1分間メンズスタイル読み物
「シンプルなのにカッコいい」を作るために必要な
【サイズ】の最終日です。
1つ目が「パンツのサイズ」
2つ目が「着丈の長さ」
そして
3つ目が「上半身のシルエット」になります。
「3つのサイズのコツ」
今日は
③上半身のシルエット
について。
ジャケット好きな人は必見の内容になっていますよ!
同じように見えるジャケットだけど、こんなに違いがでる・・・
ジャケット単体で見ると、違いはほとんどないですよね。

でも、着てみると全然違う。

同じ「黒ジャケット」
でも、右のほうがカッコよく見えますよね。
これが「シルエットの差」になります。
何がこんなに違う「差」を作るのか?
シルエットに大きな差がでるのは「ジャケット」と「シャツ」になります。
Tシャツやパーカーはそこまでシルエットに差がでません。
なので、ジャケット選び、シャツ選びをするときには、
ここでの説明をよく見ておいてくださいね。
分かりやすいので、ジャケットで紹介します。
さきほどのように「同じように見えるジャケット」だけど、
着てみると全然違うのは、
●型紙

●縫い方(特にダーツ)

この2つが大きな要因になっています。
ジャケットの作り方で「差」がうまれる
ジャケットの作り方はざっくり以下の工程になります。
ジャケットを「デザイン」する
↓
デザインのイメージ通りになるように
「型紙」をつくる
↓
工場で「縫製」をする
「デザイン」して、
「型紙」作って、
「縫製」をする
この3つの工程なんですね。
ジャケットの形もなんとなく「デザイン」だと思いますよね。
「デザイン」はパッとした【見た目】の仕事で、
実は形を決めるのは「型紙」~「縫製」になるんです。
「デザインの仕事」
こういう見た目をつくる

「型紙の仕事」「縫製の仕事」
この差をつくる

キレイなシルエットのジャケットを見つけるときには、「ここ」を見よう!!
上の写真のように、脇に「絞り」があるとジャケットコーデはキレイに見えます。


試着できるときには試着すれば分かりやすいですが、
試着できなかったり、ネット通販である場合、
この絞りがあるかどうか?を見るには、この2点を見ましょう。
「脇のカーブ」のライン
「ダーツ」の絞り方
「脇のカーブ」をつくるのはすごく繊細な仕事

このように脇をキレイにカーブさせるためには、
さきほど紹介させていただいた「型紙」が必要になってきます。
ジャケットがキレイに見えるためのカーブを1mm単位で描き、
キレイなラインになるようにするのが「型紙」の仕事になります。
脇だけの型紙でなく、肩、背中、前身など、
いろんなパーツから成り立っているので、

かなり繊細な仕事になるのです。
「このジャケット、着やすいな!」


「なんかこないだと着心地が違うなぁ~」

こう感じるのが、この型紙の仕事になります。
大変な仕事だけど、すごーく大事な仕事。
これでジャケットのシルエットが決まってしまいますから。
だからメンズスタイルでは型紙は日本のベテランがつくり、
工場のある海外に送って縫製をすることもよくあります。
でも、このような写真がないことが多い。
その場合はもう1つの差をつくりだす「ダーツ」を見ましょう
パッと見で分かりやすい前身「ダーツ」
ダーツとは前身に入っている線のことを指します。
背中に入っていることもあります。


写真のように、柄が「ねじれている」のが分かるかと思います。
これが「ダーツ」です。
腰に向かってジャケットが絞れるようにしています。
「ダーツなし」
「ダーツあり」

このダーツの「縫製(縫い方)」によって、脇のカーブが変わってきます。
ここが絞れているかどうかも、1つのヒントとして見るといいでしょう。
「ジャケット」「シャツ」を選ぶときには【シルエット】をすごく大事にすること
ジャケット、シャツは「シルエット」
という概念を大事にすると、
「シンプルなのにカッコいい」
を作り出せますよ♪


そのためにチェックするのは2点
脇のラインはカーブしているか?
ダーツは絞れて縫製されているか?
これで「3つのサイズのコツ」が完了!!
「3つのサイズのコツ」
この3つのことに注意して服を選ぶと
「シンプルなのにカッコいい」
を作ることができるようになります♪
次は「コーディネート」と聞くとまず思い浮かべる「色」について紹介させていただきます!
色が合っていても、
サイズを間違えるとカッコよく見えないので、
この3つのサイズのコツはしっかりとマスターしちゃってくださいね!
送信完了しました。
ご協力ありがとうございました。
送信に失敗しました。
ページを更新して再度送信してください。