし方
カーディガンは大人の男性にとって頼れる定番アイテムですが、実際に着てみると「なんとなく野暮ったい」「清潔感が出ない」と感じることはありませんか？
シンプルなアイテムだからこそ、少しの着こなしの違いで印象が大きく変わってしまいます。
一方で、カーディガンは工夫次第で体型をカバーしたり、スタイルを良く見せたりできる優秀なアイテムです。
選び方や着方の基本を押さえれば、清潔感のある大人の着こなしに仕上げることができます。
この記事では、カーディガンをスマートに見せるための基本ルールから、年代ごとの取り入れ方、そして春夏秋冬それぞれの季節に合わせたコーディネート例まで詳しく紹介します。
読み終える頃には、自分に合ったカーディガンの使い方が分かり、日常のコーディネートで自信を持てるようになるはずです。
メンズにおすすめのカーディガンの着こなしコーデセット
30代メンズ3点コーデセット グレー長袖カーディガン×黒長袖Tシャツ×ネイビースリムデニムパンツ
40代メンズ3点コーデセット 黒長袖ニットアウター×白日本製長袖シャツ×ベージュブーツカットチノパンツ
40代メンズ春服全身3点コーデセット 黒カーディガン×白VネックTシャツ×ネイビーデニムパンツ
40代メンズ3点コーデセット オフベージュ長袖カーディガン×黒長袖Tシャツ×インディゴスリムテーパードデニムパンツ
40代・50代の男性におすすめ冬の3点メンズコーデセット ネイビー長袖ニットアウター×白長袖Tシャツ×ベージュスリムチノパンツ
50代メンズ全身3点コーデセット 黒長袖カーディガン×白長袖Tシャツ×グレーストレッチチノパンツ
カジュアルデート服メンズ3点コーデセット グレーカーディガン×ブルーオックスフォード長袖シャツ×黒スリムストレッチパンツ
食事デート服メンズ3点コーデセット 黒ショールカラーカーディガン×ネイビースリム長袖シャツ×ベージュスリムストレッチパンツ
着こなしの幅が広がるおすすめのカーディガン
監修者
株式会社メンズスタイル 社長宇賀神 政人（うがじん まさと）
2006年9月、25歳でメンズファッション通販「MENZ-STYLE（メンズスタイル）」を1人で立ち上げる。「3年後もかっこいい服のみ扱う」というコンセプトを掲げ、流行ファッションよりも3年後にも「その服、かっこいいですね！」とまわりから言われるお客様が多くなることでリピーターが1人、また1人と増えて、法人化。2025年で経営18年目の40代社長。
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■目次
カーディガンがメンズコーデに欠かせない3つの理由とは？
カーディガンは、季節の変わり目や気温差のある日に活躍する便利なアイテムです。
カジュアルな服装に取り入れるだけで、上品さや清潔感が加わるため、大人の男性を中心に人気があります。
一見シンプルで地味に思われがちですが、実はカーディガンには他のアイテムにはない魅力があります。
ここでは、カーディガンを着こなす上で知っておきたい3つのメリットを紹介します。
【カーディガンの3つのメリット】
①大人の清潔感と上品さを演出できる
②体温調節がしやすく実用性が高い
③インナーにもアウターにも使える着回し力
①大人の清潔感と上品さを演出できる
カーディガンは、Tシャツやシャツの上に重ねるだけで、簡単にきれいめな印象を作ることができます。
パーカーのようなカジュアル感は控えめで、ジャケットほど堅苦しくないため、ちょうど良いバランスを取りたいときに便利です。
特に大人の男性にとって、清潔感や落ち着いた雰囲気は好印象につながる大切な要素です。
カーディガンを取り入れるだけで、いつもの服装が整って見えやすくなります。
②体温調節がしやすく実用性が高い
朝晩と日中の気温差がある春や秋などは、服装に悩みやすい季節です。
そんなとき、カーディガンがあればさっと羽織れて、気温に応じて脱ぎ着しやすいため、とても実用的です。
薄手のものならバッグに入れて持ち運ぶこともでき、電車や屋内の冷房対策としても使えます。
見た目だけでなく、日常の快適さもサポートしてくれる点は、カーディガンならではの魅力です。
③インナーにもアウターにも使える着回し力
カーディガンは、季節やシーンによって使い方を変えられるのも大きな魅力です。
肌寒い季節にはコートやジャケットの中に重ね着してインナーとして使えますし、春や初夏にはアウター代わりとして軽く羽織ることもできます。
また、デザインによってはオフィスカジュアルや休日のリラックスコーデなど、幅広い場面で活躍します。
1枚でコーディネートの幅を広げられるため、服装のバリエーションに悩む男性にとっても便利な存在です。
このように、カーディガンには「きれいめな印象」「実用性」「着回しやすさ」といった、コーディネートに役立つ要素が揃っています。
次の章では、そんなカーディガンをきちんと着こなすための基本的なポイントについて紹介します。
カーディガンを失敗せずに着こなすための基本ルールとは？
カーディガンはシンプルな見た目ながら、着方ひとつで印象が大きく変わるアイテムです。
サイズが合っていても、肩や袖がズレたまま着てしまうと、だらしなく見えてしまうことがあります。
特に大人の男性にとっては、清潔感のある印象を保つことが重要です。
この章では、カーディガンをきれいに見せるために押さえておきたい基本の着方を、実際の画像と合わせて解説します。
正しく着られていないとどう見えるのか？
カーディガンを適当に羽織っただけの状態では、肩のラインがズレてしまったり、袖がねじれて見えたりすることがあります。
特に袖のたるみや肩の位置のズレは、見た目の印象に大きく影響します。
このような状態では、どれだけシンプルで清潔感のあるアイテムを使っていても、全体が崩れたように見えてしまいます。
まずは着崩れの原因となる動きに注意を払いましょう。
襟・肩・袖を整えるだけで印象が変わる
カーディガンをきれいに着こなすには、まず袖や肩をしっかり通すことが大切です。
腕を無理に引っ張るのではなく、袖の形を崩さないよう丁寧に通すことで、だぶつきが抑えられます。
次に、肩の位置をしっかり合わせることを意識しましょう。
肩が落ちていると、背中側に引っ張られたようなシルエットになり、だらしなく見える原因になります。
最後に、襟まわりを整えることで全体の印象が引き締まります。
首元のラインを軽く手で整えて、カーディガンの前身頃を左右バランスよく整えれば、見た目にもきれいにまとまります。
このように、袖・肩・襟の3か所を順番に整えるだけで、シンプルなカーディガンでも清潔感のある着こなしに仕上がります。
横から見てみると・・・
正しく着られていないNG例は、横から見るとカーディガンの前身頃が背中側に引っ張られ斜めになってしまっています。
後ろから見てみると・・・
正しく着られていないNG例は、後ろから見るとカーディガンの前身頃が背中側に引っ張られ、崩れてだらしなく見えます。
どれも難しいことではありませんが、カーディガンの着崩れを防ぐために意識しておきたい基本のステップです。
Xラインを意識してカーディガンを着こなせばスタイルが良く見える
カーディガンは羽織るだけでも便利なアイテムですが、体型に合わない着方をすると全体がぼんやりして見えてしまいます。
特にお腹まわりが気になる男性や、肩幅が広めの男性は、ただ着るだけでは体型の欠点が目立ってしまうこともあります。
そこで意識したいのが「Xライン」という着こなしの工夫です。
カーディガンの襟から裾にかけて斜めにラインを作ることで、腰の位置が強調され、シルエットが引き締まって見えます。
この章では、
・カーディガンの前を開けて着る場合
・カーディガンの前を閉じて着る場合
それぞれのコツを解説します。
カーディガンの前を開けて着るときはシルエットを整えて体型をカバーする
カーディガンを前開けで着ると、ラフでこなれた雰囲気になりますが、前身頃がだらりと広がってしまうと清潔感に欠けて見えることがあります。
そこで、襟から裾にかけて「斜めのライン」を整えるように意識すると、腰の位置が強調され、自然にスタイルが良く見えます。
お腹まわりが気になる男性にとっても、この着方は効果的です。
視線が縦に流れるためスリムに見えやすく、ジャストサイズのパンツと合わせると、全体が引き締まった印象に仕上がります。
カーディガンの前を閉じて着るときは裾を少し開けてXラインを作る
ボタンをすべて留めると、カーディガンの裾がまっすぐになり、身体のラインが四角く見えてしまいます。
そこで、下のボタンを1～2個外して裾を少し開けると、襟と裾で自然なXラインが生まれ、腰の位置が高く見える効果があります。
肩幅が広い男性や体格がしっかりした男性でも、この方法を取り入れることで全体のバランスが整い、スマートな印象に仕上がります。
シンプルなシャツやTシャツと合わせても、裾を開けるだけで野暮ったさを避け、清潔感を保ちながら着こなせます。
カーディガンの前を開けるときも閉じるときも「Xライン」を意識することで、体型をカバーしながらスタイル良く見せることができます。
【年代別】カーディガンの取り入れ方で魅力を引き出そう
カーディガンはどの世代の男性にも似合うアイテムですが、年齢によって選び方や着こなしのコツは少しずつ変わります。
30代は清潔感と若々しさの両立、40代以上は落ち着きと大人らしさを意識するなど、それぞれの年代に合わせた工夫が必要です。
ここでは、
・30代
・40代
・50代
それぞれにおすすめのカーディガンの取り入れ方を紹介します。
30代男性はベーシックカラーで清潔感を意識する
30代は仕事やプライベートの場で清潔感が求められる年代です。
カーディガンを取り入れるときは、ブラック・グレー・ネイビーといったベーシックな色を選ぶと落ち着きがあり、どんなコーディネートにも合わせやすくなります。
また、Tシャツやシャツの上に羽織るだけでも大人っぽさを加えられるため、休日のカジュアルスタイルにも使いやすいのが魅力です。
シンプルな色合いときれいなサイズ感を意識することで、若々しさを残しつつも大人の雰囲気を演出できます。
40代以上の男性は落ち着いた色合いとジャストサイズで大人の余裕を出す
40代以上の男性は、カーディガンで落ち着きや余裕を見せることが大切です。
派手な色やルーズなサイズ感を選んでしまうと、若作りに見えたり、逆に老けた印象になったりすることがあります。
サイズが大きすぎるとお腹まわりが強調されて老け見えしてしまうため、すっきりとしたラインを出せるものを選びましょう。
こうすることで、大人の落ち着きを保ちながら、スマートな着こなしが実現できます。
50代男性はロング丈や上質な素材で品格をプラスする
50代になると、カーディガンに「品格」や「大人のゆとり」を取り入れることがポイントです。
ショート丈のカーディガンよりも、やや長めの丈を選ぶことで縦のラインが強調され、自然とスタイルが良く見えます。
さらに、ウールやコットンなど上質な素材のカーディガンを選ぶと、シンプルな服装でも落ち着いた雰囲気が加わります。
ベーシックな白シャツやスラックスと合わせるだけでも品のある大人のコーディネートが完成します。
無理に若々しさを狙うよりも、自然体の魅力を引き出すことが50代にふさわしいカーディガンの着こなしです。
このように、年代ごとに意識するポイントを変えるだけで、カーディガンはより魅力的に見せることができます。
次の章では、春夏秋冬それぞれの季節に合ったカーディガンコーディネートを紹介していきます。
春のカーディガンコーデは軽やかさと清潔感を意識しよう
春は日中と朝晩で気温差があり、何を着ればいいか迷う季節です。
そんなときに便利なのがカーディガンです。
軽く羽織るだけで体温調節がしやすく、見た目にも爽やかな印象を与えてくれます。
また、春は出会いや外出の機会が増える季節でもあります。
清潔感を意識して取り入れれば、シンプルな服装でも大人らしくきちんとした雰囲気を演出できます。
季節感と快適さを両立できる点が、春にカーディガンを取り入れる大きな魅力です。
春らしい軽やかさを引き立てる七分袖カーディガンのスマートコーデ
七分袖のカーディガンを取り入れることで、春らしい軽やかさと清潔感を両立させたコーディネートです。袖をすっきり見せることで、腕まわりのもたつきを防ぎ、全体のシルエットをスマートに整えています。シンプルなインナーと細身のパンツを合わせることで、Xラインを意識したスタイルが完成。体型の悩みをカバーしつつ、大人の男性らしいきちんと感を演出できる春のカーディガン着こなしです。
主な着用アイテム
ロングカーディガンで縦のラインを強調した大人の春スタイル
ロング丈のカーディガンを取り入れることで、縦のラインが強調され、自然とスタイルアップが叶う春コーデです。腰やお腹まわりが気になる男性でも、裾の長さが体型をうまくカバーしてくれるため、清潔感のある印象に仕上がります。明るめのパンツと合わせることで季節感を取り入れつつ、全体を引き締めて大人の男性らしい落ち着いた着こなしを演出できるのがポイントです。
主な着用アイテム
清潔感と爽やかさを引き立てるシンプルカーディガンの春コーデ
シンプルなカーディガンをシャツに合わせた、春にぴったりの爽やかなコーディネートです。無駄のないデザインがインナーの清潔感を引き立て、全体をきちんとした印象にまとめています。明るめのパンツと組み合わせることで軽やかさが生まれ、季節感を自然に演出。余計な装飾を加えず、ジャストサイズを意識することで、大人の男性にふさわしい落ち着いた着こなしに仕上がります。
主な着用アイテム
夏のカーディガンコーデは快適さと涼しげな印象を意識しよう
夏は冷房の効いた室内や日差しの強い屋外など、環境によって体感温度が大きく変わります。
薄手のカーディガンを取り入れれば、体温調節がしやすくなるだけでなく、見た目に軽やかさをプラスできます。
爽やかな雰囲気を演出することで、涼しげで清潔感のあるスタイルに仕上がります。
五分袖カーディガンで涼しさと大人の清潔感を両立する夏スタイル
夏でもカーディガンを取り入れることで、冷房対策や日差し避けができるだけでなく、見た目に清涼感をプラスできます。このコーデでは五分袖のカーディガンを選び、腕まわりを軽く見せることで涼しげな印象を演出。シンプルなインナーとデニムを合わせることでラフになりすぎず、清潔感を保ちながら大人らしい雰囲気を作り出しています。快適さとスマートさを両立できる、夏ならではのカーディガンの着こなしです。
主な着用アイテム
五分袖カーディガンと軽やかな配色で爽快な夏の着こなし
五分袖カーディガンを取り入れた、夏に最適な爽快感のあるコーディネートです。腕まわりがすっきり見えるため、暑い季節でも軽やかな印象に仕上がります。インナーに明るい色を合わせることで清潔感を演出し、パンツは落ち着いたトーンにすることで全体のバランスを整えています。ラフになりやすい夏のスタイルでも、カーディガンを加えるだけで大人の男性らしいきちんと感を出せる着こなしです。
主な着用アイテム
秋のカーディガンコーデは季節感と落ち着きを意識しよう
秋は気温が安定せず、服装選びに迷いやすい季節です。
カーディガンを取り入れることで、軽い羽織りとしても、ジャケットの下に重ねるインナーとしても活用できます。
全体を落ち着いた雰囲気に整えることで、季節感を表現しながら大人らしい印象を与えることができます。
落ち着いたカーディガンでシンプルにまとめた大人の秋コーデ
秋は落ち着いた雰囲気を意識することで、大人の男性らしいコーディネートが完成します。このスタイルは、無駄のないシンプルなカーディガンを羽織り、インナーにシャツを合わせることで清潔感を強調。ダークトーンのパンツと組み合わせることで、季節感と大人らしさが際立ちます。シルエットもすっきりとしているため、体型を自然にカバーしながら全体の印象をスマートに見せる秋の着こなしです。
主な着用アイテム
重ね着で奥行きを出すカーディガンの秋レイヤードスタイル
カーディガンを重ね着に取り入れることで、秋らしい奥行きのあるスタイルに仕上げたコーディネートです。シャツの上にカーディガンを合わせ、その上からジャケットを羽織ることで、シンプルながらも立体感のある着こなしになります。落ち着いた色使いと自然なシルエットが大人の男性にふさわしい雰囲気を演出。体型カバーにも効果的で、スマートに見えるバランスが秋の季節感とマッチした着こなしです。
主な着用アイテム
編み柄カーディガンで季節感を演出する大人の秋コーデ
編み柄の入ったカーディガンは、秋らしさを引き立てるのにぴったりのアイテムです。このコーデでは、シンプルなインナーに重ねることで編み模様の存在感を際立たせ、落ち着いた雰囲気を演出しています。デニムと合わせてもカジュアルになりすぎず、大人の男性らしい余裕を感じさせる仕上がりに。秋特有の季節感を表現しながら、清潔感と温かみを両立させた着こなしです。
主な着用アイテム
冬のカーディガンコーデは重ね着で防寒と上品さを両立しよう
冬は防寒を意識するあまり重たい印象になりがちですが、カーディガンをインナーとして取り入れることで、暖かさとスマートさを両立できます。
ジャケットやコートの下に重ねても着ぶくれしにくく、上品で落ち着いた雰囲気を演出できます。
大人の男性にとって、冬の着こなしを格上げするアイテムのひとつです。
ダウンジャケット×カーディガンで防寒とスマートさを両立する冬コーデ
冬の防寒に欠かせないダウンジャケットにカーディガンを重ねることで、暖かさとスマートさを両立した着こなしです。ボリュームのあるアウターの中にカーディガンを挟むことで、全体のシルエットが引き締まり、野暮ったさを防げます。落ち着いた色のカーディガンを選べば、大人の男性らしい清潔感を保ちながら季節感のあるスタイルが完成。寒い冬でもきちんと感を失わない、大人にふさわしい冬コーデです。
主な着用アイテム
チェック柄コート×カーディガンで上品に仕上げる冬の大人スタイル
冬の着こなしを上品に見せたいときに活躍するのが、カーディガンとロングコートの組み合わせです。このコーデではチェック柄のコートを羽織り、インナーにカーディガンを重ねることで立体感と落ち着きを演出。暗くなりがちな冬の装いも、グレーやライトトーンを取り入れることで重たくならず、洗練された印象に仕上がります。大人の男性にふさわしい、きちんと感と防寒性を両立した冬の着こなしです。
主な着用アイテム
チェックジャケットとカーディガンで品よくまとめた冬の大人コーデ
冬のコーディネートに大人らしさを加えたいときにおすすめなのが、ジャケットとカーディガンの組み合わせです。ジャケットのインナーにカーディガンを挟むことで奥行きが生まれ、シンプルながらも品格のある印象に仕上がります。シャツとデニムを合わせることでカジュアルさも程よく残り、堅すぎないバランスが魅力です。清潔感と落ち着きを両立した、大人の男性にぴったりの冬の着こなしです。
主な着用アイテム
カーディガンの正しい選び方で着こなしをもっとスマートに
どんなに着こなしの工夫をしても、そもそものカーディガン選びを間違えてしまうと、全体の印象が崩れてしまいます。
大人の男性にとっては、清潔感やサイズ感がとても大切です。
ここでは、カーディガンの購入時に意識しておきたい、
・肩幅と袖丈を合わせて清潔感を保つ
・裾丈の長さは腰まわりを基準に考える
・素材や色はシーンに合わせて選ぶ
この3つのチェックポイントを紹介します。
肩幅と袖丈を合わせて清潔感を保つ
まず確認したいのは肩幅と袖丈です。
肩のラインが自分の肩より落ちてしまうと、全体がだらしなく見えます。
逆に小さすぎると、カーディガンのきれいなシルエットが出ません。
袖丈も同じで、手首がすべて隠れてしまうほど長いと、子どもっぽく見えたり清潔感に欠けてしまいます。
目安としては、腕を下ろしたときに手首が軽く見える程度がちょうど良い長さです。
裾丈の長さは腰まわりを基準に考える
裾丈が長すぎると全体が重たく見え、短すぎるとバランスが悪くなります。
腰からヒップにかかる丈を選ぶとバランスが取りやすく、短め丈を選べば脚長に見える効果も期待できます。
自分の体型や着こなしの目的に合わせて丈を選ぶことが大切です。
特にロング丈のカーディガンを選ぶ場合は、パンツとのバランスが重要です。
細身のパンツを合わせると縦のラインが強調され、スタイルを良く見せる効果があります。
素材や色はシーンに合わせて選ぶ
最後に確認したいのが素材と色です。
春夏にはコットンやリネンの軽やかな素材、秋冬にはウールや厚手のニット素材が適しています。
季節に合った素材を選ぶことで、快適に過ごせるだけでなく、見た目の清潔感も引き立ちます。
色はブラック・ネイビー・グレーといったベーシックカラーを持っておくと、どんなインナーやパンツにも合わせやすく便利です。
落ち着いた色を中心に選びつつ、差し色としてワインレッドやカーキを取り入れるのもおすすめです。
【まとめ】カーディガンを正しく着こなして大人の魅力を引き出そう
カーディガンは大人の男性にとって欠かせないアイテムですが、着方や選び方を間違えると野暮ったく見えてしまうことがあります。
今回紹介したように、肩や袖を整える基本ルールや、Xラインを意識したスタイルアップ術を取り入れるだけで、印象は大きく変わります。
さらに、年代ごとの取り入れ方を意識することで、無理のない大人らしさを演出できます。
また、春夏秋冬それぞれの季節に合わせたコーディネートを押さえれば、年間を通して清潔感のある着こなしが完成します。
カーディガンはシンプルだからこそ、ちょっとした工夫で差が出るアイテムです。
ぜひこの記事で紹介したポイントを実践して、自分に合った着こなしを楽しんでみてください。
